悠久フィロソフィー

今ここから 改めますか

「遊戯王ADS 新たなる小ネタ集 その11」解説

ADS動画、「第11回」の解説&補足&裏話です。




↑動画はリンクからどうぞ(要ニコ動アカウント)



○動画概要:制作背景について



テーマは「ループ」でした。
毎ターン同じような動きを取ることができる擬似ループから、一度成立すればそのまま勝利まで直結するバーンループや攻撃ループ、攻撃力上昇ループなどまで、様々に扱っています。


ループコンボはこれまでにも時々採用していましたが、いずれは「ループ」回を作るのだ、という意識はいつ頃からか持っていたように思えます。
そのため、以前に思い付いていたにも関わらず今回のためにストックしておいたネタもそれなりにあったりします。


投稿時間やBGM、日付の意識など、内容以外にも色々と気を遣った場所は多い動画になりました。特に後続の第12回(「一撃」回)の存在が大きかったです。
晦日に「終わらない夜」をモチーフにした動画を上げるというのはいかがなものか。



○動画概要:内容のポイントについて



普段の例に漏れず、同じようなアプローチを繰り返すことの無いように、と考えてはいました。
もとより同じカテゴリならループが作りやすいというようなものでもないので、この点についてはそこまで大きな意識でもないのですが。


全体的に、デッキ単位での戦略的なものだったり、一発ネタの域を出ないものであったりするので、参考になる部分は普段に輪をかけて少なくなってしまっているとは思われます。
あくまで動画作品として、こんなこともできるんだなあくらいに思っていただけるのがちょうど良いのかなと。



○解説&裏話



なお、おまけパートの解説は後日。



1:【連続急襲デーモン】



【解説】
《炎王の急襲》+《連続魔法》で、《炎王神獣ガルドニクス》を2体特殊召喚しています。
ガルドニクス×2で、スタンバイフェイズに毎ターン《ブラック・ホール》を発動するループになっています。

【補足】
要するに「ガルドニクス×2」のループなので、このコンボでなくとも揃えることはできます。
最近では《炎王の孤島》登場でだいぶ楽になったようです。

【補足2】
毎ターンのフィールド破壊効果と噛み合うように、【デーモン】カードと組み合わせています。《バーサーク・デッド・ドラゴン》あたりも使いやすいです。
動画内では全て手札コストで墓地に送ってしまっているため、あまり目立っていないのですが。

【補足3】
ターン1制限が付いている、というかそうでなくとも基本的にターン1でしか撃ちようのない《炎王の急襲》の性質を《連続魔法》で強化している格好になっています。
ループというテーマを離れてみると、他に、手札を全て捨てて《ヒーローアライブ》を2発撃ちつつ「インフェルニティ」を起動していくような【IFHERO】もどきも考えていましたが、こちらは結局後続の動画にも使わずに終わりました。

【裏話】
かなり長いこと使えずにいたネタでした。単純に上手い見せ方が思い付かなかったり、忘れていたり(ぇ
尺の都合で非常に中途半端な部分で切れてしまっているのがなんとも心残りです。




2:【アルカナあまのじゃく】※使用不可



【解説】
《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》+《レベル・スティーラー》+《あまのじゃくの呪い》で攻撃力を無限にアップできる……かと思われました。
実際には7月時点で《光と闇の竜》同様にループ防止の裁定が出ていたようでした。wikiは何度か確認したはずなのになぜ見落としていたのか。。。

第9回おまけに引き続きまたしても「ADSだからできちゃった」シリーズでした。申し訳ございません。


まさか同じ動画内でルールミスの訂正をしている回にルールミスがあったとは思うまい



3:【祈祷師グランソイル】



【解説】
《地霊神グランソイル》+《霞の谷の祈祷師》+射出カードで、墓地に地属性が5枚ある限り続くループになります。
ソイルss、祈祷師ss、祈祷師コストでソイルバウンス、祈祷師を射出、ソイルss……という単純な流れです。
最初のソイルss時に射出カードのほうを蘇生しても同様です。

【補足】
補足というほどでもないですが、《増殖するG》が墓地調整に便利なので、最初に使用する様子を入れてあります。
自力で墓地に干渉できる地属性というと他に、《マスマティシャン》《ボルト・ヘッジホッグ》《ペロペロケルペロス》あたりでしょうか。

【補足2】
コメントでもいただいていましたが、グランソイル系のソリティアでは特に珍しくもない常套手段として用いられている組み合わせです。
余談ですが、この回の動画を作るに際して、いくつかソリティア系の動画やプラズニルループなどの動画を視聴しました。あるいは自分にもう少し演算能力があればこちらの道に転んでいたのかもなあと思ったり思わなかったり。

【裏話】
《霞の谷の祈祷師》で何かしたいという一心で採用しています。
wikiの《霞の谷の祈祷師》項目に「多数のループコンボに利用できる」的な文章があったものの具体的なコンボが書かれていなかったため、考え得る最もシンプルな例を出してみました。
今にして思えば「多数のループ」とはもろもろのソリティア系ルートのことを指していたのではないか、ゆえに明言を避けていたのではないか、とか。



4:【アームドロイド】



【解説】
《ブラック・ガーデン》+《キューキューロイド》+《アームド・チェンジャー》+「全体攻撃」モンスターで、ローズトークンを攻撃し続けるループを起こすことができます。

1.全体攻撃モンスター(動画では《ジュラック・モノロフ》)に《アームド・チェンジャー》を装備
2.《キューキューロイド》を出し《ブラック・ガーデン》効果でトークンを特殊召喚(相手場に既に戦闘破壊可能モンスターが存在する場合はトークン出ずとも可)
3.モノロフでローズトークンに攻撃、戦闘破壊することで《アームド・チェンジャー》効果を発動、墓地の「攻撃力1600未満のロイド」モンスターをサルベージ
4.キューキューロイド効果で手札に加えた「ロイド」モンスターを特殊召喚
5.ガーデン効果で相手場にトークンを特殊召喚
6.攻撃力が半分になった「ロイド」モンスターでトークンに自爆特攻
 →「3」に戻り以下繰り返し

【補足】
「全体攻撃が可能なモンスター」には《ジュラック・モノロフ》を採用しています。単に出しやすさゆえの選択です。
動画内では《ベビケラサウルス》+《リミット・リバース》で、召喚権を残したまま場に特殊召喚しています。《化石調査》で普通にサーチが利くモンスターでもあります。
他には《阿修羅》なども候補でした。また、《EM カレイドスコーピオン》を使用しても同様の動きができます。

【補足2】
トークンを残しながら自爆特攻するために、サルベージ→特殊召喚する「ロイド」モンスターは攻撃力1600未満である必要があります。
また、あまり攻撃力が低いと自爆特攻のダメージで先に敗北してしまうおそれがあるため、なるべく攻撃力は1000以上程度が望ましいです。
動画内では攻撃力1200の《ジェット・ロイド》を使用しています。

【裏話】
最初は《ダークジェロイド》を何度も出して場のモンスター1体の攻撃力をついでのように無限に下げ続ける、というネタ要素も追加しようかと考えていたのですが、趣旨が違うと思ったのでボツにしました。
何らかの妨害でローズトークンの攻撃力を下げてしまった際にループがストップしてしまう危険もあります。
いちおう攻撃力1200の「ロイド」モンスターなので、要求に応えるステータスを持ったモンスターなのは間違いないです。




5:【ブンボーグクリフォート】



【解説】
特殊召喚されるとレベルが4になる「クリフォート」モンスター2体をペンデュラム召喚することで《ブンボーグ001》を蘇生させ、《氷結界の龍 トリシューラ》をそのまま出していくことができます。
ここに《門前払い》を合わせてトリシューラをバウンスすることで、Pスケールが続く限り毎ターン同じ動きを繰り返すことができます。

【補足】
Pスケールに「クリフォート」カードをセットしているとブンボーグもトリシューラも出せないため、実質《クリフォート・ゲノム》《クリフォート・アーカイブ》のみが対応しているといえます。
《クリフォート・ツール》《クリフォート・アセンブラ》もペンデュラム召喚で出せますが、こちらはレベルが変動しないためシンクロ先の事情が変わってきます。

【補足2】
「機械族モンスターが2体同時にペンデュラム召喚された時」でも《ブンボーグ001》を自己再生させることができます。
毎ターンモンスターを出すことができるペンデュラムギミックとこの自己再生の相性に関しては、回り始めた時には手に負えないものがあります。変に《門前払い》するより特定のレベル帯シンクロをエクストラに複数用意しておくほうが強いのかも。

【補足3】
なにぶんかなり以前に考えた内容だったため動画を作っている時には気付かなかったのですが、【凡骨ペンデュラム】で同様の動きができそうに思われました。
特に《銅鑼ドラゴン》の登場が大きいです。

【裏話】
第2回「ブンボーグ」回を作っていた段階で既に、ああ機械族ペンデュラムが増えたらこれはまずいことになるな、と考えていました。
蓋を開けてみれば現状出ているペンデュラムモンスターの多くが機械族であり、やれやれといいますか。露骨なものです。

【裏話2】
意味ありげにセッティングしてある《EM トランプ・ウィッチ》ですが、結局効果を使わず、単なるスケール4のペンデュラムカードとしてしか機能していません。
いちおうバニラペンデュラムを利用して《始祖竜ワイアーム》が出せたりする意味はありますが、このネタに直接関与する役割はありません。
この点についてマイナスなコメントもいくつか見受けられ、やや期待外れなものにしてしまったかなという反省が少しあります。
そういうわけでトランプウィッチについては「第14回」にてリベンジをしています。




6:【パンサーユニフォリア】



【解説】
《N・ブラック・パンサー》+送り付けた《森の聖獣 ユニフォリア》(+墓地がすべて獣族)でループを起こせます。

1.《ギブ&テイク》等でユニフォリアを相手場に特殊召喚
2.ブラックパンサーを召喚し、ユニフォリアをコピー
3.ブラックパンサーの効果を発動、コピーしたユリフォニア効果を適用し自身をリリース、「墓地の「ユニフォリア」以外の獣族を蘇生する」効果でブラックパンサーを蘇生
 →「2」に戻り、ループ

これだけでは変化の起きない無意味なループなので、動画では《サイバー・サモン・ブラスター》と《DNA改造手術》を使って無理矢理バーン要素を追加しています。

【補足】
ユニフォリアの効果は対象を取らず発動し、効果解決時に墓地の獣族モンスターを蘇生させるため、リリースしたパンサー自身をそのまま蘇生させることができます。
もちろん、効果起動のためには最低1枚は墓地に獣族モンスターが必要となります。

【補足2】
「DNA+サモンブラスター」は最終手段です。多くの「無意味な」無限ループがこれによって無限バーンに変貌します。
今回の場合、他に「DNAアンデット+骨の塔」「DNAドラゴン+超再生能力」といった解決手段がありました。
《生還の宝札》があれば手軽に解決してしまうあたり、禁止カードの恐ろしいところです。

【裏話】
もとは《魂の共有―コモンソウル》絡みで何かループができないかと模索していたところ、ADSで偶然見つけた組み合わせでした。
最初ユニフォリアの効果が対象を取らないものと気付いていなかったのですが、ユニフォリアをコピーしたパンサーをリリースしたらなぜか蘇生候補にそのパンサーがいて……といった具合です。
強引な手段を使わなければ意味のあるループにならない程度の組み合わせではありますが、奇跡的に発見したからにはこれは採用しなくては、という意気込みがありました。

【裏話2】
リプレイを再生した時のパンサーの物理的な動き方が良い意味で気持ち悪過ぎて一人で爆笑してました。




7:【カウンターゴーストバルムンク



【解説】
《魔界闘士バルムンク》×2+《デスカウンター》のループです。バルムンクAがバルムンクBを、BがAを蘇生することで攻撃し続けることができます。
《デスカウンター》の条件が「直接攻撃」なので、《ゴーストリック・ハウス》によってサポートをしています。
ローレベルテーマの【ゴーストリック】は、バルムンクシンクロ召喚しやすい点でも有用です。《デスカウンター》の役割も増えそう。

【裏話】
ループ自体はよく知られたものですが、バルムンクを2体出す手段、直接攻撃を通す手段、という2点について追及された例が見受けられなかったので採用しています。
ハウスでダメージが半減されようが、無限に殴り続けるなら問題無いのだ!というぶっ飛んだ姿勢は割と嫌いではないです。




8:【鉄壁銀河ワーム】



【解説】
《軍神ガープ》+《銀河魔鏡士》+《王宮の鉄壁》でループが発生します。

1.《軍神ガープ》効果で《銀河魔鏡士》を攻撃表示に変更
2.《銀河魔鏡士》で相手モンスターに自爆特攻、墓地で効果発動、自身をセット
 →「1」に戻り、繰り返し。

ここに、「モンスターがリバースする度に攻撃力が上がる」《ワーム・グルス》を並べることで、ワンショットに到達するまで無限に攻撃力を上昇させることができます。

【補足】
《銀河魔鏡士》は、《王宮の鉄壁》併用で除外されないようにした場合、リバース後効果で自身を対象に蘇生効果を発動させることができます。
鉄壁を張った際に戦闘耐性を持つと言ってしまえるのかも。

【補足2】
上級モンスターであるガープの展開手段、兼、自爆特攻のダメージを0にする手段として《魂のリレー》を使っています。
ガープを除去されれば敗北ですが、攻撃が通ればワンショットなので、まあどっこいかなと。

【参考】
以前に構築していた【無限月読】に近い内容といえるかもしれません。
手前味噌ですが、参考までに。

【裏話】
最初はガープでなく《召喚制限―猛突するモンスター》を使用するつもりでした。
しかし、ダメステ不可ということなのか、自爆特攻時にセットした際リバースできなかったので、やむなくガープを使うことに。
猛突が使えるのならば無限ライフゲインも考えたのですが。

【裏話2】
元々このパートには別なネタが入る予定だったのですが、諸事情によりボツになったため急遽考えられた案でした。
尺に収まるかどうかなどの不安もあったのですが、結果として上手いことハマってくれたのでホッとしました。




9:【暗黒魔轟レム】



【解説】
以下の内容を組み合わせています。

・《暗黒界の導師 セルリ》+《洗脳解除》
セルリが効果で捨てられ相手の場に特殊召喚されたのち、効果発動前にこちらの場に帰ってくるため、「相手は手札を1枚選んで捨てる」効果を相手に対して使用することができます。
洗脳解除は先撃ちしておく必要がありそうです。

・《魔轟神レイヴン》(+ss効果持ち「暗黒界」)+《暗黒界の龍神 グラファ》+《レベル・スティーラー》
《魔轟神レヴュアタン》を特殊召喚できます。
ティーラーは本来は必要ない枠かもしれません。

・《魔轟神レヴュアタン》+《古の森》
レヴュアタンを効果破壊することで《魔轟神レイヴン》とレヴュアタン自身を戻し、手札の状況をリセットします。
次ターンも同様の動きをすることで、セルリの1ハンデスを繰り返しながら毎ターン攻撃力3000のレヴュアタンを送り込むことができます。

【補足】
セルリのハンデスカードは相手が選ぶことに注意。
最近では【シャドール】あたりに利用されたりするのがなかなかおっかない。【暗黒界】全般に言えることですが。

【補足2】
《古の森》の部分は《デスカウンター》など各種自爆系カードで代替可。最悪相手に破壊してもらうくらいでも良いかもしれません。
いちおう、《古の森》ならば相手にも大きく干渉できる意味があります。《暗黒界の門》を使わない割り切りが必要になってしまうという裏目はあるかもしれません。

【裏話】
レヴュアタンの回収効果とセルリ+洗脳解除は元々独立に考えていたネタでしたが、一緒にしたら意外と形になりました。
レヴュアタンは「3枚まで」回収できるため実は1枚ぶん持て余しているので、ここに何か行動を拡張する余地があるといえるのかもしれません。

【裏話2】
デッキ名は【暗黒界】+【魔轟神】+【ゴーレム】です。
《洗脳解除》を有効利用するために【ゴーレム】要素を考えていました。最近では《魔犬オクトロス》でラヴァゴ・トーチ・グラファをサーチし分けられるようになっていたりします。




10:【DNAチェーンドッグ】



【解説】
《DNA改造手術》を用いて「獣族」を場に恒常的に2体用意することで、《チェーンドッグ》の自己再生効果を次々に使っていくループコンボを構築しています。
手順は以下。

スタート=「手札・場:レベル4モンスター×2の展開手段+DNA改造手術/墓地:チェーンドッグ×1」
1.《DNA改造手術》発動、「獣族」を宣言
2.何らかの方法でレベル4モンスター2体を場に揃える。獣族2体なのでチェーンドッグ(A)ss
3.レベル4モンスター2体で《ラヴァルバル・チェイン》ss。効果でチェーンドッグ(B)を墓地へ。(B)ss
4.(A)+(B)で《ラヴァルバル・チェイン》ss。チェーンドッグ(C)を墓地へ。(C)ss
5.《ラヴァルバル・チェイン》×2で《FNo.0 未来皇ホープ》ss。(A)ss
6.(A)+(C)で《恐牙狼 ダイヤウルフ》ss。(B)ss
7.ダイヤウルフ効果、(A)を外し、未来皇と相手カード1枚破壊。(A)ss
8.(A)+(B)で《ダイガスタ・エメラル》ss。(A)を外し効果発動、「チェイン×2、未来皇」を戻し1ドロー。(A)ss
9.ダイヤウルフ+エメラルで未来皇ss。(B)ss
10.(A)+(B)でダイヤウルフBss。(C)ss
11.ダイヤウルフB効果、(A)を外し、未来皇と相手カード1枚破壊。(A)ss
12.(A)+(C)でエメラルBss。(A)を外し効果、「ダイヤウルフA、エメラルA、未来皇」を戻し1ドロー。(A)ss
 →「9」に戻り、以下繰り返し。

この繰り返しで、ダイヤウルフによる相手場の無限破壊、エメラルによる無限ドローが成立します。
(というか、破壊しなければ先に進めず、ドローしなければ先に進めないのですが)

【補足】
あらかじめ墓地に《チェーンドッグ》が複数枚存在している場合には、《ラヴァルバル・チェイン》の部分を他のR4カードに変更することも可能です。
とにかく、最初に最低「1枚」だけでも墓地にあることが肝要です。

【補足2】
最初のチェインを作る手段は何でも構いません(カメンレオンなど、後続の展開に関わるものでなければ)。
動画内では、単純なアド稼ぎ狙い+《ブラック・ガーデン》との兼ね合いから、《ブリキンギョ》+《聖鳥クレイン》でR4を組んでいます。

【補足3】
場のカードを破壊しなければダイヤウルフで未来皇を破壊できないため、《ブラック・ガーデン》でトークンを作ることで対象を用意しています。
また、エメラルでドローしなければエクストラデッキにカードを戻せないため、いっそドローに振り切ってしまえと【エクゾディア】に走っています。
決着の仕方にはパターンがいくらか見込めそうですが、場のモンスター数が変わるとループが崩れるため、フィールドに依存しない勝利法であるエクゾディアに向かうのは自然な発想かなというところです。

【裏話】
何故かよく覚えているのですが、起き抜けに「DNA+チェーンドッグ」という発想がふと生じ、朝の電車内でぼんやりと考えていたら携帯のメモを入力するうちにループになりそうだと気付き、昼食を食べながらルーズリーフに書き出したら完成していたネタでした。
ダイヤウルフで破壊対象がいなくなる対策として最初《宮廷のしきたり》でDNAを守ろうとして失敗し、ならば《フィールドバリア》ならどうか、と考えたところでいや待てガーデンならそもそも対象用意できるのでは、と気付いた時の脳の感覚といったら。

【裏話2】
1ターン内の出来事ですが、収録に30分かかりました。
リプレイも再生し切るまでに10分強かかります。
「なんでゼンマインなんか相手の場に置いたんだ……」「なんでエクゾボトムなんかに置いたんだ……」とか言いながら手順をミスしないよう注意を払いつつリプレイを収録していました。
もう二度とやらない。

【裏話3】
この動画のBGMが「COUNTDOWN DIAMONDS」という曲名なので、「ダイヤモンド」と関連のあるカードはどこかで使いたいなと長らく考えていました。
しばらく《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》でネタを考えていたのですがあまりパッとせず、どうしたものかと悩んでいたのですが、まさかこうも都合良く《恐牙狼 ダイヤウルフ》を使うことができるとは思わなかったです。
派手さとしても充分ということで、一発ネタながら今回のサムネイルを飾るに至っています。個人的にはこれだけでもかなり満足です。






○あとがき



色々と怪しいところもありましたが、「ループ」回でした。
動画の内容そのものに対して手を抜いたという意味ではありませんが、個人的な企てはむしろ動画の外的な部分に多く見受けられたりもするので、そういった点の解説はシリーズ全体を振り返る際にでも記述しようかと思っています。


実際のデュエルとかけ離れたパフォーマンス回という意味では、それこそ第1回「大逆転クイズ」に匹敵するレベルの内容になっているのかなと思っていたりします。出来不出来はともかく。
こういった内容だと、ネタを作るという行程と動画を作るという行程が密接に絡んでくるため、途中からすっかり音MADでも作っているような気分でした。割とこの感覚はいつも持っているものなのですが、比較的顕著だった気がしています。
それにしてはOPがお粗末すぎやしませんかねえ


ループ構造に関して一度真剣に取り組んでみると、だいぶ遊戯王におけるモノの見方が変わるような気がしました。
この感覚が何かに活かされる日が来ればよいなあと思っています(適当)



閲覧ありがとうございました。おまけパートの解説はまた後日用意いたしますので、そちらもよろしくお願いいたします。