悠久フィロソフィー

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リボーンリボン

考察対象:リボーンリボン


リボーンリボン 装備魔法
装備モンスターが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合、そのターンのエンドフェイズ時にそのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。


蘇生関連の装備魔法カード。
戦闘破壊されても復活させることができる。

基本的には、自分モンスターに装備させて擬似的な戦闘耐性を付与させる効果。
戦闘破壊される可能性が低い上級モンスターよりは、使いやすいものの相手に攻撃されやすい下級モンスターと相性がいいように思われる。
机上論だが、シンクロを使用しない場合の『BF-疾風のゲイル』に使うとなかなか強力。

相手ターンでの破壊は要求されていないため、自爆特攻するモンスターに使うのも一興。
各種リクルーターならば場持ちが安定する。
また、墓地からの特殊召喚に意味があるモンスターとのコンボもできる。
禁止カードの『D-HERO ディスクガイ』や、『ダークブレイズドラゴン』など。

装備モンスターを蘇生させる効果。
そのため、相手モンスターに装備させて戦闘破壊すれば、そのモンスターを自分の場に蘇生させることができる。
『収縮』『オネスト』など利用して、上手い具合に相手の強力モンスターを奪うことができれば儲け物。
相手が先述の『D-HERO ディスクガイ』などの蘇生利用効果モンスターを召喚した時にちゃっかり奪っても美味しい。
ただし相手リクルーターを蘇生させてもあまり得はしないので注意。

墓地に送られたモンスターを蘇生させる。
このカード自体の効果も墓地で発動する。
よってカードがゲームから除外される状況下では全く意味を成さない。
また、エンドフェイズ時に墓地で発動する効果であるため、エンドフェイズを迎える前に『D.D.クロウ』などを喰らうと効果の発動を阻止される。
しかしエンドフェイズ時に発動する蘇生効果に対して『D.D.クロウ』等を使われても効果は使える。
この相違は間違えないように。
ちなみに墓地で発動するため『サイレント・ソードマンLv7』によって無効にならないものと思われる。

蘇生するのはエンドフェイズ時。
そのタイムラグを気にしないだけの余裕があるときに使いたいところ。

ある程度狙って使えるため『生還の宝札』との併用も可。
ただし相手モンスターを奪った場合ドローできないことは覚えておくべき。

似たような効果を持つカードに『時の機械―タイム・マシーン』がある。
あちらも同じく、戦闘破壊されたモンスターを蘇生させるカード。
こちらが勝るのは相手モンスターを奪えること、装備魔法ゆえの速攻性。
あちらが勝るのはバトルフェイズ中に蘇生できること、罠カードゆえの奇襲性。
どちらを使うかは戦術次第である。

効果破壊されない『堕天使アスモディウス』のアスモトークンに装備させれば……
と思わなくもないが、トークンは場を離れた時点で消滅するため不可。
また、特殊召喚不可なモンスターに装備させてももちろん無意味。
相手が『D-HERO Bloo-D』など出してきたところでこのカードでは奪えない。

リボーンリボン。
『復活した』という意味の『Reborn』と『リボン』すなわち『Ribbon』を合わせた言葉。
いわば簡単なダジャレである。
遊戯王×ダジャレ】において私がしゃしゃり出てくるのは至極当然といえよう。

イラストでは普通のリボンが描かれている。
リボン、といっても新体操のような持ち手のついたものではなく、蝶ネクタイのごとき結ばれ方をしているわけでもなく、そこまで長すぎもしない、普通のリボンである。
復活のお守りといった感じか。

個人的には何故かどうしても『戦線復活の代償』とかぶってしまう。
おそらく一度退いて時間を置いてまた復活する様子が戦線復活、という感覚なため。
効果も、蘇生ということを除けばほぼ類似点はない。

ところでこのリボン。
霊使いシリーズの腕についているものと似ている気がするのは私だけだろうか?