悠久フィロソフィー

今ここから 改めますか

【改式エリアブリンガー】(リアルプール)

よろずやオフ様に持ってったもの紹介シリーズ。
といっても以前ブログにレシピを載せてからほとんどいじっていないものがかなり多かった上に今週末にもさらにオフがあるのであんまり情報ばらしたくないなーとかなんとかそういう懸念が(黙れ
 
 
 

【改式エリアブリンガー】

 
 
上級 2枚
瀑征竜―タイダル×2
 
下級 18枚
水霊使いエリア×3
憑依装着―エリア×3
逆巻くエリア
ブリキンギョ
スノーマンイーター×2
デブリ・ドラゴン×2
水の精霊 アクエリア
ジェネクス・コントローラー×2
 
魔法 7枚
死者蘇生
サイクロン
月の書
忘却の都 レミューリア×2
強欲で謙虚な壺×2
 
罠 13枚
水霊術―「葵」
激流葬×2
神の宣告
デモンズ・チェーン
竜神の加護
もの忘れ
転生の予言
バブル・ブリンガー×3
 
計40枚
 
エクストラ
神樹の守護獣 牙王
氷結界の龍 グングニール
ブラック・ローズ・ドラゴン
妖精竜 エンシェント
氷結界の虎王 ドゥローレン
獣神ヴァルカン
No.30 破滅のアシッド・ゴーレム
ゴーストリック・アルカード
No.47 ナイトメア・シャーク
No.101 S・H・Ark・Knight
バハムート・シャーク
No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ
FA-クリスタル・ゼロ・ランサー
水精鱗―ガイオアビス
 
 
 

概要

 
前回は → こちら
 
 
概ねやっていることは以前と変わりません。ただ、「そもそもなんでレプティレス入れたんだっけ?」と自問して答えがイマイチ不明瞭だったので全抜き。代わりにデッキを回すパーツを多く取り入れました。
小回りが利くような印象があるのは、ギミックをはっきりさせたことによって妨害札を有効に使うことのできる場面が増えたためかもしれません。なんだ結局罠頼りか
 
 
新規カード・以前からのカードをあれこれ取り入れられたのでとりあえずは納得。
ただし今現在はまたあれこれ方向性を変えたい欲求もあります。それはまた後ほど。
 
 
 

解説

 
主に「初動の安定性」、特に「墓地肥やし」を中心に考えました。
以前までは《スクリーチ》によるエリア2枚墓地送りを利用しておりそのスクリーチも《キングレムリン》でサーチ利くから良いよねーという話だったのですが、どうもそれではイマイチだなと。というのも、スクリーチが戦闘破壊されている時点で相手の場にそこそこの打点持ちがピンピンしていることになります。こののちブリンガーからエリア2体を蘇生してもうまいこと返しきれない!という事態にもなりかねない。そもそも相手に打点持ちを動かすことを許している時点で《アイスバーン》等による貫通ダメージ狙いが既に失敗しているわけです。《強制転移》でも握っているならまだしもそうそう都合よくはいくまい。
なるべく自分のターンに、自分のコントロール下で墓地を制御できるように、という考え方をとりました。
 
 
折良くゴルシリで《瀑征竜―タイダル》がばらまかれたので有難く利用させていただきました。
手札のエリアを切りつつタイダル効果発動、デッキからエリアを墓地へ、これだけで《バブル・ブリンガー》の条件を満たします。
一時期は《嵐征竜―テンペスト》も入れることでより《デブリ・ドラゴン》を活かすタイプの構築を考えたこともありましたが、あまりにもパワカに振り回されているだけだったので却下。デブリも2枚しかありませんでしたし。
 
 
また、《ジェネクスウンディーネ》《ジェネクス・コントローラー》も利用しています。このあたりは【水精鱗】でおなじみですね。あちらではウンディーネの墓地送りがコストであることを利用して「海皇」カードを利用する動きですが、今回はシンプルに墓地肥やしの意味合いが強いです。
《ジェネクス・コントローラー》を採用することでシンクロに幅が出せるようになりました。特に《バブル・ブリンガー》からエリア等を2体蘇生することで《氷結界の龍 トリシューラ》にアクセスできるのが強力です。また、《氷結界の虎王 ドゥローレン》ならば《アイスバーン》《デモンズ・チェーン》《バブル・ブリンガー》をセルフバウンスしながら戦うことができます。
タイダル+ジェネコンで出てくる牙王も強烈。ただし気分によって入ったり入らなかったりなのが怪しいところ。
 
 
《ジェネクスウンディーネ》自身も《バブル・ブリンガー》での蘇生に対応しており無駄になりません。
もっとも、タイダルのコストとして除外されていくことのほうが多かったようですが……
 
 
先ほど少し触れましたが3枚積めるようになった《デブリ・ドラゴン》も強烈です。2枚しか入ってませんけど。
《妖精竜 エンシェント》ならばレミューリアで効果を起動できますし、タイダルが入ったことにより《氷結界の龍 グングニール》は除去・攻撃ののちメイン2で《水精鱗―ガイオアビス》へと進化することが可能となりました。
《月華竜 ブラック・ローズ》はいたりいなかったりです。牙王と差し替えくらいでしょうか。
以前のように《レプティレス・ガードナー》を釣り上げてランク4、という動きはできなくなりましたが、代わりに《スノーマンイーター》という優秀なカードを投入しており、除去ののちに返しのシンクロへとつなげやすくなっています。
そして地味にスノーマンイーターもブリンガー対応なのですよね。まあこれもタイダルの(略
 
 
ちなみにこのスノーマンイーターですが《海皇の狙撃兵》と悩んだ時期がありました。
あちらを採用するとどうしても【海皇水精鱗】の劣化になってしまいそうであり、また《憑依装着―エリア》の特殊召喚に用いた場合「効果の発動」のために墓地に送られたわけではないため効果を発動しないという事実も判明したので諦めました。
《逆巻くエリア》なら使えるのですけどね。
 
 
魔法罠に関してはあまり変わるところがありません。強いてピックアップするならば《強欲で謙虚な壺》の採用に踏み切った点でしょうか。《バブル・ブリンガー》《アイスバーン》など大事な罠を引き込むために使います。タイダルやウンディーネで墓地肥やしを行ったターンはどのみち特殊召喚しませんし。
これも「初動の安定性」の一環といえるでしょうか。
 
 
《もの忘れ》と《デモンズ・チェーン》、《アイスバーン》あたりの採用枚数には悩みました。憑依装着エリアの貫通効果、相手効果モンスター封殺、ドゥローレンによるセルフバウンス。主にこの3つのファクターがぐるぐる回ります。
結果あまり考えずにフィーリングで今の枚数にしました。感触はそんなに悪くない感じです。
 
 
個人的に気に入った罠として《海竜神の加護》が挙げられます。
「水属性・☆3」とはバブルブリンガーの条件とも一致しているため対象は豊富。フリーチェーンでターン中効果が持続するとはいえどのみち裏のまま破壊されてしまうと守れないのでやってることはほぼ《和睦の使者》なのですけどね。
イラストがけっこう好み。
今のところ使った相手全員に「何それ……?」という感じのリアクションをいただいております。うへへ
 
 
エクストラについては実はそんなに定まっていなかったり。サックやビッグアイが入ったりアシゴがリバイスになったりブラックレイランサーやトライエッジリヴァイアが入ったりします。
ブリンガー→エリア×2蘇生→レミューリア発動によってクリゼロ→ゼロランサーに進化できます。ただしこれに関しては若干疑問視しつつもありますが。
また、相変わらず《アイスバーン》の都合上水が多めです。このあたり、耐性持ちであるアークナイトの登場は実にありがたいものでした。
 
 
というあたりでしょうか。
基本的にはエリアを愛でていくことが中心となります(重要)
 
 
 

調整

 
メインデッキを良く見ると《逆巻くエリア》《ブリキンギョ》《水の精霊 アクエリア》あたりから妙な違和感を察知できます。このあたり本当に微妙なのですよね……憑依装着を素引きした場合にはそれなりに有用だったりもするのですが。
先の通りアークナイトが強力なほかバハムートシャークも強いのでランク4を積極的に狙う意義が無いわけではない。ただし裏を返せばこの2体以外にランク4はいません。メロウガイストやラグナゼロも強いのですけどね。
憑依装着側の枚数も含めて考慮したいメンツではあるかなと思っています。
 
 
また、《忘却の都 レミューリア》の採用について。
打点強化、ブリンガーから高ランクが狙える、妖精竜が活かせる、という理由で入っていますがぶっちゃけ事故要因になることも多いです。そもそも2枚積みな時点でデッキの核には程遠い。
「ガエル」的要素のお世話になるのならば強いのでしょうが、という気はしていますが、自在にレベルを操って戦うというデッキでもなし。
 
 
そもそも撃てて3発の《バブル・ブリンガー》です。そのためにクリゼロ・ゼロランサーという2枠とメインデッキの圧迫を是とするのは果たしていかがなものか。
ゼロランサーが本当に強いので一見適っているようにも見えますが、なかなか不自由をもたらしている場所のような気がします。
 
 
最近では初手のウンディーネ棒立ちもあんまり良いことではないよなーという気がしてきています。先攻でアイスバーンを握っているときくらいしかうまみが無く、あとは次の相手ターンに素直に破壊されてしまうことのほうが多いでしょう。
この「ウンディーネ棒立ち弱すぎ問題」に対してどう回答を与えたものかなと思っています。先日のオフでは《トランスターン》を用いてこれの解決とした方がいらっしゃり、なるほどなあと感心しました。
いっそ【ジェネクス】寄りにしてもいいのかなと思ったりもしていますが、漠然としてまとまりません。
 
 
あと、タイダルが制限に
 
 
 

その他

 
現状最も素直なデッキかなと思います。普通のデッキといいますか。わかりやすい。
一見すると打点も低ければ除去も薄くパワー不足に感じられそうな内容ですが、戦ってみると存外手になじむ感があります。
愛が強すぎて初手エリア5枚なんてこともしばしばありますけれどね。そういう時は笑顔でエリアを眺めながらエリアの魅力を称えつつエリアを抱いておとなしく死にます(ぇ
 
 
どうでもいいのですが《忘却の都 レミューリア》と《もの忘れ》を各ガン積みして【めっちゃ忘れるエリア】として組もうとしたこともありました。
本当にどうでもいい。
 
 
前回エリアデッキの記事を書いたのが2013年4月。1年弱が経過しています。
ただの妄想にすぎなかったあの時点と比べてみれば、だいぶ戦えるデッキになったような気がしています。
ただし前回のオフではアークナイトと蘇生と激流とトリシュが強かっただけのようにも見えましたが
 
 
レプティレス要素は完全撤廃してしまいましたが、爬虫類を混ぜ込むなら《ガガギゴ》も入ってこれるなあとか考えていたりします。
とはいえ共通のサポートは《キングレムリン》《毒蛇の供物》くらいな気もしますけどね……ガガギゴは犠牲になったのだ
ブリキやデブリをちゃんと枚数積んで回してみるということもやってみたい心地。
 
 
そんな感じでした。
ファンデッキらしいファンデッキという感じで今も好きなデッキですが、今後はもう少し捻りというか動きのあるデッキにしてみたいですね。