悠久フィロソフィー

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【終焉の悪シノビツィオルキン】(リアルプール)

先日の「二十代」様オフにて使用したデッキです。
 
 
 

【終焉の悪シノビツィオルキン】

 
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上級 0枚
 
下級 17枚
工作列車シグナルレッド
魔界発現世行きデスガイド×3
クリエイト・リゾネーター
ネクロ・ガードナー×2
六武衆のご隠居
フレア・リゾネーター
TG ストライカ
タスケルト
六武衆の影武者×2
悪シノビ×3
X-セイバー パシウル
 
魔法 10枚
おとり人形
タンホイザーゲート×3
増援
紫炎の狼煙
戦士の生還
終焉のカウントダウン
禁じられた聖槍
王家の神殿
 
罠 13枚
サンダー・ブレイク
トゥルース・リィンフォース×2
和睦の使者×2
スターライト・ロード
砂塵の大竜
ホーリーライフバリアー
くず鉄のかかし×3
シェイプシスター×2
 
計40枚
 
エクストラ
アルティマヤ・ツィオルキン×2
星態龍
神樹の守護獣 牙王
魔王龍 ベエルゼ
炎魔竜 レッド・デーモン
ライフストリーム・ドラゴン
スクラップ・ドラゴン
スターダスト・ドラゴン
月華竜 ブラック・ローズ
獣神ヴァルカン
真六武衆―シエン
A・O・J カタストル
空海竜リヴァイエール
No.49 秘鳥フォーチュンチュン
 
 
 

概要

ドロー効果を持つ《悪シノビ》を中心とした、ローレベル主体のシンクロビートデッキです。
多数の罠による盤面の停滞から、瞬発的な展開によって一気に制圧を図ります。
 
 
「《アルティマヤ・ツィオルキン》を使いたかったので組んでみたデッキ」でもあります。
悪シノビと相性の良い《くず鉄のかかし》とシナジーするため、使い勝手はなかなか。
 
 
 

解説

 
基本的には《悪シノビ》を立てて攻撃妨害カードで守りつつ手札を固めていく戦法をとります。
《悪シノビ》自体はリクルート・サルベージ手段に恵まれたモンスターであるため、除去を使わせることができる場合にも損害が少なく、攻撃を躊躇わせるのであればそれはそれで助かるわけです。
ドローブーストで手札に入れたカードは、もう1つの軸である《アルティマヤ・ツィオルキン》を使うパターンのために使用していきます。
 
 
《アルティマヤ・ツィオルキン》は、《魔界発現世行きデスガイド》召喚→《フレア・リゾネーター》or《クリエイト・リゾネーター》特殊召喚+《タンホイザーゲート》で出すことができます。
この際、シンクロ召喚を行っているわけではないため、デスガイドの「ssしたモンスターをシンクロ素材にできない」制約を踏み倒しているというわけです。
また《六武衆のご隠居》+《六武衆の影武者》、《TG ストライカー》+《ネクロ・ガードナー》のような組み合わせに《タンホイザーゲート》を使うことでも、《アルティマヤ・ツィオルキン》を特殊召喚することができます。
 
 
魔法・罠は以前の【悪シノビジャンクドッペル】時代に使用していたものの中から使い勝手がよかった印象のものを引き続き採用。
《ジャンク・ウォリアー》周りのカードを抜いたことでかなり余裕ができました。
 
 
また、今回エラッタを受けて制限緩和された《王家の神殿》を採用。これがあると動きの柔軟性が数段上昇します。
《くず鉄のかかし》を1ターンに2度発動することができるようになったり、《シェイプシスター》を伏せたターンに特殊召喚させることができたり、《スターライト・ロード》による《激流葬》対策が容易になったり。
これが無ければデッキが回らない!というカードではないにもかかわらず、あるととても便利、という、素敵なボーナスカードといったところです。もっとも、これ1枚で解決を行う札というわけではないので、過信は禁物ですが。
 
 
奥の手として《終焉のカウントダウン》を採用しました。
これは以前《悪シノビ》デッキを使っていた時の問題点のひとつに「相手が殴ってくれない」というものがあったためです。延命こそできていますがそれはこちらを直接に有利にさせてくれるものではありません。かといってこちらはリソースを溜めこんだところで必殺の一撃や強力な盤面を展開できるわけでもなし。
そこで時間が経過することが単純に利点となるように考えました。
ライフコストが存外馬鹿にならないため危なっかしいところもあるのですが、相手に「殴らなきゃ」と思わせる要因としてはこれ以上無いものとなっているように思えます。
 
 
ちなみに以前《悪シノビ》を使っていた際のもう一つの問題点として「デッキが無くなる」というものがあったのですが、気持ちこれを改善するために《おとり人形》を1枚採用しています。
手薄になりがちな伏せ除去をしつつデッキを補充、いざとなれば擬似《王家の神殿》的に自分の《シェイプシスター》あたりを使っていくことができないわけでもないかな、とか。
 
 
 

調整

 
 
大まかなギミックや方向性は決まっているので、あとは採用するカードの枚数のような細かなものになってくるのかなというところです。
個人的には、《くず鉄のかかし》を乗り越えるために複数体モンスターを並べてきたところをまとめて撃退できる《聖なるバリア―ミラーフォース―》や《ライトニング・ボルテックス》といったカードが、相性が良いのではないかな、と思っていたりします。これはどちらかといえば以前の【クノスペナチュルワイアーム】を使っていたときの感想でしょうか。
ホーリーライフバリアー》あたりは完全に趣味なので、差し替えたほうが強く見えそうではあります。
 
 
デッキ枚数を増やすのもアリかなと思っていますが、リアルプールでスリーブの事情からあまり40枚という数字を変動させたくないのが実際だったりします。
ドローやサーチが多いので、44枚くらいが安定するものなのかもしれません。《六武衆のご隠居》あたりは2枚欲しいかなーと思うことが時々あります。
また、ガイド3に対してリゾネーターが2枚なのも微妙にアンバランスか。以前入れていた《エッジインプ・シザー》が余りにも弱かったので抜いてしまったのですが、《シェイプシスター》との《タンホイザーゲート》も考えたい都合上、「☆3、攻撃力1000以下の悪魔族」をもう1枚くらい追加したいところ。
 
 
エクストラデッキのデザインも気がかりな箇所でしょうか。
《アルティマヤ・ツィオルキン》を立てた後に《悪シノビ》を維持する意味が薄いと踏んだ場合《ライフストリーム・ドラゴン》から☆10シンクロに向かえるようにしてはいるのですが、実戦で目立った活躍をしてはいないためやや微妙なところか。
一方で《星態龍》は、1枚あるとなかなか便利だったりするのですが。
なお《ライトロード・アーク ミカエル》は、このデッキがあまり墓地肥やしと相性が良くないと判断したため、入っていません。ていうか持ってない
 
 
より「リゾネーター」に特化し、《スカーレッド・カーペット》から《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》を目指すようなタイプのツィオルキンデッキも模索中です。
派手さは上がりますが事故率もアップしているので使いにくいのが現状ですが……
 
 
 

その他

 
アルマデスだけは勘弁な!(真顔)
 
 
ツィオルキン+悪シノビという構図そのものに直接的なシナジーが無いため、ときどきふと「何やってるんだろう自分……」みたいな虚無感に襲われることがあったりなかったりします。
それどころか悪シノビのドロー効果にチェーンしてくず鉄のかかしを発動するとツィオルキンがタイミングを逃すのではないかというアンシナの影が……
 
 
《悪シノビ》デッキはちょうど1年前に使っていましたが(元はと言えばよろずやオフでデッキ賞を狙うためとかほざいてた気がします)、その時に噴出した問題点を片付ける形でデッキを組んだので、個人的には割と使い勝手が良い仕様になっている印象です。
「ピン挿しが多い」「粘りに特化している」といった、私自身の性格や趣味がモロに反映された形になっているなあと改めて思いました。
将棋でも囲碁でも麻雀でも卓球でも、粘るのだけはマジで上手いよ!(勝てるとは言っていない)
 
 
オフのフリーデュエルにてスリーブが破損したので今後どうしようかなと思っていたりします(ぇ
ちなみにオフでの戦績は2勝2敗でした。うち1勝はカウントダウンで取っているというのだからなかなか馬鹿にできない。
 
 
ひとまず「デッキの中に☆4以上のモンスターが入っていないのにツィオルキンが出せるデッキ」という点だけでもなかなか気に入っていたりします。
今後も何かしらの形でいじっていきたいデッキになりました。