悠久フィロソフィー

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悪夢再び

考察対象:悪夢再び


悪夢再び 通常魔法
自分の墓地に存在する守備力0の闇属性モンスター2体を選択し手札に加える。


墓地のモンスターを回収する魔法カード。
デッキを選ぶどころかモンスターもかなり選ぶ。

基本的に守備力が0のモンスターは攻撃力が高く、回収の意義はある。
使いやすいのは『ジャイアント・オーク』や『ミストデーモン』『ゾンビマスター』『ファントム・オブ・カオス』など。
また『カオス・ネクロマンサー』『ワイトキング』『キングゴブリン』などは一気に攻撃力を高めることができ、奇襲性が高くなる。これらは『ウイルス』カードとの相性も見逃せない。
『グレイブ・スクワーマー』を再利用しても面白いかもしれない。

『ミストデーモン』『マッド・デーモン』の存在から、『デーモン』デッキに入れるのもありかもしれない。
もっとも、この2枚以外には対応していないので難しいが。

『キメラティック・フォートレス・ドラゴン』を拾うこともできる。
再利用可能なのは嬉しいが、『サイバー・ドラゴン』が制限となった今、さほど威力はない。

ちなみに『ユベル』系統や『毒蛇神ヴェノミナーガ』『毒蛇王ヴェノミノン』も回収可能だが、さほど意味はない。
墓地に置いておいた方が安全である場合が多い。
しかし『モンタージュ・ドラゴン』が利用しやすくなるという利点もある。

『魔導雑貨商人』などで墓地に闇属性モンスターを大量に落とし、このカードで『究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン』を回収すれば1ターンキルも不可能ではない。
そうでなくとも『究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン』をノーコストでサルベージできるのはこのカードくらいなもので、『レインボー・ネオス』軸にデッキを組む場合は役立つ。

『ダーク・バースト』『サルベージ』とはどちらも対極の位置にある。
『ダーク・バースト』は効果の基準ステータスが逆、枚数も多い。
『サルベージ』も効果の基準ステータスが違う。また、水属性限定。

『エクゾディア』パーツにまったく対応していないのは残念なところ。
あてつけのように『エクゾディア・ネクロス』『究極封印神エクゾディオス』は守備力0である。

悪夢再び。
つまり最低一度は『悪夢』がやってきたはずということになる。
もっとも、最近の環境では場に出ることなくいきなり墓地に置かれる『悪夢』も多いので、『再び』となるかどうかは微妙だが。
という考察が微妙だが。

『ミストデーモン』が飛翔している。
夜の街だが、墓場にも見える。
どちらにせよ、赤い月、漆黒の世界、霧の悪魔、と見栄えはかなりいい。

都合よく『ミストデーモン』はこのカードに対応している。
別に『悪夢』といえなくもないカードなので、かなりはまったイラストである。

ちなみに、どんな軽いものであっても腹の上に重さを感じると悪夢を見やすいんだとか。
最近仕入れた豆知識。