悠久フィロソフィー

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【61式】(リアルプール)

えっ2日連続で更新とかどうしちゃったんですか改さん


【61式】



イメージ 1

※サイドボード欄のカードはその他候補の一部です

レシピは後で気が向いたら文字に起こします





○概要



《No.61 ヴォルカザウルス》を毎ターンエクシーズ召喚し、その優秀な効果で繰り返し圧をかけていくことを最終目標としたデッキです。
【スピリット】【帝王】カードを中心として構えを構築し、シナジーを繋いでアドバンテージを取りつつ、のんびり戦っていきます。




○解説



手札:金華猫
墓地:天帝従騎イデア、冥帝エレボス、ジェット・ウォリアー、真源の帝王、「帝王」カード、No.61 ヴォルカザウルス(EXでも可)


金華通常召喚、効果でイデア特殊召喚
「帝王」除外し真源特殊召喚
イデアリリースジェットウォリアー特殊召喚イデア効果「帝王」カード回収
「帝王」カード捨てエレボス効果、ヴォルカザウルス回収
真源+ジェットウォリアー=ヴォルカザウルス

金華が手札に戻り、ヴォルカが墓地に行けば最初と同じ状態になります。


1)《汎神の帝王》をイデア込みでガン回しし、
2)《終末の騎士》《グローアップ・ブルーム》からエレボスに触り、
3)どこかでジェットウォリアーをシンクロ召喚しつつ、
4)金華猫を抱えられれば、
自然とこの布陣になります。
この1~4をそれぞれサポートするようなカードがデッキの半分くらいを占めます。ちなみにもう半分くらいはここにプラスアルファの戦略※を上乗せしていきます。この割合は適当です。


以下、各アプローチの詳細です。

1)
・《おろかな副葬》《ライトロード・ドミニオン キュリオス》で汎神を落とす
・《トゥルース・リインフォース》《聖騎士の追想ゾルデ》でイデアを引っ張り出す
一度触れられれば、あとは《ドリル・ウォリアー》なり金華+《リンクリボー》なりで何度か動かせます。

2)
・終末……イゾルデからサーチでき、エレボスのほかに《オーバーテクス・ゴアトルス》《グローアップ・ブルーム》を落とせる
・ブルーム……《水晶機巧―ハリファイバー》から特殊召喚でき、エレボスのほかに《砂塵の悪霊》をサーチできる
どちらにもエレボスに触る以外の役割を与え、なるべく腐らないよう・また用途を増やせるようにしています。

3)
・☆4+《ジェット・シンクロン》or《ライティ・ドライバー》
・☆1or2+《レフティ・ドライバー》→《ライティ・ドライバー》
明らかに浮いて見える通り、ジェットウォリアーのシンクロ召喚が最難関です。一度成立しさえすればという工程なのでタイミングを見計らって済ませます。
《和魂》+金華で作れるのが一番おいしいかなというところ。また《サイバース・ガジェット》なら一発で作れます。

4)
・がんばれ荒魂
金華をピンで済ますか2枚以上にするかは真面目に悩みどころです。

※プラスアルファ
・恐竜族方面、特に《生存境界》を巡る通常モンスター関連
 →通常モンスターとは建前で、実際は通常モンスター扱いの罠(真源、「幻影」罠)と各種トークンの話ですが。

・儀式
 →チャーチアーデクで《霊魂の降神》が回収でき、リリースとなるエレボスが(金華+イデア+リンクリ等と)自身効果で戻ってくるため、《霊魂神鳥―姫孔雀》が何度も儀式召喚できます。



○各カード詳細



・《冥帝エレボス》
「守備力1000、攻撃力2400以上を回収」ということでヴォルカザウルスを回収できます。
墓地効果主体なので基本的には一度アプローチをかけるだけで1ゲーム事足りるのが労力減でありがたい。

・《天帝従騎イデア
デッキからのリクルートのほか、ジャンクロン、サイバースガジェット、ブラックガーデン等で蘇生して使い回すこととなります。
トゥルースからダスティローブともども呼び込みイゾルデの素材になる、イゾルデから装備1枚コストで現れる、どちらのケースも同程度の頻度でやります。どちらも大変に重要です。

・《冥帝従騎エイドス》
イデアからのリクルート優先度はローブに劣るためそこまで強くはありません。種族が散るのでキュリオスに繋がりやすいことは利点となる程度でしょうか。
ただ、ブルームから抱え込みやすくなったエレボスの召喚補助としてイデアから出す際には申し分の無い性能です。

・《汎神の帝王》
元々はこれのドローで遊びたかった。
副葬なりキュリオスなりで落とし、真源をサーチしてからイゾルデを立てられると準備が一気に進みます。
ドロー加速を回してもそこまで強い札が多くないのは内緒。

・《真源の帝王》
私が組む「帝王」関連のデッキは得てしてこのカードの役割がかなり大きくなりがちです。
このデッキでは先のヴォルカザウルスのサイクルを担うほか、スピリットで空きがちになる場に壁として残る、生存境界の弾になる、高レベルシンクロ体の足掛かりとなる、等の仕事があります。

・《生存境界》
「毎ターンヴォルカザウルスが出る」ことに意義を見出すため、また副葬に選択肢の幅を与えるため、に、元々は墓地効果目当てで投入していたカード。Ω併用でヴォルカを墓地に送りつつ1除去を噛ませられます。
せっかくトークンや通常モンスター扱いのカードがちらほら使われていたので、素引きでも最低限使っていこうという姿勢に切り替えました。

・《弾食いオヴィラプター
その生存境界から出して一番強そうだと思った制限カード。基本的にはドゴラン、パンクラトプスをサーチします。
2つ目の効果を使う当てが現状皆無なのが少々もったいない。

・《怒炎壊獣ドゴラン》
オヴィラプターからサーチし、耐性持ちをヴォルカの的に変換して3000バーンを確約させる存在。
また、ジェットウォリアーのシンクロ召喚時効果でバウンスできる点でシナジーがあります。

・《ダイナレスラー パンクラトプス》
アルティメット強い
地味にスピリットの性質と相性が良くて嬉しいやらなんやら。

・《オーバーテクス・ゴアトルス》
終末とオヴィラプターの仕事を用意するために採用。また儀式のリリースで切って効果起動に繋げることもあります。
究極進化薬を持ってくるより究極進化薬から出てくるほうが強そうなのは秘密

・《荒魂》
【スピリット】を数年ぶりに考えてみた時、このカードに召喚権を割くという行為そのものが時代に追いつけていない感じがしてとても悲しい気持ちになりました。
手札で嵩張っても仕方のないカードなのですが、現状では素引きするしかない札のため、やむなく3投しています。やむなく。
一応、相手ターントゥルース→イデア→ローブと繋げてイデアをリンクリボーにしたところでこれを召喚すると、それなりに綺麗にキュリオスへと繋がります。

・《和魂》
姫孔雀を使う都合からデッキ内に確保したいという思いが強いのですが、重なっても仕方ないため2枚。
和魂→金華→ジェットでシンクロし、1サーチ1ドロー1バウンスを狙うのはこのデッキ最初期に描いていたルートではあります。

・《霊魂神鳥―姫孔雀》
あくまでもヴォルカザウルスを軸と据えるのであれば、繰り返し魔法罠のほうを対処できる存在が必要だろう、ということで搭載したスピリット儀式体。ドゴランに重きを置くのであれば本来は彦孔雀になりそうなところですが、こちらを使っているのはそういった経緯です。
荒魂でサーチできることのほか、リリースをエレボス1枚で賄えることと、去り際にトークンを生成していくことで生存境界の弾を作れるのが、コンセプト的にかなり噛み合っているカードではありました。
霊魂神鳥を使うデッキは大抵儀式セットを大量に搭載して引いたものを投げていくようになるイメージがあったため、ピンで回していける現状はそれなりに気に入っています。

・《砂塵の悪霊》
役割的に若干ヴォルカと被りますが、せっかく帝なので《連撃の帝王》したかったこと、そうでなくとも荒魂で持ってきて一番プレッシャーになりそうなことから採用。構築的にいまいち強くないエイドスも輝きます。
のちに図らずもブルームのサーチ対象としても役割が与えられました。

・《大和神》
荒魂からサーチし、イゾルデに繋がることを見込んで採用しています。
また逆にイゾルデからサーチする存在としても、選択肢に入っていると時々便利な存在です。
こちらも魔法罠にアプローチをかけたい意味は一応あり。召喚権使わず現れる闇属性はキュリオスにも便利。

・《終末の騎士》
大義はエレボスを墓地に埋めること。副次的な役割としてゴアトルス・ダスティローブを埋めることもできます。
ゾルデでサーチして次のターンに悠々と召喚するつもりでいることが多いです。なんて悠長な

・《幻影騎士団ダスティローブ》
トゥルースから呼んだイデアから呼ばれて一手でイゾルデに繋がるほか、通常モンスター扱いになる罠をサーチして生存境界に繋げることが目的。
純粋に墓地に送って意義があるというだけでも大きな役目です。

・《トゥルース・リインフォース
元々イデア2枚しか対象がいなかったことと、他に強い初動を使っていたことからピンに落ち着いていました。
が、キュリオスを意識するとやはり重要な存在に感じられたため、対象を増やすことでこちらも若干増としています。

・《TG ストライカー》
ということで付け加えられたメンバー。
攻撃力「800」で黒庭蘇生基本ラインであることと、サーチできるTGに幅が出たこと、そもそも通常召喚権を使わず場に出せる戦士族であることから選択。
ぶっちゃけ☆2チューナーとしての仕事はそこまで多くはないです(小声)

・《TG ブースター・ラプトル》
「トゥルースから出す先が欲しい」と「生存境界から出す先が欲しい」を一挙に解決すべくストライカーともども投入しました。
効果はあってないようなものですが、恐竜族が増えると純粋に究極進化薬が撃ちやすくなるので動かしやすいです。

・《グローアップ・ブルーム》
安直にエレボスに触れる手段として名を馳せている存在。
元々このデッキではハリファイバーが大変に弱く(呼び込みたいのがジェットシンクロンしかいない)、ここを補強できるのがあまりに魅力的だったため、抵抗無く使用しています。
イラストがサードアイっぽくて好き

・《ジェット・シンクロン》
デッキの根幹を成す存在のようでいてピン挿しにとどまっています。理由は色々ありますが墓地に送るアプローチが取れなかったためです。
先にも述べた通りジェットウォリアー自体は一度成立しさえすればというものなのであまり深く考えていません。主に荒魂あたりが召喚権を浪費していくため、そこに自己再生効果を使って並べていければといったところ。

・《ジャンク・シンクロン》
嘘でもジェットのサーチ先が欲しいなと。
別デッキで体感していた、ジャンクロンでイデアを釣って《虹光の宣告者》になる動きの強さが手応えとしてあり、今日日ではそれがイゾルデにもなるのだということで、単体性能だけで見ても悪くはない評価です。
☆3チューナーは真源と組み合わせてかなり有意義なΩを作れるので強いです。

・《ライティ・ドライバー》
2枚目以降のジェットシンクロン。
いやいやそもそもジェット自体が1枚しかないじゃないですかという話ですが、姫孔雀を採用するにあたり儀式に触れる手段(=アーデク)が欲しい、となるとレフティ→ライティで一発で作れるならばそれで、ということで、ここにはまた別の仕事が関わってきます。
また真源とのシンクロで安直に《ドリル・ウォリアー》がシンクロできるのもかなり重視しています。最近ではなんとか《ロード・ウォリアー》まで狙えないかと画策中。

・《レフティ・ドライバー》
お願いだから手札に来ないで

・《サイバース・ガジェット》
やはり一手でジェットウォリアーになれるのが最大のポイント。
そして去り際にトークンを残していくのもまたポイント。
このカード自体に触る手段はなく、されど引いていたら選択肢を大きく拡張してくれる、ピン挿しの鑑のような存在です。
まあ実戦で使ったことまだないんですけどね

・《ブラック・ガーデン》
基本的にはイデア蘇生手段として利用し、その他ストライカーやイゾルデを適宜蘇生できると便利そうかなと。
また盲点になりそうですが、これもまた自分場にトークンを残してくれるカードでもあります。

・《祝福の境界―リチューアル・チャーチ》
蘇生対象は目下《虹光の宣告者》のみのためそこまで比重を置く存在でもないです。そのくらいの距離感で頼っていたいカードとなりつつあります。ベタベタしたくない。
ただ流石にメインからもう1体くらい低レベルの蘇生先がいても……と思わないでもないです。候補としては黒庭で蘇生が利く通常モンスターである《ハッピー・ラヴァー》か、サポートカードである《サイバー・エッグ・エンジェル》あたりか。

・《真帝王領域》
個人的なフィールド魔法の採用バランスは場魔法3種に対して《テラ・フォーミング》1を積むくらいをよくやります。その一環で、サーチができる「帝王」カードとして。
効果を使うことはほとんどないですが、リリース1体でエレボスが出るのはそこそこ便利です。

・《再臨の帝王》
イデア・イゾルデとの相性が抜群であることは有名だと思います。
蘇生先はいよいよエレボスだけなのですが、悪い話ではなし。

・《連撃の帝王》
ヤバいと思ったが砂塵の悪霊を抑えきれなかった

・《ライバル・アライバル》
ヤバいと思ったが砂塵の悪霊を抑えきれなかった

・《D・D・R》
ジェットウォリアーが制約を免れず除外した場合に帰還できるようにというのが最たる狙い。そうでなくとも除外利用のカードが存外に多いです。
自分がイゾルデのための装備カードを選定する時は、「墓地に送ってどんな利があるか」よりも「素引きしてどんな使い道があるか」を重視しがちです。どうせ引くので

・《スピリットバーナー》
試験運用中。触れないであげてください

・《究極進化薬》
《究極伝導恐獣》にデッキ相性的な魅力を感じなかったため不採用としており一般に認知されているほどの火力は出ないのですが、パンクラトプスを投げつけるだけでも破格の威力でした。
以前まではなんとか「不知火」カード群を除外しようとしていましたが、あまりハマりませんでした。

・《一撃必殺!居合ドロー》
墓地にいてほしいカードとデッキにいてほしいカードが明確にそれぞれあるため、下準備の有用性を買って投入。イデアや和魂など、緩い条件で落ちてアドバンテージに繋がるカードが多いと使い勝手が増します。またチャーチで回収して延々と再装填できるのもよく知られた強み。
このデッキを使ってきて「一度だけ」、後攻1ターン目に効果を成功させてワンターンキルを成立させたことがありました。

・《ジュラック・インパクト》
ヴォルカザウルスを立て続ける意義の主張として。欲張って《エクシーズ・ダブル・バック》あたりまで狙おうとしていた時期はありました。
なお実際にはパンクラで撃つことのほうが多

・《幻影騎士団トゥーム・シールド》
発想としては姫孔雀と同じく、ヴォルカザウルスを通すための障害を無力化したいという謂い。
端的にイゾルデの素材や生存境界の弾と言ってしまえるのも強い。

・《幻影騎士団ロスト・ヴァンブレイズ》
トゥームシールドと違うのは、スピリットによって空きがちな盤面に戦闘耐性持ちを出現させられることと、何よりレベルを2にすることで自分場のどんなモンスターでもジェットウォリアーのコストに変換できること。
その発想伸ばすなら本当はシャドウディストピアなんですけどね。

・《白闘気双頭神龍
ハリファイバー→アクセルシンクロン+真源で相手ターンに不意に出現させられるかなという。またこれは受け売りですが、アークロードの後ろに立てられると打点が跳ね上がります。
何より大事なのは無償でトークンを作れることです。

・《PSYフレームロード・Ω》
馬頭鬼を抜いたため威力減のようですが、生存境界、トゥームシールドあたりの墓地効果を複数回再装填できる強みは相変わらずです。除外されたジェットシンクロンを戻したいシーンも多々あります。
何より真源が無尽蔵化するので頼りになります。

・《ロード・ウォリアー》
試験採用中。イデアを直投げできたら楽しそうかなという程度ですが。
ライティ・レフティでかなり出しやすくなっているはずなので、単に久々に使ってみたい存在ではあります。

・《ドリル・ウォリアー》
先述の通り、真源+ライティドライバーにて。
基本的にはイデアを拾っては捨てることでアドバンテージに繋げるほか、特殊召喚できないスピリットたちが落ちてしまった際にサルベージする安直な手として。一応ゴアトルスの起動もできたりはします。
あとこれは内緒なのですが、パンクラとかドゴラン拾うとハチャメチャに強いです。

・《アクセル・シンクロン》
ハリファイバーから出すシンクロチューナーのうち、バイファムートに繋がりやすいことと、生き残った際(あるいは素出しした際)ジェットシンクロンに触れる存在ということを買っています。
このデッキにおいて性能そのものはそこまで高くないため、EXゾーンに残ると厄介な場合もしばしば。プレイングの見極めが必要です。

・《ガーデン・ローズ・メイデン》
これも最近投入して様子見しているところ。ブラックガーデンで蘇生させるとそのブラックガーデンを持ち帰ってくるので何かがどうもおかしい。
ドラゴン族シンクロがいないのだけ少々惜しいので、気が向いたらコーラルでも入れてみようかしらとは思っています。

・《虹光の宣告者》
順番としては「ライティ→レフティとした時に置いておく強い存在が欲しい」という意見が実は先だったりします。
アーデクを使うならやはり少なくとも儀式方面にも手を伸ばしたくなるタイプです。

・《シャーク・フォートレス》
大変強い使い道を教えていただいたので秒でパクリました。
アークロードとも好相性。R5は、作りやすいですが並べにくいデッキのため、あまり層を厚くしていません。

・《ライトロード・ドミニオン キュリオス》
ここまでさんざん重要な初動を担うカードでるかのように触れ込んできましたが実際のところまだ使ったことありません(
強制効果で3枚落とすほうで必要なカードが複数落ちがちで、存外に万能とも言い切れないカードだなと感じているところです。あと相変わらずだなと

・《アークロード・パラディオン》
真源を上げて1000パンプを確約しやすいのは魅力である一方、その真源を筆頭に通常モンスターでは素材にならないことを失念しがちなのでまだ慣れていない。
どちらかといえばイゾルデを単体で放置するくらいならまだこれに繋げたほうが、という意図のほうが強く、活躍の余地は今後掘り下げていきたいとまで思っています。

・《聖騎士の追想 イゾルデ》
基本的な役割は終末に触ること(≒エレボスに触ること》、そして再臨を落としながらイデアを呼び込むこと。
先述の通りこれだけで相当、目指す条件に近づきます。
ただその後のリンク展開は決して強いプランを用意できていないため、酷い時には棒立ちでターンを渡すことすらしばしば。
L4くらいまで繋がると安心なんでしょうけどねえ

・《水晶機巧―ハリファイバー》
正直全然強くなかったのですがブルーム1枚で二度と抜けなくなりました。

・《リンクリボー
金華イデアを成立させる革命児。ブルームを即刻墓地に送れるのも強い。
ただ意外と「☆1トークン」は使っていないデッキなので、不意を突いて浮上してくるようなケースは稀です。

・《ジェット・ウォリアー》
☆5シンクロとしては破格の攻撃性能を持つモンスターであることを知らしめていこうという気概に満ち満ちているかと思いきやメインの仕事はR5の素材とかいう
実はこういった使い方は「新たなる小ネタ集」時代に一度ボツにしていたので(「その13」おまけ参照)、今再考できていることがかなり嬉しかったりします。

・《No.61 ヴォルカザウルス》
このデッキの主役なのですが、召喚されることなくゲームが終わることのほうが多いです(台無し)
あまり遊ぶ余地が無いというか、出たらガイアドラグーンまで込みで引導火力となるだけというか、そんなに「面白い」モンスターではなさそうという偏見がある気がしていて、そういうカードをギミックに取り込めるというのはそれだけでちょっと楽しい。



○その他候補札


余力があったら追記します

・《ユニゾンビ》《不知火の隠者》《馬頭鬼》《牛頭鬼》《ゴブリンゾンビ》
エレボスを落とすためのユニゾンビと愉快な取り巻きたち。Ωに安直にアクセスできることも強みでした。
通常抜ける優先順位はかなり低いとは思われますが、このデッキの大きな弱点として召喚権の渋滞が顕著で、ユニゾンにせよ隠者にせよそれに一枚噛んでいたことが気になり、またブルームの登場でエレボスにより安直に触れるようになったことも手伝ってまとめて抜けるに至りました。
「不知火」カードが増えると《究極進化薬》で除外して効果が誘発させられるかとも考えていたのですが、単発で使って有意義な効果持ちが存外に少なかったため、そちらの方向に寄せていくのは一旦放棄しています。
ニゾンビ自体は手札を切れることも強みで、それも効果で落とすためにゴアトルスが誘発したりと、独自の売りが無視できないものではあります。また馬頭鬼は後述の《星邪の神喰》を使っていこうとした際には最強クラスの起動札で、Ωに寄せる意味も込みでより重要な存在になってきます。

ハリファイバーが禁止になったら再考していこうと思っています。

・《アーティファクト―デスサイス》ほかアーティファクト関連
《ジュラック・インパクト》で盤面を吹き飛ばした際に何か残るようにしたいという考えから。「和魂をORUから落下させやすいR4」として《竜巻竜》を採用していたことも一因でした。あくまでもR5主体デッキのため特殊召喚しやすい☆5であるという主張。
なお、レシピ画像サイド欄ではモラルタになっていますが、全体破壊を行うジュラックインパクトで起動しようというならモラルタにする意味もほとんど無いのだということにしばらく気付いていませんでした。

・《九尾の狐》
「墓地に送りこんで意味のあるアンデット族」で、「トークンを作れる」モンスター。
組んでいるうちに炎属性が多くなってきたことも何か活かせないかと狙ってもいましたが、特に活かせず。

・《炎霊神パイロレクス》
《究極進化薬》で条件無視をして放り込むことでも効果が出る最上級。一応炎属性がある程度増えてきたことを活かせるカードではあったのですが、そもそももっと強いヴォルカザウルスを使うデッキだしなあ、という話で。
本当は別ギミック用のパーツ2種と組み合わせて別なコンボを決める意図もありましたが60枚では到底収まりそうになかったので却下。
一応「エレメントセイバー」連中が戦士族だったので、トゥルースの先を考える時に見直したりはしました。

・《フォトン・スラッシャー》
【スピリット】を使ったことがある方なら誰でもご存知とは思いますが、召喚権を使わず出せる☆4というのがそれはもう重要で(和→荒+☆4でR4作って和魂を落としたいため)、そういう一環で。また、序盤にイゾルデを立てる一助として。
ストライカーと交代する形で抜けていますが、単体でも最悪打点になるモンスターで、ジェットウォリアーを組む際にも便利な非チューナーということで、シンプルながら使い道が多いのも事実。サイバースガジェットあたりと差し替えになる可能性はまだまだ残ります。

・《ドッペル・ウォリアー》
「トゥルースから出せる」「トークンを作れる」「黒庭ライン」のモンスターということで候補になりましたが、ピン挿しとはいえジャンクロンを入れているところにこれを使うと明らかに別なデッキになるだろうということで、見なかったことにしました。

・《光帝クライス》
ゾルデからサーチし、《帝王の深怨》発動条件に寄与するモンスター。先述のアーティファクトを使う際にも効果的な存在ですが、連撃がピン、アイテール不採用のこのデッキではサブギミックにもなりませんでした。
後ろを剥がすカードとして使いやすく、嘘でもエレボスサイクル主体であることを活かせるカードではあるのは無視できない特徴。

・《イビリチュア・ガストクラーケ》
虹光からサーチが利く帝王ステータス。それ以上の意味を見いだせなかったため不採用。

・《No.22 不乱健》
ヴォルカザウルスと同じく「攻撃力2400以上・守備力1000」でエレボスで回収が利くエクシーズ体。素材になるのはエレボス自身のほか、《闇黒の魔王 ディアボロス》《死霊王ドーハスーラ》等。
真源+ジェットほど綺麗なサイクルにならなかったので一応諦めました。挙げた素材で殴ってるほうが強そう

・《闇黒世界―シャドウ・ディストピア―》
上記の不乱健を使うならディアボロス用に使うかなと考えたカード。一応これもトークンを作れます。
またロストヴァンブレイズと併せてジェットウォリアーで相手モンスターを無条件除去できる狙いは一応ありました。これはこれで別にそういうデッキが組めそう。

・《カーボネドン》
展開に噛む恐竜族の水増し案。通常モンスター出力は生存境界的に便利。《星邪の神喰》プランを採る際にも有効でした。
もう少し枠に余裕があれば使ったかなという感じ。

・《幻創のミセラサウルス》《ジュラック・アウロ》
オヴィラプターから一手で☆5シンクロに向かえることで名を馳せたセット。ついでに星邪起動のトリガーを引いているのもポイントでした。
言うほどデッキの中身が恐竜族してなかったので一度保留しています。アウロ先引きのリスクもあり。

・《カラテ魂 KURO-OBI》《ケンドウ魂 KAI-DEN》《スモウ魂 YOKO-ZUNA》
「帝ステータスで」「戦士族で」「スピリット」な「☆5」の方々。
んー?

・《霊魂の円環》
近年与えられたスピリット強化の中では不自然なほど強いカード。
相手の攻撃をいなす方向に考えたくなったらまず採用したいかなとは思っています。

・《星邪の神喰》
好き

・R4の皆様
和魂はリンクに使った方が効果的にドローできることに気付いたのでいつしか全員抜けました。
先の通り《竜巻竜》くらいなものでしたが。


○あとがき


デッキ名はヴォルカザウルスのナンバーをとって「61」式。むいしき。

昨年秋ごろ組んだものです。比較的新しめ。
相互にシナジーを組みまくっているので、色々なカードを見ることができて、久々にデッキ構築自体でエキサイトしていました。

プラン自体は自力で考えたものですが、使用しているカードのインスピレーション的なものは2018年中に出会った方、見かけたレシピや発案から派生しているような部分も多く、その意味でも面白さを勝手に感じているレシピとなっています。
見聞は広げておくものですね。

手持ちデッキは今年こそある程度記事として保管しておきたい所存です。しばしお付き合いいただければ。