ADS動画、第12回の解説&補足&裏話です。
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○動画概要:制作背景について
テーマは「一撃」でした。
1ターンに複数回の大ダメージを与える「ワンターンキル」よりもさらになおシビアに、「1回の攻撃宣言だけでデュエルを終わらせる」という意味合いがあります。
例えば、高いダメージと高打点を合わせて使うマシュマックのようなカードは避けています。あくまでもワンショットにこだわりました。
具体的には、10000程度の打点を確保する手段や、攻撃力を上げ続けるループなどを採用しています。
また、「戦闘ダメージの倍加」を利用している箇所も多いです。サムネ《ストイック・チャレンジ》はその象徴ともいえます。
○動画概要:内容のポイントについて
上記の通り、「1回の攻撃宣言」を追及しています。
やや無理をしているように見受けられるシーンもあるかもしれません。
比較的使用カードが偏ってしまったようにも思われたので、似たカードを使うネタは連続するようにしました。
《ストイック・チャレンジ》や【シンクロン】系統が該当します。
○解説&裏話
おまけパートの解説は後日。
1:【あまのじゃくBFD】
【解説】
「無限にバーンを受け続けるループ」+《ブラック・フェザー・ドラゴン》+《あまのじゃくの呪い》で、無限に攻撃力を上昇させることができます。
動画内では《鉄の騎士 ギア・フリード》+《暗黒魔族 ギルファー・デーモン》+《死霊の誘い》でループを組んでいます。
【補足】
動画では必要枚数の少ないギルファーデーモンを使っています。
タイミング次第では《暗黒のマンティコア》+《デーモン・イーター》でもいけそうではあります。
【補足2】
ループの最後にこっそりギルファーデーモンをブラックフェザードラゴンに装備させています。
あまのじゃく効果で500パンプアップがおまけされる形です。
【参考】
「モンスター1体に弱体化系のカウンターを置き続け、あまのじゃくでひっくり返して高打点を得る」発想のコンボは、くうねるさんが以前に動画で扱っていましたので、こちらも参考にご覧いただければと思います。
→参考動画1「遊戯王ADS コンボの蔵"弐"」:http://www.nicovideo.jp/watch/sm23892951
【裏話】
1つ前の「ループ」回を受け継ぐループネタでのスタートとなりました。
実際、第11回で扱っても良かったかなと多少迷ったネタではあります。
【裏話2】
コメントでも指摘をいただきましたが、演出は「初日の出」イメージでした。
《ブラック・フェザー・ドラゴン》という一般にあまり真っ当な評価を受けていないように思われるモンスターで脳筋な一撃を放って新年を開始できたというのがなかなか達成感。
2:【ワンショットべルフレイム】
【解説】
これにより、ベルフレイムの攻撃力を上昇させ続けるループを組んでいます。
【補足】
スタンバイフェイズまでに発動できる、《黄泉ガエル》を邪魔しない展開カード、というのは存外少なかったのです。
もっとも、《魂のリレー》なんて危なっかしくてとても使えない、という見方ももちろんあるはずで、普通に通常召喚して《和睦の使者》なりで守った方が適切な部分かもしれません。
【裏話】
尺が足りなかったので埋め合わせで急造したシリーズです。シンプルではあり、また知っている人には目新しくもないだろうかとも思われました。
攻撃力上昇ループが2連続で配置してあるという限りでは悪くなかったのかも。
3:【ダブルアップ幻想機皇】
【解説】
攻撃無効効果を持つ《青き眼の乙女》を相手場に送り付け、こちらの攻撃を無効にさせることで《ダブル・アップ・チャンス》を能動的に発動していくネタです。
一撃で8000のダメージを与えるために、攻撃力4000の《サイバー・エンド・ドラゴン》を採用、そのために《幻想召喚師》+《カオス・インフィニティ》の組み合わせを利用しています。
【補足】
《サイバー・エンド・ドラゴン》には、単に打点持ちであるというだけでなく、4000打点の「貫通ダメージ」を見せつけていくことで、乙女の効果の発動を精神的に誘導していく狙いがあります。
実際上手く行くかは知りません(ぇ
【補足2】
もしも相手のデッキに《青眼の白龍》が入っていた場合、《ダブル・アップ・チャンス》がタイミングを逃す、ということには注意が必要です。
また当然ながら相手が乙女の任意効果を使ってくれなければ成立しません。有名なカードではあるので失念されることこそないでしょうが、わざわざ相手が送り付けてきたカードなのだし何かあるのかも……?と疑われてもおかしくはないところ。
【補足3】
とはいえもともと《ギブ&テイク》が、《青き眼の乙女》を対象に取れるカードであり、デッキとしてまとめるにはあまりにも相性が悪いカードである、ともいえないのかなと思われます。
また、《カオス・インフィニティ》で呼び出す《機皇兵ワイゼル・アイン》は《カメンレオン》《暗躍のドルイド ドリュース》に対応しており、普通に《No.39 希望皇ホープ》を出していけるのかなとも考えています。ダブルアップチャンスとコンボさせる意味がだいぶ怪しくなってしまった感じはありますが
【補足4】
手札の《闇霊使いダルク》は、《カオス・インフィニティ》と合わせることで《憑依装着―ダルク》を出し、《幻想召喚師》をサーチする一連の流れのために入っています。
また、《決戦融合―ファイナル・フュージョン》もまた、《ダブル・アップ・チャンス》を発動するトリガーとなり得るカードです。こちらに関しては「第14回」で取り扱っています。
【裏話】
なかなかの脳筋カードであるところの《ダブル・アップ・チャンス》は是非とも使ってみたいカードの1枚でした。
マイナーなカードで条件を満たしたいなと漠然と考えていた結果として《青き眼の乙女》に行き着いています。
4:【ワンショットピューマン】
【解説】
攻撃力を倍加する《ピューマン》に、高打点を付与する《ビーストライザー》を合わせ、その上で倍加効果を使うことで一撃必殺級の攻撃力を獲得しよう、というネタです。
動画では《獣神機王バルバロスUr》をコストに3800ポイントアップ(+《炎舞―「天キ」》)→倍加することで、10000を超える打点を得ています。
【補足】
《ピューマン》が、手札コストに獣戦士族モンスターを要求する点に注意。
動画では《炎舞―「天キ」》を利用していますが、燃費の悪さは否めないのが難しいところ。
【補足2】
《ビーストライザー》ならば、コストにするモンスターで攻撃してから除外してしまう使い方もまた充分強力であることを忘れないようにしておきたいものです。
ピューマンの効果がメインフェイズの起動効果なのがなんとも惜しい。
また、動画内での動きでは召喚権を使用していないので、《神獣王バルバロス》を妥協召喚して《ビーストライザー》コストにするのも良さそうです。
【裏話】
割と以前からストックしていたネタでした。
前回の「ループ」に負けず劣らず、「一撃」もまた、ネタをこの回のために溜めていたテーマだったりします。
5:【ストイックビヨンド】
【解説】
素材を2つ持った《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》に《ストイック・チャレンジ》を装備させ、ビヨンド効果で攻撃力を0にした相手モンスターを攻撃した場合、「(3000+1200)×2=8400」ダメージで、ワンショットキルとなります。
動画では、《ストイック・チャレンジ》をサーチしつつランク6を組むために、《ヴァイロン・キューブ》を使ってレベル6シンクロをしています。
【補足】
比較的少ない枚数でワンショットを叩き出しているため、ある程度は除去にカードを費やす余裕があるといえるかもしれません。
《エクシーズ・バースト》あたり相性が良いかなとか思ったり。
【補足2】
普通に《No.39 希望皇ホープ》から《RUM-アストラル・フォース》でビヨンドを出す場合のことも考えていた覚えがあります。
《ダーク・バグ》→《ヴァイロン・キューブ》からレベル4シンクロ、適当なレベル4モンスターssと合わせてどうのこうの、とかだったような。
【裏話】
上記のように「ストイック+ビヨンド」はいくつか考えていたのですが、これらを複数動画にする意味も無いだろうなと思い割愛しています。
割と周知の事実っぽい感じでもあったので、むしろ、今更何を、という気分がありました。
6:【ストイックバリアン】
【解説】
《CNo.107 超銀河眼の時空竜》周辺のカードを利用して、いわゆる「エクシーズチェンジ」を連続して行い、最終的にエクシーズ素材を多数持った《CX 冀望皇バリアン》を特殊召喚し、自身効果によるパンプアップと《ストイック・チャレンジ》の性能強化を狙っています。
動画内での動きは以下の通り。
1.《幻木竜》+《幻水竜》=《No.107 銀河眼の時空竜》ss
4.《CNo,107 超銀河眼の時空龍》に重ねて《CX 冀望皇バリアン》ss、アージェント回収
5.バリアン効果で墓地の「ギャラクシーアイズ」をコピー
8.《CNo,107 超銀河眼の時空龍》に重ねて《CX 冀望皇バリアン》ss
この流れでバリアンの持つ素材を8つとしています。バリアンの攻撃力は8000となり、ストイックチャレンジのパンプ数値は4800に。
攻撃力3000の相手を殴っても、20000近いダメージを与えるほどのオーバーキルを達成しています。
【補足】
「5」「6」のステップは省略可でした。ネオタキオンにそのままFAを重ねることができます。
この場合でも素材は7つとなり、充分な数値ではあります。
動画ではわざわざ《ゲール・ドグラ》を使って墓地に「ギャラクシーアイズ」の「No.」を送り込んでいますが、ここまですることはなかったかも。
【補足2】
また、装備カードを素材にする効果で素材を増やすのも手。
【補足3】
忘れがちではありますが、バリアンのコピー効果は名称ターン1制限付きです。
途中でプライムフォトンの名前をコピーしているため、最後にコピー効果を使えなくなっています。
ここは「5」「6」の部分を省略して最後にプライムフォトンの効果をコピーしたほうが打点は高くなっていたのかも。
【裏話】
元々《ストイック・チャレンジ》に関して理解が浅く、先のビヨンドなどを考えていた際に「ORUを溜めこみまくってストイック付けたら凄いダメージが入るのでは?」と安直に考えた結果として考えられました。
結果として、「バリアンで《ゴーストリックの駄天使》をコピーして特殊勝利を狙う」系統の発想にむしろ近くなっているのかなというところです。
7:【ワンショットクレーン】
【解説】
《クレーンクレーン》で墓地の《創造の代行者 ヴィーナス》を「効果を無効にして」特殊召喚し、ヴィーナスの、無効になった効果のコストとしてライフを払い続け、《魂の一撃》に繋げる流れです。
クレクレとヴィーナスはそのまま《弦魔人ムズムズリズム》になり、《魂の一撃》と強力にシナジーさせることができます。
ヴィーナスのライフ減少が500刻みなので、《魂の一撃》で最低でも3750は攻撃力を上昇でき、その後ムズムズリズムの効果を発動するため、10000少々の打点を見積もることができます。
【補足】
無効になっているとはいえ、ヴィーナスの効果を発動しようとするためにはもちろん、手札かデッキの中に最低1枚は《神聖なる球体》が残っている必要があります。
【補足2】
ライフポイントを500以下にまで下げつつランク3を立てられる計算なので、他にもいくつか活用法が考えられます。
クレクレ+ヴィーナスで、《ラヴァルバル・イグニス》など「戦士族ランク3」を特殊召喚し、《RUM-バリアンズ・フォース》で《CNo.39 希望皇ホープレイ》を出せば、「ライフ1000以下」の効果を使うことができます。
同様に、《潜航母艦エアロ・シャーク》をランクアップさせ《CNo.34 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》も狙えます。
また、《M.X-セイバー インヴォーカー》から《戦士ラーズ》を出せば、トップ固定から《大逆転クイズ》を使うことができます。
【裏話】
クレーンクレーンでヴィーナスを釣った際にライフを払えるということに気付いたことが全てでした。ムズムズリズムと魂の一撃も、出来すぎたように相性が良かったです。
BGMが間奏に差し掛かっている間、不穏にライフが減り続ける様子がなんとなく個人的に好みだったり
8:【ヴァジュランダクライム】
【解説】
装備カードを墓地に送ることで攻撃力を倍加させることができる《ドラグニティナイト―ヴァジュランダ》の攻撃性能に着目したネタです。
以下の内容を組み合わせています。
・《ドラグニティナイト―ヴァジュランダ》+《星蝕―レベル・クライム―》+《レベル・スティーラー》
・《パワー・ツール・ドラゴン》→《ドラグニティの神槍》(or《光学迷彩アーマー》ほか装備魔法)
デッキから《ドラグニティ―ファランクス》を展開できる《ドラグニティの神槍》をサーチすることができます。
また、ヴァジュランダの効果コストのためにそもそも装備魔法を多用しやすい構築に寄せることができるのかなといったところです。
動画では、展開したファランクスは《たつのこ》経由で《アームズ・エイド》までシンクロさせてヴァジュランダに装備、パワーツールドラゴンも《受け継がれる力》で攻撃力を加算、効果使用後の神槍はヴァジュランダのコストに、と、どれも余さず打点に変換しています。
・《星蝕―レベル・クライム―》+《光学迷彩アーマー》
あらゆるシンクロモンスターをダイレクトアタッカーにする組み合わせです。
もっとも、パワツのサーチのためだけに光学迷彩アーマーを3積みするのは事故が怖いところなのですが。
【補足】
変に《光学迷彩アーマー》でダイレクトアタックを狙うよりも、素直により打点を稼げる装備魔法をサーチしてモンスターを叩いた方が、(《アームズ・エイド》も相まって)よりダメージが入っていたのかもしれません。
せっかくレベルクライムでレベルが1になっているのだし、という程度の、ほとんどおまけのような要素ではありました。
【補足2】
《受け継がれる力》あたりも微妙なところではあります。
今回「一撃」に無闇にこだわった結果としての無理矢理な部分が最も顕著に出ている部分といえるかもしれません。
いちおう、単体のパンプアップとしてはかなり高めの強化ができるカードであることは間違いないと思われます。
【裏話】
展開性能にばかり着目されがちなヴァジュランダの、充分に無視できない威力を持つ打点強化をピックアップしてみたかった、というところから考えました。
結果としてやや強引にではありますが、なかなか派手な一撃になったように思えます。
どちらかといえばレベルクライムの使い方のほうが頭を使ったといえるのかもですが。
9:【ライトニングバイスカウンセラー】
【解説】
《ライトニング・ウォリアー》が《オネスト》《ラッシュ・ウォリアー》の両方に対応しているため、この状態でこの2枚を使った場合に強烈なダメージを与えることができます。
【補足】
「《オネスト》で上昇後」の攻撃力を→「《ラッシュ・ウォリアー》で倍に」しています。
そのため、攻撃力が3000アップして5400となった《ライトニング・ウォリアー》で攻撃力Xの相手を攻撃した際にこの2枚を併用した場合、「10800+X」のダメージを与えられる計算です。
バイス、リリー無しの場合でも「4800+X」ダメージで、さらに《ライトニング・ウォリアー》効果によるバーンも加わります。
【補足2】
「光属性」かつ「『ウォリアー』シンクロ」という条件を満たすのは《ロード・ウォリアー》と《ライトニング・ウォリアー》のみ。
このうち縛りが無いのはライトニングだけ、ということでした。
【補足3】
バイス、リリーともにパンプアップはエンドフェイズまでであることに注意。一撃で決めるとまで行かずとも、なるべくライフを奪ってしまいたいところです。両者ともになかなかこちらのライフを持っていくカードでもあります。
また、展開のために《ヘルウェイ・パトロール》を使っています。《神の居城―ヴァルハラ》より現実的かなというところ。
【裏話】
不遇な評価を受けがちな《ライトニング・ウォリアー》ですが、たまたま2種脳筋カードの交差点に位置していました。せっかくなのでこれは活かしてみようかなと。
10:【クレーンラッシュロード】
【解説】
「相手モンスター1体の攻撃力を0」+攻撃力を1000上げた《ロード・ウォリアー》+《ラッシュ・ウォリアー》でのワンショットを目指す流れです。
動画での手順は以下。
1.《レベル・スティーラー》を捨て《クイック・シンクロン》ss
2.《クイック・シンクロン》のレベルを下げ《レベル・スティーラー》ss
3.《クレーンクレーン》ns。効果で《霞の谷の祈祷師》ss
4.《クイック・シンクロン》+《レベル・スティーラー》+《クレーンクレーン》=《ロード・ウォリアー》ss
5.《ロード・ウォリアー》効果で☆2チューナー(動画では《幻獣機オライオン》)ss
6.《シンクロキャンセル》発動、《ロード・ウォリアー》を戻し《クイック・シンクロン》《レベル・スティーラー》《クレーンクレーン》ss
8.《クイック・シンクロン》のレベルを下げ《レベル・スティーラー》ss
9.《クイック・シンクロン》+《レベル・スティーラー》+《クレーンクレーン》=《ロード・ウォリアー》ss
10.《ロード・ウォリアー》効果で《ラッシュ・ウォリアー》ss
11.《霞の谷の祈祷師》効果コストで《ラッシュ・ウォリアー》を手札へバウンス(効果自体は無効)
12.《ロード・ウォリアー》のレベルを下げ《レベル・スティーラー》ss
13.《霞の谷の祈祷師》+《レベル・スティーラー》=《アームズ・エイド》ss
14.《ロード・ウォリアー》に《アームズ・エイド》を装備
これで、相手場に「攻撃力0モンスター」、自分場に「攻撃力4000のロード・ウォリアー」、そして「手札にラッシュウォリアー」という条件が揃い、攻撃することで8000ちょうどのダメージを与えられます。
【補足】
手札の《トランスターン》《ハーピィ・ダンサー》は、《霞の谷の祈祷師》が無い場合に使うカードでした。
《霞鳥クラウソラス》を《トランスターン》することで《ハーピィ・ダンサー》に変換でき、これによって《ラッシュ・ウォリアー》をバウンスできるのですが、バウンス後の追加召喚が無ければ結局アドバンテージ的に微妙のように思えたので実際には使っていません。
【裏話】
要は《ロード・ウォリアー》による《ラッシュ・ウォリアー》リクルート、からのバウンスで無理矢理手札に加えてしまおう、というネタでした。
4000×2=8000ジャストのダメージが入るほか、仮に足りなかったとしてもアームズエイドの追撃バーンがあり、決定力は高いものと思われます。
11:【スプラッシュフィスト】
【解説】
以下の内容を組み合わせています。
・《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》+《罪鍵の法―シン・キー・ロウ》+《ジャンク・ウォリアー》
《ジャンク・ウォリアー》のパンプアップ効果は対象の有無に関わらず発動するため、これにチェーンして《罪鍵の法―シン・キー・ロウ》を発動しレベル1のトークンを並べることで大幅に攻撃力を増加させられます。
参照しているのは《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》。攻撃力を倍加させる効果で、アンブラル・ミラージュ・トークンの攻撃力を1体あたり4800に引き上げます。
アビススプラッシュ自体は《クイック・シンクロン》×2+《帝王の轟毅》で出しています。
・《CNo.73 激瀧神アビス・スープラ》+《ラッシュ・ウォリアー》+《スクラップ・フィスト》
単に《ジャンク・ウォリアー》をこれでもかと強化しているだけです。
【補足】
これらにより、攻撃力Xのモンスターを攻撃する際のジャンクウォリアーの打点は(2300+4800×3+X)×2=33400+2Xとなり、与える戦闘ダメージは(33400+X)×2=66800+2Xとなります。
動画では攻撃力4000のエクスカリバーを攻撃したため、「74800」ダメージを記録しました。
【参考】
制作時は失念していたのですが、《クイック・シンクロン》+《地獄の暴走召喚》からの「ランク5エクシーズ」+《ジャンク・ウォリアー》+《罪鍵の法―シン・キー・ロウ》という組み合わせは、以前にめそさんも披露されていました。こちらもご覧いただければと思います。
→参考動画2「遊戯王ADS コンボ動画集 2nd season part.FINAL」:http://www.nicovideo.jp/watch/sm21723054
【裏話】
一発ネタというか、軽くダメージの限界に挑んでみましたというところでした。
ここに、例えばDNA機械とリミッター解除も付けてー、とか言い出すともうとてもじゃないがコンボ動画ではないのだろうなという、個人的にギリギリの範囲。
【裏話2】
デッキ名がなかなかツボです。
○あとがき
以上、「一撃」回でした。
相手ライフが減るタイミングが1度しか訪れないという、妙なところでいっそ清々しい作りになっているのではないかというところです。
無理をしてでもワンショットに統一した意味はそのあたりにもあるのかなと。
前回同様、BGMとの兼ね合いや日付など外的要因の意識といった、内容以外に関する企ても多い動画でした。
もちろん中身に手を抜いたつもりは毛頭無いのですが、いざ解説を書いてみると普段よりもだいぶシンプルでやや戸惑ってしまったといいますか。
閲覧ありがとうございました。
おまけパートの解説、ならびに残りの解説もなるべく早めに仕上げたいと思いますので、気長にお待ちいただければ幸いです。