悠久フィロソフィー

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【リアルプール】星願ユベル

冬はユベルの季節(断言)
 
 
「ほしねがゆべる」より良い名前はたぶんあると思います。
 
 

【星願ユベル

 
上級 10枚
ユベル―Das Extremer Traurig Drachen
ユベル―Das Abscheulich Ritter
魔族召喚師
デーモンの召喚
ミストデーモン×2
ダーク・クリエイター
 
下級 12枚
ダーク・グレファー×2
終末の騎士×2
ジャイアント・オーク×2
レベル・スティーラー
ヴェルズ・サンダーバード
ダーク・リペアラー
ザ・カリキュレーター×3
 
魔法 11枚
死者蘇生
ブラック・ホール
大嵐
増援
思い出のブランコ×3
星に願いを×3
 
罠 7枚
リミット・リバース×3
激流葬
メタル・リフレクト・スライム×2
 
計40枚
 
エクストラデッキ 15枚(選定中)
ブラック・ブルドラゴ
スターダスト・ドラゴン
スクラップ・ドラゴン
ヴェルズ・タナトス
ヴェルズ・ナイトメア
交響魔人マエストローク
ダイガスタ・エメラル
ラヴァルバル・チェイン
No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー
No.53 偽骸神 Heart-eartH
甲虫装機 エクサビートル
No.9 天蓋星ダイソン・スフィア
No.92 偽骸神龍 Heart-eatH Dragon
超弩級砲塔列車グスタフ・マックス
超次元ロボ ギャラクシー・デストロイヤー
 
 

概要

場に《ユベル》を特殊召喚し、守備力が共通するモンスターと《星に願いを》をかけることで、高ランクのエクシーズ召喚を狙っていきます。
 
 
コンボの相方として《ザ・カリキュレーター》が非常に強力で、超高火力からのワンショットも狙うことができます。
別名【電卓ユベル】。
ユベル登場時からあった構築ですが、《星に願いを》の登場で数段階強化されていました。
 
 
 

解説

 
ユベルの揃え方は基本の《魔族召喚師》コンボから。
あるいは《リミット・リバース》から。
コンボの起点にはレベル10が欲しいので第一段階の《ユベル》を使いたいのですが、《レベル・スティーラー》の存在から第二形態の《ユベル―Das Abschleulich Ritter》を設置しておくことによっても戦術を展開できます。
 
 
ユベル》と《ザ・カリキュレーター》の2体が並んだ状態で《星に願いを》を発動した場合、合計レベルは20になり、《ザ・カリキュレーター》の攻撃力は6000にまで跳ね上がります。
ダイレクトアタックが通ればメイン2で《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》をエクシーズ召喚。
効果発動で2000ダメージ。
合計8000で、ジャストキルになります。
 
 
ランク10エクシーズ召喚の補助として《メタル・リフレクト・スライム》も採用。
《星に願いを》が引けない時にも《ザ・カリキュレーター》の攻撃力上昇に大きく貢献します。
 
 
コンボに必要なカードの枚数は多いですが、ユベルデッキの宿命として《ユベル―Das Abschleulich Ritter》による異様な膠着化があり、パーツを揃えるまでに時間を稼ぐことは意外に得意だったり。
単純に《ヴェルズ・サンダーバード》あたりで殴り勝ってしまうこともしばしば。
 
 
《魔族召喚師》から《ダーク・リペアラー》を特殊召喚した場合にはレベル8シンクロを用意することもでき、特に《ブラック・ブルドラゴ》が強い。
《デーモンの召喚》蘇生から《甲虫装機 エクサビートル》を呼び出すこともでき、その場合には既に出した《ブラック・ブルドラゴ》とコンボしたいところ。
そのあたりは以前の記事に詳しいです。 → こちら
 
 
また《甲虫装機 エクサビートル》の効果によって《ユベル―Das Abschleulich Ritter》を装備し破壊することによって、第三形態の《ユベル―Das Extremer Traurig Drachen》へと進化させることができる、という裏技もあります。
【聖刻】要素を組み込むことでこの戦術に特化することもできるのですが、ここでは「奥の手」程度に。
 
 
ユベル3種との《星に願いを》に対応するモンスターとして《ザ・カリキュレーター》以外には《ミストデーモン》《ジャイアント・オーク》《レベル・スティーラー》が入っています。
これによりランク4・ランク5・ランク9のエクシーズをも狙うことが可能。
うまくすれば3体エクシーズも目指すことができます。
そのあたりは以前の考察で一度書きました。 → こちら
 
 
《ミストデーモン》を活かして《星に願いを》からエクシーズ召喚を狙うのならば《デーモンの召喚》よりも、攻撃力が共通する《タルワール・デーモン》が、本来は理想です。
一応《デーモンの召喚》は守備力が《終末の騎士》と同値ではありました。
これら「レベル6・悪魔族・通常モンスター」は、《魔族召喚師》によって蘇生ができ、かつ《魔族召喚師》ともども《思い出のブランコ》によって蘇生ができる、という性質を持っています。
 
 
以上のように、《星に願いを》を軸としてエクシーズ召喚を仕掛けていくデッキタイプとしてはかなり多くのギミックを搭載しています。
出たとこ勝負! な感は否めませんが、どれもはまればそれなりに強力であり、派手さも充分にあるので非常に楽しめるのではないかと目論んでいます。
 
 
 

調整

 
まず肝心のエクストラデッキが決まりません(爆
 
《思い出のブランコ》を多用する性質から当然《ダイガスタ・エメラル》は必要になってきます。
また墓地肥やし必須であるため当然《ラヴァルバル・チェイン》が欲しくなってきます。
これら超高価エクシーズは下手を撃てば複数枚必要になってきます。
貧乏人には辛い……
 
いちおう《ダーク・グレファー》の存在からランク4につなげやすくなってはいます。
しかしそのランク4の面々もなかなか選びにくいところ。
ひとまずユベル第二形態と相性の良い《ヴェルズ・タナトス》《交響魔人マエストローク》は押さえておきたいのですが。
 
 
またメインデッキの運用にしてもどこまでコンボ重視でいくのか。
切りつめていけば《ダーク・アームド・ドラゴン》《ヴェルズ・サンダーバード》のようなパワーカードは付け入る隙すらありません。
これらは今後3枚目の《ダーク・グレファー》《終末の騎士》かその他何かしらに取って代わられるかもしれません。
 
 
戦術として、墓地肥やしをしていなければ何もできない、というのもまた難点。
それこそ《ライトロード・ハンター ライコウ》《ライトロード・マジシャン ライラ》の出張を検討するレベルなのですが、できるだけピンポイントで埋めておきたいというゼイタク。
 
墓地にいてほしいカードはユベル3種に加え《思い出のブランコ》で蘇生する《魔族召喚師》《デーモンの召喚》、そして《レベル・スティーラー》。
素引きしても戦力になりにくい《ダーク・リペアラー》もできれば墓地に置いておきたい。
 
 
事故は非常に多いです。
《星に願いを》軸【ユベル】、などという離れ業をやろうとしているのだからしょうがない。
 
 
 

その他

 
【デュアルユベル】【植物ユベル】【ユベルシンクロン】と変遷してきた【ユベル】デッキが今年9月の《未来融合―フューチャー・フュージョン》の禁止改訂を受けて大きく変化しました。
《超合魔獣ラプテノス》にはお世話になったものです。
 
とはいえ《ドリル・ウォリアー》との相性は相変わらずすこぶる良いので、もしかしたら再びそちらを組み直すかもしれません。
《クイック・シンクロン》が足りない……
 
ただでさえ事故率の高い【ユベル】に安定しない《星に願いを》《ザ・カリキュレーター》を突っ込んでいるだけあってロマン度は異常なものです。
それだけに「ユベルデンタクホシネガグスタフオラァ!!」が決まる時の爽快感は相当なものです。
 
 
場が膠着してからの決定打の少なさがこれまでのユベルの弱点でした。
それを打ち破る一つの解答にはなったのではないかと思っています。