悠久フィロソフィー

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攻撃の無力化

考察対象:攻撃の無力化


攻撃の無力化 カウンター罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動することができる。相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。


数が少ないカウンター罠カード。
カウンターっていいですよね。

『攻撃の無力化』という名前のままの効果を持つ。
発動すればバトルフェイズが終了するので、確実に後続の攻撃を断絶できる。
また、対象を取る効果だったりする。

比較される対象は『和睦の死者』や『威嚇する咆哮』など。
それらに比べると発動するタイミングがかなり限られてくるので、使いにくいといえば使いにくい。
しかしスペルスピード3のカウンター罠、『光と闇の竜』や、発動に対しての『王宮のお触れ』などが効かず、無効にされにくい点は大きい。

『豊穣のアルテミス』とは相性がいい。
攻撃を無効にして守りつつ、一枚ドローすることができる。
同じ理屈で『救済のレイヤード』とも共存が可能。
使いやすいカウンター罠カードは、これらにとって大事。

地味に対象を取る効果なので、例えば『魂を削る死霊』の攻撃を止めると破壊することが可能。かつ、『E・HERO ワイルドマン』などの攻撃も、バトルフェイズ自体が終わるために止めることができる。

限られているとはいえ、攻撃してきたどのモンスターに対して使うかは選べる。
『あいつは通すけど、こいつは通さない』という使い方も可能。

攻撃を時間の渦に巻き込んで無効にすると原作では言われている。
だったらもう少しそれっぽい名前を付けてもよかったのに。

原作はそこそこだが、RやGXでは比較的使用頻度が高い。
魔法カードや罠カードの攻撃も無効にできるからだろうか。
それとも、作画が簡単だからだろうか。
そんなことはないはず。

漫画では複数の攻撃を無効にする場合、その攻撃一つ一つに渦を発生させて止めていた。
大きな時空の渦一つで事足りるような気もするのだが。
また、戦士族系統のような近距離攻撃モンスターに対して使った時どんな絵になるかが非常に気がかりである。