私の投稿しております遊戯王対戦動画シリーズ「闇のゲーム 新たなるエンターテイメント」の第１回動画の再生数が５１４回を超えましたので、私の使用したデッキについて紹介させていただきたいと思います。
動画は→ こちら
【あらため式古明地こいし無意識バラバラコントロール】
上級 ５枚
魔天使ローズ・ソーサラー
スプリット・Ｄ・ローズ×２
超魔神イド
下級 １７枚
終末の騎士×２
ダーク・グレファー×２
メンタルプロテクター×２
サイコジャンパー×２
ローンファイア・ブロッサム
キラー・トマト
ナチュル・コスモスビート
アルカナフォース０－THE FOOL
デブリ・ドラゴン×２
返り咲く薔薇の大輪×３
魔法 １１枚
死者蘇生
大嵐
緊急テレポート×３
強制転移×３
増援
悪夢の鉄檻
精神操作
罠 ７枚
リミット・リバース×３
ギブ＆テイク×３
万能地雷グレイモヤ
計４０枚
エクストラ
星態龍
鬼岩城
ブラック・ローズ・ドラゴン×２
スプレンディッド・ローズ
No.30 破滅のアシッド・ゴーレム
交響魔人マエストローク
ラヴァルバル・チェイン
ジェムナイト・パール
No.39 希望皇ホープ
No.50 ブラック・コーン号
No.16 色の支配者ショック・ルーラー
ヴァイロン・ディシグマ
ヴェルズ・ウロボロス
No.11 ビッグ・アイ
概要
古明地こいしというキャラクターにまつわる要素を大量に含んだ東方キャラデッキになります。
主な狙い目は、
１．《超魔神イド》を《強制転移》《ギブ＆テイク》によって送りつけ、召喚をロック。
２．《スプレッド・Ｄ・ローズ》を《リミット・リバース》により蘇生・自壊させ、複数の《返り咲く薔薇の大輪》を同時蘇生
３．《デブリ・ドラゴン》によるシンクロ
などになります。
すべて墓地肥やしと相性が良く、《終末の騎士》《ダーク・グレファー》《ラヴァルバル・チェイン》による墓地肥やしが便利です。
切り札はランク４の大型エクシーズモンスターと、《星態龍》あたり。
決まるとなかなかに爽快なコンボになります。
解説
各カードをそれぞれ見ていきたいと思います。
・《冥府の使者ゴーズ》
「地獄からのビジター」というニュアンスがあります。普通に強くて助かります。レベル７なのもポイント。
・《魔天使ローズ・ソーサラー》
薔薇要員です。ランク７エクシーズをする時はたいていこのカードが絡みます。
・《スプリット・Ｄ・ローズ》
このデッキの核を成す薔薇です。《リミット・リバース》《デブリ・ドラゴン》にそれぞれ対応しています。地味に《強制転移》《ギブ＆テイク》でこのカードを送りつけてもけっこうおいしかったりします。トークンの明確な利用法は定まっていませんが……
・《超魔神イド》
「イドの解放」！です。動画内ではスーパーエゴはレベル上げと言いましたが、召喚を抑制する効果を指して言うほうが正しいのかもしれません。
・《終末の騎士》
ラストな感じ。落としたいモンスターは多いのでそんなに困りません。
・《ダーク・グレファー》
心気楼で湧いて出てきたこいしちゃんの追っかけとか言ったら怒られる気がしました。
手札で腐っているＤローズやイドを処理できるあたりも素敵です。このあたり【ユベル】のメソッドがかなり利用されている気がします。
・《メンタルプロテクター》
「心を閉ざしている」要素を担っています。実際にはイドの攻撃を止める守備力を持っているほか、相手に送りつけて地味な５００バーンを狙うようなところもあったりなかったり。デブリで釣ってシンクロもできます。
・《サイコジャンパー》
「気が付いたら知らない場所にいた」という名目でコントロール転移系のカードは入っています。
緊テレから呼び出せる２チューナーとしても有能。
・《ローンファイア・ブロッサム》
・《キラー・トマト》
ほぼ同上。こちらは《強制転移》との相性も良好であるほか《終末の騎士》をリクルートできるのも強み。
・《ナチュル・コスモスビート》
言わずもがな、ポーズがこいしちゃんです。単純にチューナーとしても使い勝手がよいです。
・《アルカナフォース０－THE FOOL》
イドを止めるのが主な役割です。また、送りつけてサンドバックにもできます。採用理由については動画内で申し上げました通り。
・《デブリ・ドラゴン》
地味に重要なカード。一手で《ブラック・ローズ・ドラゴン》《星態龍》を呼び込みます。スペースデブリは宇宙に漂う小石みたいなものと考えたらすんなり入りました。
・《返り咲く薔薇の大輪》
中核の薔薇その２です。墓地に溜めこんでからの一斉蘇生で複数の素材を要求するエクシーズを狙っていきます。
ちなみに「墓地に埋めておかなければサブタレイニアンローズにならない」という発言はアドリブだったのですがなかなか良いことを言ったなと我ながら感心しました。
・《死者蘇生》
こいしちゃんが蘇生する云々なのではなく私がこいしちゃんを蘇生させるのです（錯乱）
・《大嵐》
明確な理由は無いですが、コンボデッキなので１枚はこういう札が無いとどうにも収まりが悪いです。テーマ的には無くても何の問題もありません。
・《緊急テレポート》
もともとは「気が付いたら別の場所にいた」「誰にも気づかれずに妖怪の山を登った」的なイメージだったのですが、そんな折に心綺楼が来て、見事にテレポート技を使ってくれました。大歓喜の３積みです。愛の勝利。
・《強制転移》
使い方はだいたいここまでに述べたとおりです。あまりうまく決まることがなかったりするので２枚でもいいかなと最近は思っていたりします。
・《増援》
地霊殿のリモートシステム的なイメージをしていたのですが言葉足らずでラストリモートとか言ってしまいました。これにより「増援→終末」サーチをラストリモートコンボと呼ぶ癖がついてしまいました。嘘です。
・《悪夢の鉄檻》
・《精神操作》
無意識を操る程度の能力。案外シンクロやエクシーズにできることは多かったりします。
・《ギブ＆テイク》
キーパーツです。「イドの解放」と「スーパーエゴ」の関係はまさしくギブとテイクなのでは、とか思いましたが冷静に考証してみるとそうでもないような気がしてきました（白目
・《リミット・リバース》
こちらもコンボ完成の詰めの一手として重要です。目下うまいことこいしちゃんに絡められていないのがネックです。
・《万能地雷グレイモヤ》
「恋の埋火」です。ちなみに相手の場のイドをこちらのカード効果で破壊して自分の場に特殊召喚し攻撃要員として利用するプランも無くは無いです。
・《星態龍》
デブリ＋Ｄローズで出ます。容姿の第一印象が「サブタレイニアンローズ」っぽいかなと思ったので使っています。実際は似ても似つかないドラゴンでしたが。
・《鬼岩城》
レベル２チューナー＋７モンスター。《緊急テレポート》を活かすにはシンクロ先が欲しいと思いました。現実味がある組み合わせで出すことができそうであり、かつイドの攻撃を止められるだけの守備力があるモンスターを探していたところにこのカードが新規で出てきてけっこう喜びました。
・《ブラック・ローズ・ドラゴン》
言わずと知れた薔薇です。デブリでメンタルプロテクターやロンファを釣って出します。
うまいこと《スプリット・Ｄ・ローズ》を破壊に巻き込めればガラ空きの相手に《返り咲く薔薇の大輪》をぶち込むこともできる理屈。
・《スプレンディッド・ローズ》
薔薇枠です。攻守が逆ならまったくもって言うことは無かったのですが……
・《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》
心無き人形（苦しい）
《強制転移》との相性の良さが光ります。
・《交響魔人マエストローク》
イドの攻撃を完全に止めることのできる数少ないランク４モンスターでした。地味に守備力の高いランク４は少なかった。いくら攻撃力が高くても自爆特攻されてしまうので……
・《ラヴァルバル・チェイン》
《終末の騎士》《ダーク・グレファー》と組み合わせて。ぶっちゃけ無くても回るといえば回りそうではあります。
・《ジェムナイト・パール》
小石というには大きすぎるか。いちおう薔薇２枚で出せる最高打点です。
・《No.39 希望皇ホープ》
２ターンはイドを止められます。その他、実は別な意味合いもあるのですが、そちらに関してはまた別の機会ということで。
・《No.50 ブラック・コーン号》
このあたりは《返り咲く薔薇の大輪》を使う都合上入っている感じが否めません。まあランク４主軸で戦うデッキというなら仕方がないのかも。いちおう植物族です。
・《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》《ヴァイロン・ディシグマ》《ヴェルズ・ウロボロス》
それぞれ、非常に強力な３体エクシーズ。安定してレベル４を揃えられるデッキなら積極的に使いたいカードです。ディシグマの効果のイメージにキャッチ＆ローズを充てたのは編集時に考え付いたことだったのですがけっこう悪くなかったようです。
プレミに関しては本当に申し訳ありませんでした。
・《No.11 ビッグ・アイ》
こいしちゃんというと「目」は無視できないものになってきます。
ローズソーサラーとＤローズで出てくることが多いです。ちなみに「７」という数字は「ハルトマンの妖怪少女」の冒頭が７拍子であることと合致していてとても落ち着きます。
調整
その他、候補など。
・《強者の苦痛》《拷問車輪》
どちらもグローイングペインという感じです。
送りつけたイドに耐えるために使える２枚。前者はイドをこちらで蘇生させた時にも有用であり、後者はダメージソースにもなる利点があります。
・《黒薔薇の魔女》
ちっこい女の子で薔薇というと採用したいところでしたがいかんせんデッキに合わず。
・《ブラック・ガーデン》
蘇生先がいませんでした。デブリから出せる《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》を安心して用意できるのは心強いのですが。
・《ヘル・ブランブル》
リバイバルローズとレベル２チューナーで。ただしイドとの相性が抜群に悪かった。イドを送りつけていない時に輝くというのはありそうです。
・《ナチュル・ビースト》
地霊殿にはペットがたくさんいるそうですね。強いですが組み合わせがどうにも限定的すぎ。
・《発条機雷ゼンマイン》《No.49 秘鳥フォーチュンチュン》
ランク３はそんなに安定して出せるものでもないですが、イドに対して置いておきやすいかなというところ。
・《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》《ヴェルズ・タナトス》
採用モンスターからして闇属性縛りでもガンガン出せるのですが、どこか気乗りしませんでした。
・《大地の騎士ガイアナイト》
レベル６シンクロ自体はけっこう無理なく出せます。大地と地霊殿を関連させようとして無理を悟りました。
・《薔薇の刻印》
薔薇要素だったり、あっちに行ったりこっちにきたりという様は悪くないと思ったのですが、墓地リソースを削ることに抵抗がありました。
その他
動画で最初に使うのはこのデッキと長らく決めていました。
うまいこと動画的にもおもしろく立ち回ってくれて助かりました。愛の力ってすげー！
東方ファンデッキとしては最初に考えたデッキになったのですが、どうにもこじつけすぎですかね。
現在リアルプールで組んでいる東方キャラデッキは７つあるのですが、ここまでネタをぶち込んだデッキも他にそうありません。
ちなみにデッキタイトルの「バラバラ」は「薔薇×薔薇」ということなのですが字面的に厳しいかなと思いカタカナにした次第です。
というわけで、動画デッキの紹介でした。
今後もこのような機会がありましたら解説していきたいと思います。今のところ解説の必要性を感じるほどのデッキもそう無かったりしますが……今後がんばります！（
