悠久フィロソフィー

今ここから 改めますか

VB16買いました。

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ほとんど衝動買いでした。
昨日の今日な感じは否めません。せっかくなのでカード考察します。
 
 
天穹覇龍ドラゴアセンション
シンクロ・効果モンスター
星10/光属性/ドラゴン族/攻 ?/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は自分の手札の数×800ポイントアップする。
フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、このカードのシンクロ召喚に使用したシンクロ素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、その一組を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「天穹覇龍ドラゴアセンション」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
 
昨日のエクゾ云々は多少冗談めいているとして、真面目に運用を考えるとやはり【おジャマ】あたりが候補筆頭になりそうではあります。
攻撃力上昇を有効利用するのであれば【ハーピィ】あたりも《ヒステリック・サイン》によるアドを活かせるのかなーなどと思ったりしますが、出せるかどうかがまず怪しい感じでしょうか。
《ハーピィ・チャネラー》や《ハーピィズペット竜》と《A・ジェネクス・バードマン》で出せたりするんですかね……それなら素直に【神風】組めばいいような気も……
 
 
後半の効果を活かしたいのであれば高レベルモンスターを使うことかなと思いました。
【金華パイパーエクゾ】の派生形として【ラヴァル】要素を突っ込んだ形を少しだけソリティアで回してみたことがありますが、《閃光竜 スターダスト》などのレベル8モンスター+《フォーミュラ・シンクロン》でドラゴアセンションを出すことができ、それなりに決着力がありました。
《TG ハイパー・ライブラリアン》が立っている横にシンクロできれば両者の強制効果でチェーンを組んで攻撃力を上げられるのもポイントかと思われます。相当有利な状況を前提してはいますが、まあ《真炎の爆発》をぶっぱなすくらいならそのくらいのリターンは欲しいものです(贅沢)
 
 
もう1枚のほうもついでに見ておきます。
 
 
No.48 シャドー・リッチ
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/闇属性/アンデット族/攻1800/守 0
レベル3モンスター×2
相手のターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールド上に「幻影トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守500)1体を特殊召喚する。
また、自分フィールド上に「幻影トークン」が存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
このカードの攻撃力は、自分フィールド上の「幻影トークン」の数×500ポイントアップする。
 
《No.64 古狸三太夫》を思い起こさせる書き方ですが、よく読むとだいぶ違っています。
 
 
No.64 古狸三太夫
エクシーズ・効果モンスター
ランク2/地属性/獣族/攻1000/守1000
獣族レベル2モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールド上に「影武者狸トークン」(獣族・地・星1・攻?/守0)1体を特殊召喚する。
このトークンの攻撃力は、このトークンの特殊召喚時にフィールド上に存在する
攻撃力が一番高いモンスターと同じ攻撃力になる。
自分フィールド上にこのカード以外の獣族モンスターが存在する限り、このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
 
というか「素材外してトークン生成」「生成したトークンがいれば少なくとも戦闘破壊されない」というくらいしか被ってませんね。ううむ
 
 
三太夫トークンのほうが攻撃力が上昇しますが、シャドーリッチは自身の攻撃力が上昇。ただしトークンに依存となんとも不安定です。
また、三太夫が自分ターンに発動できるのに対しシャドーリッチは相手ターンでしか使えません。これがなかなか難点です。1ターンに1度なので《神聖なる球体》ばりの展開もできず、シャドーリッチ本体が攻撃されないだけなのでトークンのほうは無防備極まりなし。
 
 
いちおう《ダークネス・ネオスフィア》や《ヘイト・バスター》の補助はできるのかなというところです。
「攻撃宣言」と「攻撃対象選択」のあたりは順番やルールがごちゃごちゃしているので迂闊なことがいえないもどかしさですが。
その一方でリッチ本体はアンデットなので墓地に落ちても《暗黒界の門》的な意味でのうまみが無いのがまたつらいところ。
 
 
【幻獣機】でなんとか使えないかなーと思いましたが、「トークンならなんでも構わない」という懐の広い幻獣機の面々と違いシャドーリッチは幻影トークンが相方でなければ攻撃回避ができません。
《幻獣機コンコルーダ》がいればそれなりに輝きそうではありますがまず並べることが難しい。
いちおう《幻獣機ハムストラット》《幻獣機レイステイルス》などレベル3の幻獣機はちらほら見かけられるのが救いでしょうかね。
ただもうここまで来ると《暴走闘君》でええやんというような気も……
 
 
現状唯一のアンデット族エクシーズですがレベルを持たないため《ゾンビ・マスター》での蘇生もできません。
なんといいますかもうだいぶいろいろとアレです。
闇属性守備0なので《悪夢再び》の条件を満たしやすくはしてくれそうです。
 
 
ちなみにこの記事を書くために古狸三太夫のページをWikiで見てみたところ、【おジャマ】での活用が推奨されていておや?と思ってしまいました。
ドラゴアセンション三太夫が仲睦まじいなか、シャドーリッチよどこへ行く?
 
 
 
 
○余談
 
VB16本体を読んでみていちばん苦笑いしたのは、紹介されている《魔導書の神判》や子征竜たちが、そのまさしく同じ本に載っている制限リストですでに禁止指定されていた点でした。
ヴァリアブルブックの管轄が集英社でカードのレギュレーション発行がコナミである以上仕方ないのかもしれませんけれど、なんといいますか、恥ずかしくないんですかねえ。