悠久フィロソフィー

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女忍者ヤエ

考察対象:女忍者ヤエ

『忍者』のカテゴリーに入る風属性モンスター。
なので、当然、戦士族である。

制限カードにもなっている『ハリケーン』とほとんど同じ効果を内蔵しているので、上手いタイミングで発動すればそのまま主導権を握ることができる。
相手の手札が増えるので『義賊忍者ゴエゴエ』、相手魔法・罠がなくなるので『神鳥シムルグ』といったカードとの相性が良い。特に『義賊忍者ゴエゴエ』は『忍者』なのでサポートもしやすい。
また『ダーク・シムルグ』とは、コストになる点と相手伏せカードを封殺するコンボを実現させる点においてシナジーが高いといえる。

また、手札に戻るのは相手だけである。
それが利点になる場合も、悔やまれる場合もある。
例えば自分『王宮の弾圧』等を戻さずに攻撃できる点は評価できるが、『早すぎた埋葬』等を再利用できない点は『ハリケーン』との比較で劣って見える。

コストは風属性モンスターに限定されている。
『E・HERO エアーマン』や『カオスライダー グスタフ』等ならば『戦士の生還』で回収が可能。『戦士の生還』でこのカードを拾うこともできるので相性はいい。
また『女忍者ヤエ』を捨てて『女忍者ヤエ』の効果を使用することも、一応、できる。
ハーピィを落として、『ヒステリック・パーティ』の奇襲効果を高めることも可能。

レベル3なので大概のロックには反応しない。
もっとも、このカードを出す時には相手ロックパーツも場に存在していないだろうが。

『女忍者』は『くの一』でいいはずなのだが、このカードにはその表現は使われなかった。
『くの一』と『忍者』という単語がうまく適合しないからかもしれない。
そして数年後、なんとも悲惨すぎる形で『くの一』は登場を迎えたのだった。

イラストを見ると、髪がかなり長く、そして淡い緑色をしている。
装束はかなりボディラインが浮き出ている構造。
目立ちまくりではなかろうか。
あんた本当に忍びか。