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「遊戯王ADS 新たなる小ネタ集 その13-EX」解説

ADS動画、第13回おまけの解説&補足&裏話です。






↑解説はリンクからどうぞ(要ニコ動アカウント)




○動画概要:制作背景について




テーマは「コントロール」でした。
主に《強制転移》《ギブ&テイク》を用いたコンボを取り扱っています。
動画制作以前からあれこれと考えていたネタも割と多かったり。


コントロール、とはいえ、相手モンスターを奪う戦略は中心ではなく、基本的に「相手場の自分モンスターを利用するコンボ」が多いので、「コントロール転移」というよりは「送り付け」と表現したほうが適切かもしれません。
もちろん例えば《強制転移》のコンボならば「相手のモンスターを奪う」という側面も無視はできなかったりするわけですが、ネタの本質ではありません。
また、相手の行動を制限してゲーム進行を有利なものにしていく、戦略としての「コントロール」戦術とも別物です。


この「13回」が思ったよりこいし推し全開な動画になってきていたので、後半部分もそれに乗るところが多いです。
また、前半部分との関連性もところどころにあったりします。





○動画概要:内容のポイントについて



《強制転移》《ギブ&テイク》が中心の構成ではありますが、周辺のカードはなるべく分散させるよう気を遣っていた覚えがあります。
普段通りの雑多な多様性を見ていただけると幸いです。


送り付けに関しては「何のために送りつけているのか」ということを意識するとネタの意図がわかりやすく、また応用もしやすいのではないかなと思っています。
コントロール送り付けの狙いとしては、例えば、デメリットを押し付ける/相手に効果を使わせる(「相手の効果を受けた」判定を能動的に発生させる)/「相手に恩恵を与える効果」を自分に使う/参照する数字を用意する/攻撃対象を用意する、などといったことが挙げられます。
もちろんこの「コンボの狙い」というのは送り付けに限らず明確にしておくに越したことはありませんが、特に「自分」「相手」という、プレイヤー指定のテキストに関連する内容が多くなるため、混乱を避けるためにも念頭に置いておくと便利かなと。




○解説&裏話



前半パートの解説はこちら → http://blogs.yahoo.co.jp/sabaki1991/39838023.html




1:【ハネクリラグナ】



【解説】
自分の墓地に魔法カードが16枚以上ある時に《ハネクリボー Lv9》を送り付け、その攻撃力を8000以上に増加。
これを《CNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》効果の対象にし、8000ダメージによるワンショットを狙います。

【補足】
動画では墓地に魔法カードを溜めるために《名推理》を使い、またこれによって同時にハネクリLv9を呼び出しています。
さらに《ライトロード・ビースト ウォルフ》がラグナゼロの素材になるという意味も持たせています。
もちろん、「自分墓地に魔法カードを溜めた状態で相手場にハネクリLv9を送り付ける」ことがしたいだけなので、手段に関して推理ゲート系を使わなければならないということは全くありません。

【補足2】
類似効果を持つ《No.33 先史遺産―超兵器マシュ=マック》でも同様のことが可能です。
また、ラグナインフィニティも高打点モンスターであることから、必ずしもバーンのみで決着を付けようとする必要はなく、単に「ラグナの的として便利なモンスターを送り付ける手段」程度に思ったほうがよいのかもしれません。

【補足3】
コンボパーツの性質から、理論上は先攻1ターン目でも決まり得るということを強調しています。
動画内で《強制転移》ではなく《シエンの間者》を使用しているのはそのためです。

【補足4】
コンボの達成を誤ると相手場に高攻撃力に成長したハネクリボーが残る場合もあるので注意が必要です。
ラグナインフィニティならば相手ターンでも効果を使えるので、《エフェクト・ヴェーラー》一発くらいなら回避できそうではあります。

【裏話】
最初は推理ゲートで魔法を溜めるという手段を用いる気は無く、普通に墓地が肥えた状態でハネクリを押し付けようと思っていたのですが、やはり「墓地に魔法カードが大量に溜まっている」ことがわかりにくいと判断し、魔法カードが落ちていく様子まで含めて動画に入れることにしました。
結果、割と良い具合にイントロを埋めてくれたりしたので助かったり。

【裏話2】
推理ゲートを用いるにしても最初はマシュマックを使う予定でした。
が、推理で落とした《バックアップ・ウォリアー》が《蛮族の狂宴Lv5》で蘇生できなかった(蘇生制限を満たさない)ため、断念しています。
ウォルフ×2で作るラグナというのも少し怪しいものなのですが。

【裏話3】
《名推理》で《ハネクリボー Lv9》を出す際、ハネクリボーの永続効果により《名推理》本体は除外されているのに、《名推理》でめくった魔法カードはきちんと墓地に送られている……というのはなんとなく奇妙なような気もしていました。





2:【イドの刻印】



【解説】
《超魔神イド》を《ギブ&テイク》で送り付け、相手の召喚行為をロックしています。
ここに《薔薇の刻印》を合わせることで、相手ターンには相手の、自分ターンには自分の場にイドが出現することとなり、相手ターン中に壁を追加されることなくイドで攻撃を続けることができます。

【補足】
もちろん自分の召喚行為もロックされてしまうのであらかじめ壁を置いておく必要があります。
イドの攻撃を止めつつ自爆もさせないために、「守備力2200以上」のモンスターか、戦闘耐性を持ったモンスターが有用です。
動画では耐性も優秀な《交響魔人マエストローク》を利用しています。また《No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング》ならば攻撃に参加させることができます。

【補足2】
自分ターン中の相手の召喚行為(《リビングデッドの呼び声》等)は可能なのでその点には注意。
実際手札枚数上限超過で落としたモンスターを罠カードで蘇生して戦線に追加されることは使っていて多々ありました。

【参考】
このネタは私が最初に組んだ東方キャラデッキの主軸にもなっています。
まだ《薔薇の刻印》を採用していない時期のものではありますが一応レシピと動画があるので、参考までに。
 →【あらため式古明地こいし無意識バラバラコントロール】 http://blogs.yahoo.co.jp/sabaki1991/38391744.html

余談ですが最近《ローンファイア・ブロッサム》はサードアイにしか見えなくなってきました

【裏話】
ギブテでイド送り付け、という、いかにもどこにでもありそうなコンボをそれでも採用せずにはいられなかったのは、ひとえに古明地こいしモチーフの動画を作る上でこれを無視できないだろうと思ったためです。
イドにせよ薔薇にせよ、狙って作ったんじゃないかというくらい。





3:【断層アマゾネス】



【解説】
《断層地帯》の適用範囲が相手にも及ぶことを活かし、高守備力岩石族モンスターを送り付けて《アマゾネスの剣士》で大きな反射ダメージを与えています。
動画では《閃光の双剣―トライス》を加え、攻撃回数の増加とダメージの増加を同時に行い、《迷宮壁―ラビリンス・ウォール》を攻撃してワンターンキルにまで到達しています。

【補足】
《断層地帯》が相手モンスターにも適用される、というネタでした。
もちろん普通に《アステカの石像》を使っても同じようなことができます。
そのため、断層地帯を使うならば、できれば守備力2000以上のモンスターを送り付けて差別化していきたいところ。
最初は《鉄巨人アイアンハンマー》あたりで考えていたような気がします。

【裏話】
これも発想自体は比較的ポピュラーな送り付け戦術。「高守備+アマゾネスの剣士+トライス」というだけならば相当昔からあるものだったりします。
むしろ分かりやすいネタが連続していて導入にはちょうど良かったのかもなあとか思わないでもなかったり。

【裏話2】
「男装アマゾネス」ではありません





4:【NTRick】



【解説】
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を相手場に特殊召喚し、《X・E・N・O》をリバースさせてコントロール奪取、直接攻撃後に《反目の従者》を添えて返却しバーン、相手スタンバイに効果でバーン。
都合7000ダメージを削っています。

【補足】
自分ターン中に《X・E・N・O》をセット→リバースさせるために《浅すぎた墓穴》→《ゴーストリック・ロールシフト》と繋げています。
《X・E・N・O》で奪ったモンスターは直接攻撃が可能となるため《浅すぎた墓穴》で壁が出現しても気にならず、また攻撃がしたいだけなのでロールシフト起動によるバトルフェイズ中の奪取でも問題ありません。
《浅すぎた墓穴》でラヴァゴーレムのためのリリースを確保することもあるくらいです。

【補足2】
《反目の従者》は《アームズ・ホール》でサーチしています。
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》とデメリットを共有できるカードとしてセットで使うことが個人的には多いです。

【補足3】
手札の《魔界発冥界行きバス》は、ラヴァゴ・XENOの両方をサーチできるカードとして入れています。
他にもラヴァゴには《魔犬オクトロス》が、XENOを墓地に置くだけならば《悪魔の嘆き》等が登場しているため、適宜用いることができます。

【補足4】
【ゴーストリック】要素が動画に出ている以上に強めです。
ロールシフトをより活かす意味や、単にラヴァゴのバーンとも相性が良かったりします。

【裏話】
数少ない「転移・ギブテ」以外のネタ。ラヴァゴーレムも見方を変えれば「送り付け」みたいなものです。
裏を返せば7000しか削れないということでもあり、相手場に3000の打点を与えたまま《X・E・N・O》が棒立ちを晒す様子というのはあまり好ましくないのではと思わないでもなかったり。





5:【ジャックポットタワー】



【解説】
《精気を吸う骨の塔》を送り付け、《アンデットワールド》下で《ヘル・ドラゴン》+《デーモン・イーター》の無限ループで特殊召喚を連続して行い、自分デッキからカードを「相手の効果で」落とし続けることで《ジャックポット7》の特殊勝利条件を揃えてしまおう、というネタです。

【補足】
《闇より出でし絶望》は、同様の手段(=「相手によってデッキから墓地へ送られる」)を用いてモンスターの展開も可能であることを示すためだけに場に出ています。
また、《ペンギン・ナイト》を入れておくことで墓地のカードをデッキに戻すことも可能です。

【補足2】
《ギブ&テイク》でボーンタワーを送り付けるのではなくその他汎用蘇生カードで自分場に蘇生した場合、普通にデッキデス戦略を狙うことができます。

【補足3】
ヘルドラゴン+デーモンイーターのループも言いたかったことのひとつです。普通であれば《暗黒のマンティコア》が有名なところではあります。
いちおう自力で発見したのですがWikiには既に記載されていました。

【参考】
同様のコンセプトの動画がいくつか既出でした。実戦で使っている様子が見られるので、参考になります。
 →参考動画1「超絶!!デュエル道その10」:http://www.nicovideo.jp/watch/sm16861807
 →参考動画2「影と光の絶望タワー」:http://www.nicovideo.jp/watch/sm25473471
不勉強ゆえ全然存じ上げておりませんでした……

【裏話】
「相手によって」系のカードは送りつけで何とかしたくなるのが転移脳(?)です。
最初は《カオスポッド》送り付けからジャックポットに繋げられないかと考えたのですが、どうにも見映えするものにならず、結局《アンデットワールド》ともども《精気を吸う骨の塔》に行き着いています。





6:【ヒロイックゾーマ



【解説】
《死霊ゾーマ》を守備表示で送り付け、《ヒロイック・チャンス》込みの《H・C 強襲のハルベルト》で貫通攻撃。さらにゾーマの効果で上昇した攻撃力を参照してバーンダメージを与えつつ後続の「ヒロイック」をサーチしています。
動画ではサーチしたモンスターをメイン2で召喚し、ランク4=《ガガガガンマン》のバーン効果による決着まで。

【補足】
《ヒロイック・チャンス》を受けたハルベルトの攻撃力は3600になります。
これで転移ゾーマを攻撃した場合、貫通ダメージ3100+バーンダメージ3600で、計6700ダメージ。
メイン2のガンマンを考えると、ワンターンキルが可能かどうかは《強制転移》で奪った相手モンスターと場の状況次第、ということになります。

【補足2】
要は「高攻撃力貫通持ち+ゾーマ送り付け」というコンボなので、ハルベルト以外でも可能です。
具体的には、《BF-月影のカルート》込みの《BF-アームズ・ウィング》、《オネスト》込みの《天空騎士パーシアス》など。
ちなみにリアルプールでは後者を実際に使用しています。

【裏話】
比較的以前から思い付いていたネタであったにも関わらず、動画制作の際に何度か失念して入れ忘れそうになっていました。
危なかったです。





7:【スクラップギフト】



【解説】
《スクラップ・ドラゴン》効果で自分モンスターを破壊することで《機皇帝ワイゼル∞》を誘発し特殊召喚、その後《シンクロ・ギフト》で攻撃力を吸収したのちに送りつけてワイゼル効果でさらに吸収。
2500+2800+2800=8100の打点を獲得しています。

【補足】
《スクラップ・ドラゴン》の作り方は、(《カメンレオン》等、その後の動きに制約が課されないならば)特に何を使っても問題ありません。
どうせ《レベル・スティーラー》を使うのであれば《獄落鳥》あたりでも良いのかも。

【参考】
かなり以前ですが、レシピを公開しています。デッキ全体の構成の参考になればと思います。

【裏話】
デッキ名はこちらのほうが好み。

【裏話2】
自分が過去に既に公開済みのネタを動画に使うということについて、ネタを使い回しているような腑に落ちない感じと、昔のネタを復刻させることができたという達成感と、割とどちらも同等に抱いていたりします。
こういう感覚はブログをやっていた動画投稿者ならではかなとも思います。





8:【シノ便乗ナチュルコントロール



【解説】
《悪シノビ》を攻撃表示で送り付け、《ナチュル・ラグウィード》《便乗》のトリガーとして利用しています。
《カバーカーニバル》のトークンを自爆特攻させ続けることで特に《便乗》のドロー回数を増やし、最終的に高火力《トラゴエディア》の特殊召喚までを目指していきます。

【補足】
《悪シノビ》は攻撃表示で場に存在する時にしかドロー効果を発動することができません。そのため、相手にターンを渡すと守備表示にされてしまい、《便乗》のドローを継続することができなくなってしまいます。
バトルフェイズ中のドローターボであるためできることが限られてしまいますが、1ターン内でアドバンテージに差を付けられるようにするのがベストではあります。

【補足2】
便乗のドローを続けるために、基本的には《悪シノビ》よりもさらに攻撃力の低いモンスターで「自爆特攻」を繰り返すことになります。多少でも攻撃力を持ったモンスターであるため、自爆特攻のダメージが累積することには注意。
なお、《ナチュル・ラグウィード》で《悪シノビ》を攻撃した場合、攻撃対象に選択された時点で発動する悪シノビに反応してラグウィードが退場するため、結果的に悪シノビを残したままドローに転じることができます。

【補足3】
このタイプの宿命として相手にも大量のカードをドローさせることになるため、《大暴落》が有効に働きます。
《大暴落》自体が《便乗》のトリガーを引くため、総じて発動さえできれば威力はかなりのものになります。

【補足4】
《悪シノビ》の効果は「攻撃対象に選択された時」に発動する強制効果です。
そのため、自爆特攻を仕掛けてきたモンスターに対して攻撃反応系の罠カード等で対処を行った場合であっても先にドロー効果がチェーンを組んで発動しているため、結果的に《便乗》のドロー自体は成立することになります。
その他の送り付け系統のカードが「戦闘破壊」や「ダメージを与える」ことを条件としていることとは一線を画しているといえます。

【裏話】
一時期実際にADSで使用していた60枚デッキの基本コンボです。
《悪シノビ》が上手く機能してくれればコンボパーツを揃えるために貢献してくれるため、比較的何とかなっていたような気もします。ほんまかいな。

【裏話2】
この手の、「送り付け+カバーカーニバル特攻」という形式を考えると、どうしても《黒蠍盗掘団》送り付けからの《ジャックポット7》ワンキルが比較対象として挙がります。
こちらの利点はやはり攻撃自体への妨害行為を受けても問題が無いということになるだろうか、というところで、一応の差別化にはなっているのかなと。




9:【ハンドレス明宵天空竜】



【解説】
《大盤振舞侍》を送り付け、《インフェルニティ・リローダー》で攻撃しダメージを受け、ドロー加速後に《ハンドレス・フェイク》を発動、手札を0枚にすることで再度《大盤振舞侍》の効果を発動させることができるようにしています。
2度目の7枚ドローに成功すれば次ターンに手札が14枚になるため、《オシリスの天空竜》引き込みからの高火力を目指します。

【補足】
主要パーツの多くが《明と宵の逆転》に対応しているため、活用しています。
光属性:大盤振舞侍、タスケナイト等
闇属性:インフェルニティ・リローダー、ネクロ・ガードナー等

【補足2】
《タスケナイト》は《ハンドレス・フェイク》を活用する別のパーツとして使っています。
《明と宵の逆転》対応であること、オシリスのためのリリースを守ることができることなどから相性が良いですが、デュエル中一度の効果であることには注意。

【裏話】
大量ドローのネタが続きました。意図したわけではなく、むしろこちらのほうがドロー枚数では劣っていたため見映えしないのではないかと危惧したくらいでした。
ひとえに尺の都合ですが、オシリスの攻撃シーンは音楽とテンポを合わせるよう意識しました。

【裏話2】
「ハンドレス・天空竜」という、【ハンドレスエクゾ】並に不自然な名前になったのが割と気に入っていたりします。





10:【洗脳解除エーリアン(β)】



【解説】
以下の手順で展開をしています。

1.《トーチ・ゴーレム》を特殊召喚、「トーチトークン」2体を特殊召喚
2.《洗脳解除》発動、トーチゴーレムのコントロールを奪取
3.トーチゴーレムを手札に戻し《A・ジェネクス・バードマン》を特殊召喚
4.バードマン+トーチトークン×2で《TG ハイパー・ライブラリアン》をシンクロ召喚
5.《トーチ・ゴーレム》を特殊召喚、「トーチトークン」2体を特殊召喚
6.手札を1枚捨て《ジェット・シンクロン》を特殊召喚
7.ジェット+トーチトークンで《フォーミュラ・シンクロン》をシンクロ召喚、2ドロー
8.フォーミュラ+トーチトークンで《霞鳥クラウソラス》をシンクロ召喚、1ドロー
9.《霞鳥クラウソラス》効果で相手モンスター1体の攻撃力を0に
10.《ギブ&テイク》発動、《フォーミュラ・シンクロン》を特殊召喚し霞鳥クラウソラス(またはライブラリアンでも可)のレベルを2つ上昇
11.ライブラリアン(☆5)+クラウソラス(☆5)+フォーミュラ(☆2)=《シューティング・クェーサー・ドラゴン》(☆12)をシンクロ召喚

結果、相手モンスター1体を無力化しつつトーチゴーレムとクェーサーを並べる図に至っています。

【補足】
「トーチ+洗脳解除」という要素と「ギブ&テイク+洗脳解除」という2つの要因が混ざっている格好です。
前者はいわゆる【ゴーレム】ですがトーチトークンが棒立ちで残ることに違和感があったため、チューナーを追加して展開ができないか、と考えた結果このようになっています。

【補足2】
上記の通りの展開をする場合、☆1チューナーが用意できるならばジェットである必要はありません。
最近だと《グローアップ・バルブ》が緩和されたので有用かも。

【補足3】
手札の《ナチュラル・チューン》はトーチトークンをチューナー化してシンクロ召喚に繋げないかと考えた名残です(この回おまけの没ネタ紹介にも出ています)。
元々は《ブラック・ガーデン》のトークンをチューナーにする場合のためのカードでしたが、結局上手いこと活かせずに終わっています。

【裏話】
冷静に数を数えると相当に必要枚数が多く、また制限カードも絡んでいるため一発ネタの域は出ません。
無理にクェーサーまで狙わず、あくまでも「洗脳解除を使った戦い方の一例」程度として捉えるほうが無難なのかなと。

【裏話2】
デッキ名の通り、前半パート最後で使ったデッキと同じデッキの別ルートとして考えていました。
構築面での厳しさから現在は外してありますが、【ゴーレム】のようなメインデッキに戦力を持つデッキでシンクロ展開が可能ということ自体は悪くないと思っているため、何かの形でまた活かすことができるとよいかなと漠然と感じています。

【裏話3】
そういうわけで決着の仕方もクェーサーで揃えています。





あとがき



かなり遅くなりましたが13回後半の解説でした。
この動画も早いもので既にアップロードから半年以上が経過しており、随分と過去の話を思い返しているような心地にもなります。
よろしくないですね。


映像で見ると派手なようで、書き出してみると実際地味な内容が多かったように思われます。
おまけの域は出ないというべきか。
それでも個人的には古明地こいしモチーフなデッキのコンボを掲載できただけでも満足だったり


残り2回ぶんの解説も、なるべく早めに更新しておきたいと思います。