悠久フィロソフィー

今ここから 改めますか

ヴァンパイア×星邪×ハートアース

いよいよ今週末ということで、慣れない新弾考察でもやってみようかなと。
例によって真っ当なアイディアは持ち合わせていませんが……
 
 
 
ヴァンパイア・ソーサラー
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1500/守1500
このカードが相手によって墓地へ送られた場合、デッキから「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスター1体または「ヴァンパイア」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。
また、自分のメインフェイズ時、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
このターンに1度だけ、自分が「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。
 
 
ハーピィやデーモンに引き続き、まさかのヴァンパイアカテゴリ化ですね(今更感
いつぞや【スキドレ結束ヴァロン】なるデッキを考えたこともありましたが(→こちら)、案外とそのメソッドが通用しそうな気がしてにやにやしています。
とりあえず《スカル・コンダクター》は持っていてよかった。
 
 
《ヴァンパイア・ソーサラー》のような効果を見ると《星邪の神喰》を即座に思い出してしまう私は病気か何かでしょうか。
 
 
星邪の神喰
永続魔法
自分の墓地のモンスター1体のみがゲームから除外された場合、除外されたそのモンスターと異なる属性のモンスター1体をデッキから墓地へ送る事ができる。
「星邪の神喰」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 
 
《馬頭鬼》あたりが落とせますがいまいちな感じかもしれません。
墓地起動効果を活かすのであれば《スキルドレイン》を張る邪魔をしなさそうではありますが。
 
 
もっとも、スキドレと相性のよいヴァンパイアばかりでもなくなってきてしまったご様子。
 
 
シャドウ・ヴァンパイア
効果モンスター
星5/闇属性/アンデット族/攻2000/守 0
このカードが召喚に成功した時、手札・デッキから「シャドウ・ヴァンパイア」以外の「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚に成功した場合、このターンそのモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。
また、このカードをエクシーズ召喚の素材とする場合、闇属性モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。
 
 
相手を殴りに行くなら《ヴァンパイア・ロード》より《カース・オブ・ヴァンパイア》のほうがよいのかもですね。
もちろん《ヴァンパイア帝国》がある場合には話が違ってきますが。
しかし最後の一文のせいか《ガーベージ・ロード》が頭をよぎってしまい私の中ではもうすっかりハートがアースな気分です。
 
 
No.53 偽骸神 Heart-eartH
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/悪魔族/攻 100/守 100
レベル5モンスター×3
1ターンに1度、このカードが攻撃対象に選択された時、このカードの攻撃力はエンドフェイズ時までその攻撃モンスターの元々の攻撃力分アップする。
フィールド上のこのカードが破壊される場合、代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
エクシーズ素材の無いこのカードがカードの効果によって破壊された時、墓地のこのカードをエクシーズ素材として、エクストラデッキから「No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon」1体をエクシーズ召喚扱いとして特殊召喚する。
 
 
《ガーベージ・ロード》くらいならヴァンパイアに突っ込んでみても面白そうですね。ブラムが出せないにしてもアドレウスやシャークフォートレスくらいなら出して困るところではありませんし。
さっきはスルーした専用フィールド魔法も光ります。
 
 
ヴァンパイア帝国
フィールド魔法
フィールド上のアンデット族モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ500ポイントアップする。
また、1ターンに1度、相手のデッキからカードが墓地へ送られた時、自分の手札・デッキから「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスター1体を墓地へ送り、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
 
 
破壊が強制効果なので使いにくさも出てくるカードですが、これでハートアースを自壊させられたら楽しそう。
除外をぼちぼち多用するのがそもそもの【アンデット族】なのであり、仮に《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》が特殊召喚できればなかなかの攻撃力になりそうです。
もっとも、相手デッキ破壊効果というのもどこまで狙って発動できるか怪しいところではありますが。《ハーピィの狩場》よりすらも信憑性は低めなのかもしれない。
 
 
むしろ専用サポートの恩恵にあやかりたいがために採用したくなる感じだったり。
 
ヴァンパイア・シフト
通常罠
自分のフィールドカードゾーンにカードが存在せず、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターがアンデット族モンスターのみの場合に発動できる。
デッキから「ヴァンパイア帝国」1枚を選んで発動する。
その後、自分の墓地から「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスター1体を選んで表側守備表示で特殊召喚できる。
「ヴァンパイア・シフト」は1ターンに1枚しか発動できない。
 
リビングデッドの呼び声》が3枚積める時代に何を……という声も聞こえてきそうではありますが。
《ピンポイント・ガード》的な扱いではあるのかもしれません。
 
 
ところで新規のヴァンパイアにはもう1枚。
 
 
ヴァンパイア・グレイス
効果モンスター
星6/闇属性/アンデット族/攻2000/守1200
このカードが墓地に存在し、アンデット族モンスターの効果によって自分フィールド上にレベル5以上のアンデット族モンスターが特殊召喚された時、2000ライフポイントを払って発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
「ヴァンパイア・グレイス」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、1ターンに1度、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
相手は宣言された種類のカード1枚をデッキから墓地へ送る。
 
 
なぜかレベル6なグレイスさん。
《星邪の神喰》を先ほど引き合いに出したのは《レベル・スティーラー》を安定して墓地に置いておければこのカードもエクシーズに参加させやすいかなと思ったがゆえでしたが、残念ながらヴァンパイア一式もスティーラーもともども闇属性。
《馬頭鬼》以外にも何枚か闇属性以外の墓地除外起動効果を採用できれば動けそうではありますがそれにしても時間がかかりすぎますでしょうか。
《ADチェンジャー》あたり入れて何になる……?という話ではありますが。《アマリリース》のほうがまだいいかも。
 
 
ただしグレイスのライフコストは2000と馬鹿にならず、このページで先に取り扱った《ガーベージ・ロード》との共存はまずもって不可能と思われます。
まああまり妙なことはしないにこしたことはないってことですかねえ(
 
 
ヴァンパイアは単純にエーデルリッターさんが鬼のように強いので、普通に組んでも案外と楽しめそうではあります。
 
 
紅貴士―ヴァンパイア・ブラム
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/アンデット族/攻2500/守 0
アンデット族レベル5モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手の墓地のモンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。
「紅貴士-ヴァンパイア・ブラム」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
この効果で特殊召喚に成功した場合、このターンそのモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。
また、フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、次のターンのスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚する。
 
 
《茫漠の死者》あたりも混ぜ込みつつ狙っていきたいところ。
 
ただし気をつけなければならないのは、特殊召喚が守備表示固定であること。
特殊召喚されたモンスターはそのターン中に表示形式の変更ができないという点を忘れてはならないわけです。
ある意味では《異次元エスパースター・ロビン》にも通ずる弱点でしょうか、要するに守備が弱い。
……《ガムシャラ》でも使ってみますか?(
 
 
 
そんなこんなでヴァンパイア考察でした。既存の【アンデット族】デッキとうまいこと折り合いをつけつつ新規を受け容れられるとデッキが組みやすいのかもしれません。
私の現在使っている【アンワエクシーズ】にはどうにも入らなさそうですが、今回書いているうちにハートアースなノリになりつつあるのは事実だったり。
 
 
それにしても随所でレミリア絡みの歓喜の声が聞こえますね。私もスリーブ用意しておこうかしらん、とか。