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「遊戯王ADS 新たなる小ネタ集 その4」解説

先週アップロードした動画の解説・補足と裏話です。
 
 
 
 
↑リンクからどうぞ。(要ニコ動アカウント)
 
 
 

○動画概要・制作背景について

 
 
レベル10以上の高レベルモンスターを使用した動画になります。
【ローレベル】というデッキタイプは以前からあったものですが、「列車」カードや《神縛りの塚》の登場以降、【ハイレベル】を名乗るデッキも構築が可能となっていたのでは、と考えました。
 
 
神縛りの塚
フィールド魔法
(1):フィールドのレベル10以上のモンスターは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(2):フィールドのレベル10以上のモンスターが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
破壊されたモンスターのコントローラーは1000ダメージを受ける。
(3):フィールドのこのカードが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから神属性モンスター1体を手札に加える。
 
 
また、かねてよりあれこれ遊んでみたかったカードであるところの《The tyrant NEPTUNE》を多くのネタの主軸にしています。
 
 
The tyrant NEPTUNE
効果モンスター
星10/水属性/爬虫類族/攻 0/守 0
このカードは特殊召喚できない。
このカードはモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、アドバンス召喚時にリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値分アップする。
このカードがアドバンス召喚に成功した時、墓地に存在するリリースした効果モンスター1体を選択し、そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
 
 
攻守、カード名、効果を得るということで、非常にコンボ性の強いカードです。
以前どこかで神縛りタイラントが強いという話題を目にしたことがあったので流行に便乗してみました。嘘です。
 
 
 

○動画概要:内容のポイントについて

 
 
今回は特定の1枚に絞ってあれこれ遊ぶような内容ではないため、「いかにしてこのカードを使うか!」といった点については意識する必要もあまり無いのかなと思います。
高レベルモンスターというものはそれだけでどこか豪快なものなので、おおなんかよくわからんけど次々あれこれ出てくるぞ、とバラエティを楽しんでいただければ幸いでした。
 
 
一応、動画内で複数回使用しているカードについては、いつも通りなるべく様々な側面を活かすように心掛けてはいます。
 
 
 

○解説&裏話

 
 
今回デッキ名等を特に考えておらず、尺の都合で最後に紹介するようなことも省いてしまっており、見出しをつけるのがやや手間というかわかりにくいのですが、適当に呼称したいと思います。
 
 
 

1:「タイラントコアキメイル」

 
 
【解説】
特殊召喚が容易」・かつ「盤面に維持しておく意味の強い効果」を持った「高攻撃力」モンスターをリリースすることでネプチューンの打点を引き上げつつ形勢を整えます。
動画で使用したのは以下の2体。
 
・《コアキメイル・マキシマム》
《コアキメイルの金剛核》《ドラゴン・目覚めの旋律》によるサーチが利き、特殊召喚も比較的容易です。
1ターンに1度相手場のカードを破壊することができるのですが、名称ターン1制限がされていないため、ネプチューンでコピーすれば再度効果を発動することができます。
また、維持しなければ破壊されるというテキストは「コスト」であるため、ネプチューンで踏み倒すことができます。
 
・《Sin スターダスト・ドラゴン》
エクストラデッキから《スターダスト・ドラゴン》を除外するだけで特殊召喚が可能で、フィールド魔法さえあれば簡単に呼び出すことができます。
フィールド魔法を破壊から守る効果を持っているため、ネプチューンでコピーした場合には《神縛りの塚》と相互に耐性を与える形で非常に強固な盤面を形成します。
 
上記のとおりどちらも効果をコピーするメリットがあるため、状況に応じて選択することすら可能です。
Sinスタダには味方の攻撃を抑制するデメリットがあったり、マキシマムならば金剛核で破壊から守ることができたり、細かい部分が少しずつ異なっているので、臨機応変な判断ができることは立ち回りを少しなりとも補助してくれます。
 
【補足】
《Sin パラレルギア》を使って出せる《Sin パラドクス・ドラゴン》もまた、《神縛りの塚》で自壊から守ることができます。
手札シンクロを狙いたい都合上《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》は使っていませんでしたが、こちらはネプチューンを使うまでもなく既にレベル10のモンスターであり、やはり強力です。
 
【補足2】
これは以降の内容にも同じことが言えるのですが、ネプチューンを使うコンボではランク4を作りやすいデザインにすることで《キングレムリン》によるサーチを活かすことができるため、意識しておいて損は無いかと思っています。
このデッキの場合は《コアキメイル・ウルナイト》がランク4を作るために便利です。
また、パラレルギアの存在から《デブリ・ドラゴン》も考えていました。
 
【補足3】
ウルナイトが獣戦士族であることや《深夜急行騎士 ナイト・エクスプレス・ナイト》等の存在から《獣神機王 バルバロスUr》を打点増強のために使用することを考えたこともありました。
そこまで来るとスキドレでいいかなと思ったのでやめておきました。
いちおう《炎舞―「天枢」》の存在から、ネプチューンアドバンス召喚とは相性が悪くないです。
 
【補足4】
マキシマムをサーチできる《ドラゴン・目覚めの旋律》で、《Sin 青眼の白龍》《Sin レインボー・ドラゴン》の2種もサーチすることができます。
一見相性が良いようですが、詰め込み過ぎるとバランスがおかしくなるので注意が必要です。
私はSin青眼に関しては手札シンクロ用と割り切りました。
 
【裏話】
「Sin」と「コアキメイル」の要素は元々別個のデッキでした。
しかし「Sin+神縛り」も「マキシマム+ネプチューン」もあまりにも様々なところで見かけてしまうため、ヤケを起こして一つにまとめてしまいました。
発想自体はポピュラーなものということで、とっつきやすいものは先頭に置かれる法則。
 
 
 

2:「タイラントアンブラル」

 
 
【解説】
ネプチューンで《アンブラル・グール》をコピーすることで、効果を2度使用しつつ、《アンブラル・ウィル・オ・ザ・ウィスプ》をレベル10にしています。
ネプチューンアドバンス召喚したい都合上、グールは《ヘルウェイ・パトロール》で特殊召喚しています。
「アンブラル」モンスターの多くが「闇属性・守備0」で、かつ手札のカードを展開していきたい都合もあり、《悪夢再び》が非常に便利です。
上手く通ればレベル10モンスターが4体並ぶことになるため、《超弩級砲塔列車 グスタフ・マックス》を2体エクシーズすることでバーン効果による2ターンキルを狙っています。
 
【補足】
《アンブラル・グール》や《アンブラル・アンフォーム》の効果はランク4を作る際にも便利で、《キングレムリン》からネプチューンをサーチすることができます。《カメンレオン》を呼んでも有用。
 
【補足2】
多くのモンスターが守備0であるため、《星に願いを》によるレベル変動も可能です。
《バトルフェーダー》や《レベル・スティーラー》などがいると便利かも。
 
【補足3】
グールを特殊召喚する手段は召喚権を使用していなければなんでも構いません。
適当なレベル4モンスター+《冥界流傀儡術》とか考えていたりしましたが、ヘルウェイが優秀すぎた。
 
【裏話】
元々はアンフォームの代わりに《地獄の暴走召喚》を考えていたのですが、湧いてくるウィスプがタイミングを逃すということで断念しました。
アンフォームが自爆特攻で起動する効果であり、またグール効果で展開すると打点を失うことから、エクシーズ自体は必然的にメインフェイズ2で行うことになるため、結局グスタフに行き着いています。
ガンガリディアもまた相性は悪くないので、そこはまあよいかなと。
 
 
 

3:「ガムシャラロビン」

 
【解説】
高攻撃力と容易な特殊召喚能力を持ちながらも自身効果では守備表示で特殊召喚されてしまう《異次元エスパー・スター・ロビン》を、《ガムシャラ》で攻撃表示にすることで奇襲するコンボです。
ここに《オネスト》を追加することでその威力を増加させています。
また、《溶岩魔神 ラヴァ・ゴーレム》を高打点モンスターとして差し向けることで《ガムシャラ》の効果ダメージを稼ぐことができます。
 
【補足】
手札に見えている《手札断殺》《光の召集》は、いずれも手札に来てしまったロビンを切るためのカードです。特に後者は《オネスト》を回収することもできて便利です。
最近では、相手攻撃宣言時に手札コストでロビンを切ったらそのまま特殊召喚できるのでは?とか妄想していたりもするのですが、だいぶ怪しい感じ。
 
【補足2】
《王宮の鉄壁》でロビンを除外されないようにし、《虹クリボー》あたりと一緒に使い回すとなかなかしぶとい戦い方ができて好きです。
一度たまたまメタが刺さって【征竜】を完封したことがありました。
 
【裏話】
作業に没頭し徹夜で朝を迎え、仮眠をとろうと布団に横になり、「うーんなんかコンボ出てこい、ほりゃっ」と言ったら思い付きました。
いや本当に。
 
【裏話2】
元々は「ラヴァゴ1000+ガムシャラ3000+オネスト3000+神縛り1000=8000」を1ターンで削るコンボとして閃いたものだったのですが、いざ試してみると神縛り効果でダメージを受けるのはモンスターが墓地に送られた側のプレイヤーだったということで、見事に頓挫しました。
悔しかったので神縛りの1000バーンでとどめを刺す構図は維持しています。
 
 
 

4:「星邪音響アスラピスク」

 
 
【解説】
以下のコンボを組み合わせています。
 
・《音響戦士ピアーノ》+《The tyrant NEPTUNE》+《スワローズ・ネスト》=《地縛神 Aslla piscu》……A
ピアーノの名前をコピーすることで、ネプチューンがレベル10の好きな種族に変化できるようになります。
鳥獣族を選択することで、レベル10・鳥獣族であるアスラピスクをデッキから特殊召喚しています。
 
・《音響戦士ピアーノ》+《星邪の神喰》+《トリック・デーモン》=《ナイトメア・デーモンズ》……B
音響戦士の効果を墓地から起動することで《星邪の神喰》のトリガーとしています。
《トリック・デーモン》効果は「デーモンと名のついたカード」をサーチするため、罠カードの《ナイトメア・デーモンズ》を持ってくることができます。
 
・A+B
言わずと知れたぶっぱ+4800バーンです。
よくあるコンボですが、両パーツを一連の流れの中で集められるのが特徴です。
 
【補足】
前項と同じく、召喚権を使わずに《音響戦士ピアーノ》を特殊召喚できるのであれば手段はなんでも構いません。
ここではアスラピスクの破壊対象=バーン数値を増やすことのできる《リバイバル・ギフト》を使用しました。
また、墓地に既にピアーノが存在している場合ならば、ベーシスやドラムスをリリースしても同じ流れになります。
 
【補足2】
《帝王の烈旋》を使用していますが、《リバイバル・ギフト》で相手の場にモンスターが増えすぎたため、という理由が大きかったりします。
またエクストラ0枚であることにもそこまで重大な意味はありません。《帝王の溶撃》って強いよねー、という程度でしょうか。単に選定が面倒だっただけかもしれません
 
【裏話】
今年の2月くらいに漠然と「スワローズネストでアスラピスク出したいなー」とぼやいていたのがきっかけで、「トリックデーモンでナイトメアデーモンズ持って来れるし頑張れば何もないところからアスラピスク+デーモンズのコンボ決まるんじゃあないか」と妄想していました。
音響戦士+星邪の神喰を使う案自体は当初からあったのですが、その時はベーシスで無理やりレベルを10に引き上げていたりしたため、非常に効率の悪い流れでしかありませんでした。
ネプチューンならば最初からレベル10でピアーノの対象を用意できる、ということに気付いたのはごく最近のことだったりします。
 
 
 

5:「アヴェンジャーデッキデス」

 
 
【解説】
《エクシーズ・アヴェンジャー》を送りつけて高ランクモンスターで攻撃することにより、相手のエクストラデッキを破壊することを試みます。
《ギブ&テイク》が、自分モンスターのレベルを上げつつアヴェンジャーを送りつける手段として非常に有用です。
《時の機械―タイム・マシーン》でもう1度デッキ破壊を行うために、正規手段でランクアップした《CX 超巨大空中要塞バビロン》の連撃効果を使用しています。
 
【補足】
いくつか細かいミスがあります。
《RUM-アージェント・カオス・フォース》はランク5・6のモンスターに《迅雷の騎士ガイアドラグーン》を重ねた際にもサルベージできるということが言いたかったのですが、綺麗に活かすことができませんでした。
また、総ダメージの観点から見れば、まずガイアドラグーンでアヴェンジャーを攻撃して貫通ダメージを与えつつ7枚破棄、タイムマシーンで復活させたアヴェンジャーをバビロンで攻撃して11枚破棄、さらに連撃、という流れのほうが上回っていました。
 
【裏話】
高ランクで連撃、というよりは、「エクストラ11枚破棄」という一発ネタがやりたかっただけであり、バビロンもそのために採用した感があります。
OCG中最高ランクを持つモンスターであり、ランクが高いことを活かすシーンというのも珍しかったので、ついやってしまいました。
 
【裏話2】
ギブ&テイクを使ってアヴェンジャーを送りつける=レベルが4上がる都合上、「☆10」と「☆6」を同時に用意できるギミックが必要でした。
《ギガプラント》《コピー・プラント》擁する【植物族】や《ガガガマジシャン》《ガガガガール》で合わせられる【ガガガ】、《ドドドバスター》を使う【ドドド】や【オノマト連携】などあれこれ考えましたが、《終末の騎士》のために召喚権を残せる点からしてももろ【聖刻】の動きがぶっちぎりでした。
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を使用しているネタはこれだけなので大目に見ていただければと……
 
 
 

6:「オレイカルコスダストン」

 
 
【解説】
ハウスダストン》の自爆特攻で、相手の場を埋めつつ通常モンスターである《ホワイト・ダストン》をリクルートすることができ、さらに自爆させることで《オレイカルコス・シュノロス》を特殊召喚することができます。
相手の場を埋めているため攻撃力5000となり、さらに《レッド・ダストン》を攻撃することで500ダメージ。
ここに《自業自得》(《停戦協定》でも可)の2500ダメージを加えてジャスト8000を削っています。
 
【補足】
倒しきれない場合でも、《ホワイト・ダストン》と《ハウスダストン》、また《ワンチャン!?》の条件を満たすために使いたい《バトルフェーダー》等によってメイン2にランク1エクシーズをすることができます。
特に《No.13 ケインズ・デビル》と《No.31 アベルズ・デビル》を並べられると強力です。《No.54 反骨の闘士ライオンハート》あたりも候補。
 
【補足2】
ハウスダストンの自爆ダメージに合わせて《トラゴエディア》を出せばシュノロスと合わせてグスタフマックスをエクシーズでき、ダメージを追加することができます。
もともと《究極封印神エクゾディオス》《ダークネス・ネオスフィア》や2種アルカナフォースEX、トラゴ等の存在から「レベル10」と【ダストン】とはなかなか好相性だったりします。
 
【裏話】
《機関連結》を調べている際に《オレイカルコス・シュノロス》を発見し、相手モンスターを増やす手段とは、と考えた結果、流れるように【ダストン】へと投入するに至りました。
手札2枚伏せ1枚から8000ダメージ、と言えばなかなか聞こえは悪くないのでは、と思っていたりします。
しかし今回結局その《機関連結》のほうは使っていないという。
 
【裏話2】
狙ったわけでは全くなかったのですが、後で見返してみて、この箇所に「we can take」という歌詞があるのは偶然にしても出来すぎだよなあ、と笑ってしまいました。
 
 
 

7:「ゼロエヴォル」

 
 
【解説】
《ワーム・ゼロ》の第1の効果により《エヴォルド・ナハシュ》を特殊召喚することで展開の起点にしています。ナハシュはセット状態でもリリースされれば効果を発動できます。
ゼロ自身は《レベル・スティーラー》の依代となりつつ《星に願いを》の参照先としてさらに利用。
また、ナハシュ+《強制進化》で「エヴォルダー」を2体並べることができます。今回はランク5~7を選べる《エヴォルダー・ダルウィノス》を採用し、ランク7の《幻獣機ドラゴサック》をエクシーズしています。
 
【補足】
《ワーム・ゼロ》の正規融合の負担を軽減するために《ワーム・ゼクス》+《ワーム・ヤガン》のコンビを使いました。
もちろん、他に手段があるならばこの限りではありません。《ワーム・ジェートリクプス》とかしぶそうでよいかも。
素直に手札融合でも何ら問題はありません。
 
【補足2】
ナハシュをリリースする手段もまたなんでもよかったりします。《強制進化》か《孵化》かでだいぶ悩みました。
収拾がつかなくなりそうだったので断念したのですが、《孵化》のほうが将来性はありそう。
 
【補足3】
《進化の特異点》は完全におまけなのですが、いちおうこの流れをするとエヴォルド・エヴォルダーが揃うよということで。
《幻獣機ドラゴサック》ともども破壊耐性を持つ《エヴォルカイザー・ソルデ》をエクシーズすることで、ヤガンを除外前にリバースできる《古の森》を使えるかもなあと、投稿後に気付きました。
 
【裏話】
レベル10で行こうと考えた時、ワームゼロは絶対に使おう、と決めていました。
私が高校時代にターミナルで引き当てた数少ない光り物です。
今回はほとんど《デブリ・ドラゴン》《ジャンク・シンクロン》の代用のような形に落ち着いてしまい、また「特殊召喚に制限の無い守備0の☆10」というならば《ユベル》で済むのであり、なかなか差別化に難儀しましたが、個人的には「ワームゼロを使って動きを見せている」というだけでだいぶ達成感だったりします。
未来融合でワームをアホみたいに墓地に送るだとか、マテリアルゲートで無限ドローするだとか、そういった限りでは無いんだよ、ということが言いたかった。
 
【裏話2】
最初ゼロを「攻守0」と勘違いしており、《リミット・リバース》・《星に願いを》共有の【竜星】と組み合わせようかと考えていたのですが、よく見てみれば「攻?」で、挫折。
それ以後はなんとか《超次元ロボ ギャラクシー・デストロイヤー》を出そうと四苦八苦していたのですが、それこそ《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》による力技くらいでしか達成できず、無念のリタイアと相成りました。
《エヴォルダー・エリアス》と《エヴォルダー・ペルタ》で《タンホイザーゲート》しようしたらペルタの攻撃力が1100あったとか、そういう細かい挫折ばかり大量に出てきました。
 
【裏話3】
ゼクスヤガン融合ゼロ、の際にヤガンが除外されるので《ゼロ・フォース》が撃てないかと一瞬思ったのですが、当然タイミングを逃しました。
「なんかこうめっちゃゼロ」な感じにしたかったのですが、無念。
 
 
 

8:「神縛りメテオ」

 
 
【解説】
《ジュラック・メテオ》の全体除去+チューナー蘇生効果に《神縛りの塚》を組み合わせることで、メテオの生存を図ります。
またチューナー蘇生はメテオが破壊されなくとも適用されるため、ぶっぱ後の相手に対してなおも展開しつつ直接攻撃を決めることができます。
 
【補足】
《ジュラック・メテオ》のシンクロの条件が非常に厳しく(「ジュラック」チューナー+恐竜族非チューナー2体以上)、頭を捻りましたが、今回は《ジェムナイト・オブシディア》を使って展開させてみました。
《化石発掘》のほか、《巌征竜―レドックス》で切っても同じ動きができます。
 
【補足2】
《俊足のギラザウルス》の特殊召喚効果を使っていますが、ここまでに召喚権を使用していないため、相手のモンスターが出てくることも合わせて本来は蛇足もいいとこです。
逆に、相手にいくらモンスターがいてもぶっぱできるよ、ということと、召喚権残してるよ、ということが言いたかった、というくらいでしょうか。
 
【裏話】
ワーム・ゼロの後にジュラック・メテオが来ているのは、デュエルターミナルのストーリーをなぞったとかではなく、ただの偶然です。尺の都合でした。
 
 
 

9:「フィードバック幻獣機」

 
【解説】
トークンのレベルだけレベルが上がる「幻獣機」の性質を活かし、
1.まず幻獣機自身のレベルを上げ、
2.幻獣機トークンのレベルをそれに合わせることで、
3.トークンの上昇値の合計ぶんだけさらに幻獣機がレベルアップ
という動きを見せます。
場が全体的に超高レベル化するため、《ザ・カリキュレーター》の攻撃力を飛躍的に上昇させることができます。
 
【補足】
《ギブ&テイク》でレベルを上げていますが、普通に2枚目以降の《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》でよいです。
タンホイザーゲート》も一考の余地ありです。
 
【補足2】
トークンの数、幻獣機の数によって攻撃力上昇の度合いが変わってくるのですが、公式を用意するのを忘れてしまっていたので、また暇な時にでも追記したいと思います。
 
【裏話】
知っている人はとっくに知っている、ある意味有名なコンボ。
ぶっちゃけ私が自分で考えたものではないのですが54000という数値を見てみたかったので採用してみました。
 
 
 

10:「忍者希望皇」

 
【解説】
ネプチューンが「忍者」モンスターの名前をコピーすることで、《忍法 分身の術》で合計レベル10まで展開することができます。
この数値をレベル1モンスター2体とレベル4モンスター2体に配分。
《No.39 希望皇ホープ》と《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》をエクシーズし、《RUM-アージェント・カオス・フォース》の回収効果も利用して《No.99 希望皇龍ホープ・ドラグーン》を2体並べています。
また、《エクシーズ・ギフト》で素材となったルーツを墓地へ送りドラグーンで蘇生させることで《エクシーズ・ユニバース》による《超次元ロボ ギャラクシー・デストロイヤー》の特殊召喚の準備を整えています。
 
【補足】
《エクシーズ・ユニバース》を使ったターンは相手にダメージが通らないため、ギャラクシーデストロイヤーを出すのであれば相手エンド時が有効です。
正直最初見落としていて「連撃だー!」とかやってました。
 
【補足2】
《軍神ガープ》か《召喚制限―猛突するモンスター》があるとより一層エグい動き方になります。
《忍法 分身の術》は裏側守備表示でもリクルートできるため、「忍者」モンスターにいくらか存在するリバース時効果をそれぞれ発動することができます(ガープでは「リバース効果」は止まりますが)。
また、ホープドラグーンで蘇生したモンスターも攻撃表示にすることができます。
 
【裏話】
先の通りギャラクシーデストロイヤーに挫折したので邪道な手段をとりました。
動画のような状況の場合、ユニバースで相手のエクシーズモンスターを吸ったほうが有意義な可能性が高いのは内緒。
 
 
 

11:「リレーホルアクティ」

 
【解説】
《マジカルシルクハット》で《神縛りの塚》を特殊召喚することで、神属性モンスターのサーチに繋げます。
手札からモンスターを特殊召喚できる《魂のリレー》《エクシーズ・レセプション》を使って盤面を展開していきます。
ただし《魂のリレー》で特殊召喚したモンスターを含むリリースで《光の創造神 ホルアクティ》を出した場合、ホルアクティの特殊勝利よりも先にリレーの効果が適用され、敗北となります。
 
【補足】
本来一度裏側守備表示になればリレーとの関係は切れるはずなので、動画で使用した《幻獣機ハムストラット》をリリースしてラーを召喚できたはずだったのですが、ADSでそれをやると負けになってしまったので、やむなく《黄金の邪神像》を使用しています。
 
【補足2】
《魂のリレー》《マジカルシルクハット》《神縛りの塚》をめぐる考えは以前にもまとめましたので、参考までに → こちら
 
【裏話】
元々は「引き分け」にするつもりだったのですが、いざやってみると「you lose!!」と表示され、えー何それ、と。
どんな落ちだよ!
と思ったので逆に採用しました。
 
【裏話2】
真面目に普通にホルアクティを出す方法も考えているのですが、既にかなり綺麗に成功させた方もいらっしゃるので、まあもういいかな、と思いつつあります。
 
 
 

 
 

○あとがき

 
今回初めてテーマを1枚に絞らずに動画を作ってみました。考えやすいようでもあり、かえってお題が与えられていないとやりにくかったり。
視聴者の側からするとどうなのだろうなあとは思いました。めまぐるしく思うのか、はたまたこのくらいが普通だったりするのか。
最初にも書きましたが、バリエーションを楽しんでもらえるならば幸いです。
 
 
気付けば1月に2本もコンボ動画をアップしていました。
質より量、より速さ、を目指せるほど、余裕は無いのですが。
しばらく先になるであろう最終回の構想は多少なり見えているので、今後もぼちぼち頑張りたいと思っております。
 
 
14/7/9 ちょこっと修正