悠久フィロソフィー

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ドレインシールド

考察対象:ドレインシールド

攻撃に対して発動する通常罠カード。
防御+回復をこなす守備的スキル。

炸裂装甲』『次元幽閉』『万能地雷グレイモヤ』などと違って、数少ない『相手の攻撃を自分の利益に変える』カード。ライフアドバンテージはそこまで気にすることのない数値ではあるものの、場合によってはおもしろい動きをしてくれる。
攻撃力を高めに高める『キメラテック・オーバー・ドラゴン』などに使うと一気に回復でき、『パワー・ボンド』で出てきた『サイバー・エンド・ドラゴン』に使えば自分のライフを大幅に回復させつつ相手はダメージを食らう。
もっとも『魔法の筒』ならそれだけで勝負がつく話だが。

ホーリー・ジャベリン』とは確実に上位互換の関係にあるが、『レインボー・ライフ』となるとやや劣るかもしれない。
こちらは『魂を削る死霊』を破壊できたり回復対象を自分で選べたりという利点があるものの、あちらは攻撃以外のダメージでも吸収し、また複数の攻撃に対応している。

なんだかんだ言ってもこの手のカードは『シモッチによる副作用』『堕天使ナース―レフィキュル』には無力なので要注意。
その点だけ見れば、ダメージを受けるにせよ攻撃を無効にできるこのカードは性能がいいほうなのかもしれない。

『魔法の筒』より優先して使う必要性が出てくるのはやはり天使族系統だろうか。
『神の宣告』で負った大火傷を多少なり癒すことができ、また場合によっては『力の代行者 マーズ』『裁きの代行者 サターン』などの性能向上に貢献してくれる。
また、『終焉のカウントダウン』を使うデッキでも守備要員として投入可能かもしれない。
あるいは『ビッグバンガール』を使う『キュアバーン』でも機能する。

『魂を削る死霊』を破壊できるという上記の通り、対象をとる効果。
『サイバー・フェニックス』などを相手に回すと無効化される。
これは『魔法の筒』『炸裂装甲』も同じ。

たいていの場合相手モンスターは場に残るので、このカードの役割は『一時しのぎ』でしかないケースが多い。
単体で使うよりも、何かしらのシナジーを持つカードで固めたいところ。

攻撃に誘発する罠は『裁きの龍』『氷結界の龍 ブリューナク』『ダーク・アームド・ドラゴン』などなど最近主流の連中にとことん弱い。
このカードの立場は少しずつ、着実に失われつつある。

『無敗将軍 フリード』が『ギガ・ガガギゴ』の攻撃を受け止めている。
相手がパワーアップしたので、装備を増やす必要性がでてきたということだろうか。
しかしこの盾ではじきに破られてしまいそうだが。

『ドレインシールド』→『吸収する盾』だが、下手をすると『盾を吸収する』という意味になってしまいそうで怖い。