悠久フィロソフィー

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催眠術

考察対象:催眠術


催眠術 通常魔法
次の相手ターン、相手はモンスターの表示形式を変更する事ができない。


かなり昔に登場した通常魔法。
相手プレイヤーを対象に、表示形式の変更を封じる。

表示形式の変更ができないので、普通の表示変更に加えて反転召喚も封じる。
ただし言ってしまえばそれだけの効果である。

表示形式を操作するには『レベル制限B地区』『レベル制限A地区』『最終突撃命令』といったカードも存在しているため、このカードが有用に働く場面はかなり少ない。
利点は、せいぜいが、反転召喚を封印できるということくらいだろうか。
しかし『重力の斧―グラール』の存在を忘れてはいけない。

効果が続くのも1ターンのみ。
結果的に、拘束能力が働くのは驚くほど局地的。

プレイヤーを対象にするカード。
よって『精霊の鏡』が使える。
だから何だという話ではあるが。

催眠術。
もしも今登場したら、十中八九サイキック族に関連があるものだろう。

相手モンスターが眠っているために、表示形式の変更ができないのだろうか。
しかし攻撃も効果の発動もできるというのは何か間違っている気がする。
もしこのカードが1ターンのみでも攻撃や効果を封じることができていたらと思うとおぞましい。

イラストには揺れる振り子のみ。
実にベタな『催眠術』である。

ちなみに現代医学では普通『催眠』と呼び、『術』はつけないんだとか。
どうにも『魔術』『奇術』と勘違いされやすいためだとか。
『催眠』は心理学の『技術』なんだとか。