悠久フィロソフィー

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【アロマずき改】(リアルプール)

漠然と遊戯王の話とかしたいなーと思ってもついったとかだと周囲のレベルが高すぎて誰にもキャッチアップできません。みんなすごいなあってなります。悲しい


そういう時の妄言は辺鄙なブログにこっそり書き残すのがよろしい




【アロマずき改】




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前回は → こちら


《つまずき》及び《魂吸収》軸【アロマ】。と、やってることは以前と同じです。ただとうとう自重のタガが外れてチェーンの数を気にするようになってしまいました。と言いつつこの枚数にしてからけっこう経つんですけどね。
回るとこんな感じ、という参考動画はこちら→ http://www.nicovideo.jp/watch/sm30734054 (相手視点、6:18~11:32)

前回との変更点や最近の事情のみメモ程度に。





○《地母神アイリス》の採用について


構想段階で、このデッキの一番最初の狙いはそもそもこのカードを機能させることでした。
アロマは複数回のチェーンを積むことが元来得意なテーマであると感じ、特に一直線上で複数のチェーンを発生させる《連鎖爆撃》的発想よりも、「多段階に連続して複数回チェーンを発生させる」ことに長けている印象がありました。もちろんこれは「1.回復の発動」→「2.回復時の効果の発動」という連鎖的なチェーンブロックの作り方をしている仕様のためです。
もともとこのデッキはこの側面を《つまずき》でさらに特化させるプランだったのですが、以前まではチェーン数参照カードの採用はせず、《アロマージ―ローズマリー》の表示形式変更効果を加えて総合的に縦横のコントロールを図る戦略を立てるにとどめていました。これはこれで相性が良くまとまって見えましたが、しばらく使っているうちに転機のようなものがありました。


まず主に、「機械天使」カテゴリの発達が挙がります。
ナーサテイヤが回復効果持ちで、戦闘でほぼ突破されない場持ちの良さと、軽々と戦線復帰する柔軟さを持ち合わせている。弁天はこのナーサテイヤの儀式リリースに充てることで「光・天使」=アイリスをサーチすることができる。サイバープチエンジェルはつまずきとチェーンを乗せられるCIP効果持ちで、レッドリゾネーターから出してそのまま《虹光の宣告者》になったり、ジャスミンとR2になったりする。機械天使の儀式が墓地から除外されれば相手ターン中にも《魂吸収》の回復を使える。
このデッキととにかく相性の良い《PSYフレームロード・Ω》との抜群のシナジーであるとか、つまずきで寝かせた相手モンスターを奪って先に使用する戦法であるとか、概ねナーサテイヤの異常な性能と相性に寄り添う形ではありましたが、その余波でアイリスがサーチできるようになったため、せっかくならばと投入してみた次第。
弁天からはオネストもサーチし分けられるのが地味に便利でした。ジャスミンを攻撃表示で残すことは存外に多いですし、手札誘発効果持ちはリビングデッド→ドゥローレンでの使い回しが強い。


また、『魂吸収を起動する「除外」の側面と、つまずきを起動する「召喚・反転召喚・特殊召喚」の両側面を持ち』、かつ、『それをスペルスピード2で使用できることができる』ようなカードの増加も、チェーン戦略を助長しています。
レシピを眺めればわかりやすいですが、カテゴリ単位で目につくのは「幻影騎士団」と「バージェストマ」でしょうか。
特にこの両カテゴリは《幻影騎士団ロスト・ヴァンブレイズ》の登場によって罠素材持ち《バージェストマ・オパビニア》の調達が非常に容易になったことでより相互に結びついており、結果的につまずき・魂吸収の両戦略を同時に強化してくれている格好となっています。
幻影サーチだけまだ未採用ですが、サイレントブーツの1枚くらいはそろそろ入れたいかなとも思います。R3=ゼンマイティからラビットを繰り出していくことを初動として目指していたあたりからブレイクソードも違和感無く入りました。


アイリス採用に至った理由のもう1点としては、単に昨夏せっかく手に入れた米レリを使いたかったから、とかいうのがあったりなかったりします。


そんなに引いて何するの、という話ですが、前からドゥローレン経由のアセンションでワンショットをかますような勝ち筋に多く乗っていたので、相変わらずそれを狙っていくくらいのことかなと。ドローして困ることもないよねという感じです。
一応、《氷結界の龍 ブリューナク》が手札を多く切るほどに威力を増すカードではあるので、それが便利というのはあるかもしれません。


チェーン戦略といえばもう1体対を成すモンスターがいるわけですが、こちらに関しては後述。




○新ルール雑感


この小見出し手持ちデッキ全部でやりたいくらいなのですが、とりあえず目立った被害は無いです。
見ての通りシンクロ連打やエクシーズ連打をするデッキでもなく、どこで打点を取っていくの、というほど打点が無く、わかりやすいアタッカーのΩやΖは自力でメインモンスターゾーンに移っていく。
序盤に出したオパビニアが無意味に残ったりすると少し厄介な意味はあるかもしれません。また、実戦を経た感想としてはドゥローレンがいつまでもEXゾーンに残っていると攻め手が追加できないもどかしさがありました。
それ以外は、むしろモンスターゾーンの総数が増えて助かる意味合いすらあるのかなと。


リンク召喚およびリンクモンスターについて。
守備表示の無いリンクモンスターが《つまずき》と相性最悪なのは言わずもがなですが、だからといってそこまで致命的ではない様子でした、今のところは。正面切って殴りかかってくるエース的なリンクモンスターが今後増えてくるとさすがに厳しいかもしれません。
ただそれはこちらも同じことで、つまずきの影響を受けずにそのまま攻撃に移れるモンスターを自分でも用意できるという話。どちらかといえばリンクモンスターの積極採用も視野に入れているところです。枠無いんですけど


リンク召喚自体は、EXゾーンのモンスターをさっさと捌いてしまうような使い方になるのかなと思ったりします。
リビングデッド除去による自壊や永続札への除去を防御するために《聖杯神楽イヴ》だとか《プロキシー・ドラゴン》だとかを綺麗に使えると良いなあとは。
あとは《ファイアウォール・ドラゴン》がセルフバウンスに使えたり《トポロジック・ボマー・ドラゴン》がバーン持ち・CIP誘発効果持ちだったりしますが、このへんは素材数が多いので厳しそうか。


ところで守備表示の存在しないリンクモンスターが登場した時、つまずきは発動自体しないのか、発動するが無意味なのか、どっちなんでしょうかね?(小声)




○その他投入札


・《レッド・リゾネーター》
前回エントリと比べているいないが一番大きいのはやっぱりこのモンスターだろうなあと思います。いるのが当然になりすぎていてむしろ前回いなかったことに驚きました
「潤いの風による任意回復」「魂吸収による任意回復」に加えて「リビングデッドの呼び声による任意回復」が実現しました。とにかく回復量が非常に高い上に、召喚時・特殊召喚時どちらにも効果を持っているためつまずきとの連鎖が捗ります。
以前に別のタイプのアロマ (→ こちら)で軸に据えていたことがありましたが、シンクロキャンセルや爆発が無くとも充分に強力。こういうタイプの手札からの展開は任意にサーチ先を選べる潤いと、あるいは単純にドロー戦略と相性が良いです。


・《アロマセラフィ―アンゼリカ》
一時期このカード1枚の登場のためだけにデッキがまったくまとまらなくなったことがありました。チューナーであることでシンクロをより広範に考える必要が出てきたことであるとか、このカードを投入することによるデッキ枚数の増減だとか、墓地にアロマを用意して立ち回るプレイングだとか、自己再生条件の意識だとか、云々。
光チューナーであるため《エンシェント・ホーリーワイバーン》を出さざるを得ないような状態になっていたことも嬉しい悲鳴でした。ワイバーンはそのうち抜けます。
現在は気持ち抑えめ。こちらも任意に回復できる札というだけで有用であることは間違いなく、またリビングデッドともどもバウンスして使い回せることから手札誘発がそもそも好相性なのは先にも書いた通りです。フリーチェーン手札誘発というだけでもチェーン数稼ぎには強い。
しかし単体ではおよそ何も起こさない。
悩ましい。


・《クリストロン―クオンダム》
どうしても上級シンクロ(主にΩ)に安定して届かないことがあったので、「高レベルチューナー」として入れてみました。最近までは入っていたスパイダーシャークの素材としても一応有効。
余談ですがこのカードを霧剣や迷い風で無効にすると相手メインフェイズに無限にチェーンを稼ぐアレになるとかならないとか


・《氷結界の龍 ブリューナク》
自分場のカードも戻せるならデッキ相性的に完璧でしたが、贅沢は言うまい。
バック処理が苦手なアロマというテーマで後ろに触れるのは偉大です。ただ今このページを書いていてコーラルなら破壊になるわけだしチューナー性能も欲しいなという目移りが……


・《エンシェント・ホーリーワイバーン
レッドリゾネーターでライフと攻撃力を倍加させ続けるやつができるねっていうだけだったのでそのうち抜けます。そんな布陣が作れる状況なら何やってもどうせ勝ててる。


・《PSYフレームロード・Z》
Ω同様、魂吸収下で1000点ずつ回復を齎してくれる優秀な打点ですが、目下そこまで仕事したことがなかったりもします。シンクロのレベルが合わないというか、仮想敵に上手くぶつけられないというか。
リンク召喚戦略相手に使うとそこそこ機能しそうかもなあとは思わないでもない。




○新規札展望


軽く2点ほど触れます。



ここまでお読みいただければ言うまでもないこととは思いますが、《トリックスター・リンカーネイション》の相性が本当に鬼です。魂吸収を2段階に起動させつつ、つまずきも起動させることができ、そもそも(1)効果の妨害性能があまりにも高い。前まで《光の封札剣》を使っていた私が阿呆みたいだ……
ぶっちゃけリンカーネイション1枚で相当な新星なのですが、「トリックスター」というテーマ自体がなんとまさかのバーンテーマ。ライフ(差)管理を頭に置いて戦うアロマとの親和性はすさまじいものがあります。アライさんこれはまたやってしまったねえ

現在のレシピでは場魔法2に対しテラフォーミング1で、個人的な枚数比ではもう1枚くらい場魔法が欲しいなということで以前まではチャーチやらエンタメデュエルやら挿していたわけですが、《トリックスター・ライトステージ》からのリリーベル特殊召喚でチェーンブロックが2度発生することを思うとこちらを使ってみたくもなるなと。キャンディナがCIP効果持ちだったりマンジュシカがss2の特殊召喚効果持ちなのも文脈を外れません。完璧か?

オマケにリンク召喚テーマかつアニメの主要キャラテーマということで今後の発展にも期待が望める。
ある程度ででも、採用していくことになるテーマ群だろうと考えています。



・《No.29 マネキンキャット》

バージェストマの採用に前向きになりR2をもう1枚くらい使ってもと思っていた矢先に現れてしまった新規エクシーズ。
デッキからだろうが墓地からだろうがどこからでも直投げできるとなると否が応でも色々考えます。アイリスとか弁天経由でサーチしてたのが馬鹿らしくなってきますね……

せっかくなのでろくにサーチもリクルートもできない・しかしチェーン戦略の主役を張る、みたいな某ライトニングパニッシャーでも使ってみたいなと思っています。

マネキン立ててブラックガーデン張っておくと相手場にトークン作るだけでパニッシャー湧いて相手が特殊召喚する瞬間にチェーンブロック2つ組まれるってマジ?







以上、ざざっと簡単に。たまにこういうのを書かないとデッキの進展というか変遷というかが後からわからなくなるものだなと思いました。
今後しばらくこういう形で手持ちデッキの記録を残せたらなーと漠然と思います。新年明けてから全然更新してませんでしたしねえ。聖戦士のデッキ記事の後半?知らねえなあ……


アロマというテーマ自体をもっときちんと使っていけたらな、と最近は思います。もっとスマートにしたい。