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【一角暗ブラル】(オフ使用デッキ)

先日の「自由人」様オフにて主に使用していたデッキです。
未完成というか、今現在考えているネタの多くの原型になっているのでいちおうちゃんと残しておきます。
 
 
 
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【一角暗ブラル】

 
上級 3枚
溶岩魔神 ラヴァ・ゴーレム
カオス・ソルジャー―開闢の使者―
暗黒界の龍神 グラファ
 
下級 22枚
異次元の一角戦士×3
暗黒界の術師 スノウ
暗黒界の狩人 ブラウ×3
A・ジェネクス・バードマン
ネクロ・ガードナー
魔轟神レイヴン×2
ダーク・リペアラー×3
暗黒界の斥候 スカー×3
暗黒界の刺客 カーキ
暗黒界の策士 グリン
アンブラル・ゴースト×3
 
魔法 12枚
暗黒界の門×3
暗黒界の取引×3
死者蘇生
闇の誘惑
ダーク・バースト
モンスター・スロット
増援
大逆転クイズ
 
罠 3枚
鳳翼の爆風
シェイプシスター×2
 
計40枚
 
エクストラ 15枚
アームズ・エイド
魔界闘士 バルムンク
波動竜 フォノン・ドラゴン
A・O・J カタストル
獣神ヴァルカン
月華竜 ブラック・ローズ
魔王竜 ベエルゼ
神樹の守護獣 牙王
聖光の宣告者
ガチガチガンテツ
No.96 ブラック・ミスト
空海竜リヴァイエール
ラヴァルバル・チェイン
No.101 S・H・Ark・Knight
 
 
 

概要

 
 
《アンブラル・ゴースト》と《異次元の一角戦士》のデメリットが共通であることを活かして展開していこう、というデッキです。
シンクロに向かうこともあれば、ランク2という珍しめなところでエクシーズをしていくこともできます。
 
 
【暗黒界】のエンジンを採用しているため、噛み合った時の爆発力はなかなかのものです。
また奥の手として《大逆転クイズ》によるワンキルが用意されてもいます。
 
 
 

解説

 
 
珍しい展開能力を持つ《異次元の一角戦士》ですが、その条件は「通常召喚をしない」「場にチューナーがいる」「相手の場にモンスターがいる」「自分の☆3以下の非チューナーモンスターが除外されている」という4段階を経てクリアされます。
ただしこのうち「非チューナーの帰還」のみ満たさずとも一角戦士を特殊召喚できます。あったら嬉しいよねという効果です。
相手の場にモンスターがいないということも珍しいように思われるので、問題はいかにして「通常召喚せずに」「チューナーを用意する」か、ということになります。
 
 
これまでは、例えば、自身でssできるチューナー=《ゾンビキャリア》《スポーア》《TG ストライカー》等を使う、蘇生札でチューナーを蘇生する、などの手段が取られてきたように思われます。
今回、PRIOにて登場した《アンブラル・ゴースト》が、デメリットを被せつつ「チューナーを特殊召喚する」札として活用することができることに気付き、この流れに組み込んでみました。
 
 
除外するのは「暗黒界」の下級モンスターがメインになります。基本的には《暗黒界の門》で除外していきます。
特に《暗黒界の狩人 ブラウ》《暗黒界の斥候 スカー》を積極的に除外していくことで、一角戦士からの展開に見通し・意味合いを持ちやすくなっていきます。
 
 
主に以下の2パターンが基本です。
 
 
1.手札にゴースト、一角、リペアラー 除外にスカー
→ゴーストss、リペアラーss、一角ss、スカーss
 →ゴースト+リペアラーで☆4シンクロ、一角とエクシーズしてチェイン、グラファ墓地送りスカー回収して蘇生
 or
 →ゴースト+一角+リペアラーでベエルゼ
 or
 →リペアラー+一角でヴァルカン、ゴースト回収or門回収。ゴースト×スカーでガチガンor聖光
 or
 →ゴースト×リペアラー×スカー→ブラックミスト
 
 
2.手札にゴースト、一角、リペアラー 除外にブラウ
→ゴーストss、リペアラーss、一角ss、ブラウss
 →リペアラー+ブラウ+一角でトリシューラ
 or
 →チェイン作りブラウ回収グラファ
 or
 →ベエルゼ+ブラウ
 
 
補足。
リペアラーでなくレイヴンならば手札を捨てレベルを上げることでシンクロに幅が出せます。
レイヴンorシェイプシスター+☆2+一角でベエルゼを目指す場合には一度フォノンドラゴンを経由することで実現できます。
グラファが既に落ちている場合には牙王にしたのち再度蘇生できることもあります。
シェイプシスターの有無により変化します、また一角を複数枚握っている場合にはさらに展開します。
門がそのターン未使用だったり手札を捨てる札があるならばブラウ回収がとてもおいしい。
 
 
門発動下での17打点ブラウは案外馬鹿になりません。というかいつも縦で出すのを忘れて打点不足に泣きます。
ばかやろうです。
 
 
また、《A・ジェネクス・バードマン》の有無でも色々変わってきます。
最終的に行きつく場所はトリシュorベエルゼor牙王なのでまあそんなに大差無いっちゃそうなのですが。そういうルートもありますよという程度で。
 
 
繰り返しになりますが一角戦士にターン中一度といったような制限はありません。
引いたら引いただけ、条件が整っているならば、出すことができます。多くはシンクロしちゃっててチューナーがいないという事態になるのですけどね。
なおヴァルカンでセルフバウンスした場合にはヴァルカンのほうの制約で使えない点に注意(自戒)
 
 
手札から動いていくため、《聖光の宣告者》によるサルベージが便利です。良い具合にランク2で助かりました。
他にランク2では、手札の悪魔族を切って門のコストを稼げる《アーマー・カッパー》、《アームズ・エイド》と合わせて2400まで処理できる《ゴーストリック・サキュバス》などが挙げられます。
ジャッジバスターなんかも良いかもですね。
 
 
あとはだいたいレシピを見たままでしょうか。
《ダーク・リペアラー》《暗黒界の斥候 スカー》が初動の安定に大きく貢献してくれるので先攻を取っていくことに躊躇が無いのも利点かなと思っています。これらは相手の場にモンスターをおびき出す役割としてもなかなか優秀です。
除外用の《モンスター・スロット》、《闇の誘惑》なども良い働きをします。開闢あたりは言わずもがなという感じ。レイヴンの光属性が活きます。
 
 
 

調整

 
 
突き詰めれば暗黒界です。よって必ず事故が起きます。リカバリーの余裕はあんまりないのでそこだけは覚悟が要ります。
初手5枚で負けを察することはザラです。特に「銃」の側が来ない。
 
 
また、同じような理屈で手札消費の激しさもつらいところです。ゴースト→チューナー→一角の動きだけで3枚消費です。
暗黒界、特にブラウが気持よく回っている時にはこの程度どうってことないぜというレベルで手札を持てるのですが、まあ5回10回に1回あればいいよねそんなデュエルが。という感じ。
 
 
妨害が《鳳翼の爆風》1枚なのも敗色を強めているところ。
採用しているカードの性質上《強制脱出装置》はかなり噛み合うのではと思ってはいます。腐らないというか最悪自分の一角等を戻してもおいしい。
いちおうグラファ・カーキ・グリンが相手の場を乱してくれはします、いちおう。
 
 
細かい点ですが、効果使用後の《アンブラル・ゴースト》がシンクロにもエクシーズにも使われずにぽつんと残ってしまうケースが多々ありました。
ヴァルカンでバウンスするくらいの意気込みで、できる限り無駄にはしたくないものです。消費がカツカツなんです。必死です。
逆にヘイトバスターとか積むのもありかなーとか思ったりもします。
 
 
 

その他

 
 
オフでの対戦成績:2勝8敗。お察し。
うち2つくらいはプレミでとどめを刺し損ねたりしているのでもったない。
 
 
元々は《大逆転クイズ》のワンキルデッキでした。
《アンブラル・ゴースト》《異次元の一角戦士》に加え《溶岩魔神 ラヴァ・ゴーレム》もまたデメリット共有です。ここに《ダーク・リペアラー》を含むメンツで自爆特攻してトップカンニングしつつライフを1000以下にしたのちの確定大逆転でラヴァゴを抱えたまま爆死していただこうと。
ライフ8000残っていた場合リペアラー・ゴーストが突っ込んでも7000ダメージ入らなかったので、一角戦士から帰還させたスカーでダメージ増大+手札コスト稼ぎをしようという発想でした。
これに特化するとくそ寒いよなあと思ったので現在はラヴァゴ・クイズともにピン挿しとなっております。だったらいっそ抜けやというのはわかる。
 
 
最近では【暗黒界】を使わない型、もしくはもっと有効に・狙って一角戦士を使うことのできるルート、というのをよく考えています。
けっこう考えたら考えただけ案が出てきます。いくつか試してみたいところ。
 
 
 
 
ちなみに裏スリサキュバスです。
 
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サキュバスはマスターガイドに書かれていた紹介文が超かわいかったので一気に好感度が上がりました。
まあこのデッキサキュバス入ってないんですけどね!(台無し)
 
 
いつもの例にもれず、回ってる時は楽しいけど回ってない時は事故ってトン死、という側面から逃れられていないデッキではあります。
新しいコンボで遊ぶという目的は果たせたと思うので、次はより発展形を模索していきたいところです。
 
 
 
 
以上です。
何かご不明な点、ご指摘などありましたらコメントまでどうぞ。