悠久フィロソフィー

今ここから 改めますか

螺旋式×炎舞×星に願いを

なんだかやたらと久々なカード考察ですね……
ここ1ヶ月の間に新弾の情報やらいろいろありますが、それらに一切構わずに自分の興味について少々(ぇ
 
 
ゼンマイシャーク
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1500/守1300
自分フィールド上に「ゼンマイ」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚された時、このカードを手札から特殊召喚できる。
また、1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードのレベルをエンドフェイズ時まで1つ上げる。
●このカードのレベルをエンドフェイズ時まで1つ下げる。
 
 
前回改訂により大打撃を受けそのまま放置していた【魚ゼンマイ】をなんとかせにゃあならんと思い、【ゼンマイ】について考えていました。
《ゼンマイシャーク》が制限になった時点で魚属性サポートと組み合わせることはどうにも無謀。
魚族モンスター自体には次のDPでなかなかおもしろそうなカードが来るようですけどね……《ダブルフィン・シャーク》と《フィッシュボーグ―アーチャー》でトリシュが出てくる未来が見えました。
 
 
そういうわけで一度純粋な【ゼンマイ】にしてみようと立ち戻ってみることに。
面白そうなのはこちら。
 
 
螺旋式発条
通常罠
自分フィールド上の攻撃力1500以上の「ゼンマイ」と名のついたモンスター1体をリリースして発動する。
手札から「ゼンマイ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
その後、この効果で特殊召喚したモンスターと同じ攻撃力を持つ「ゼンマイ」と名のついたモンスター1体をデッキから特殊召喚できる。
 
余談ですがカード名になかなかセンスを感じます。
 
 
いかにもギミックやってる感じがして私好みな1枚といえそうですが、どうにも使いにくさが先行する様子。
デッキから出せるとはいえ同じ攻撃力を要求してくるのは意外に揃えにくいところがあります。
 
 
この判定はフィールドに出てからの数値を基準にするので、攻撃力を変更されるとうまく発動できないという欠点があります。
逆を言えば、フィールドに出てから攻撃力を揃えることで、カードに書いてある数値以外の範囲から対象を引っ張ってこれたりするわけです。
 
 
【ゼンマイ】を見ていると多いのが、おそらくは《ゼンマイマニュファクチャ》を使いまわすために使われるのであろう《ゼンマイラビット》と、そのサーチカードとしての《炎舞―「天キ」》。
 
 
ゼンマイラビット
効果モンスター
星3/地属性/獣戦士族/攻1400/守 600
自分フィールド上の「ゼンマイ」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを次の自分のスタンバイフェイズ時までゲームから除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
また、この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。
 
炎舞―「天キ」
永続魔法
このカードの発動時に、デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、自分フィールド上の獣戦士族モンスターの攻撃力は100ポイントアップする。
「炎舞-「天キ」」は1ターンに1枚しか発動できない。
 
 
天キを発動したまま《螺旋式発条》で《ゼンマイラビット》を特殊召喚すれば、攻撃力は1500となり、デッキから《ゼンマイシャーク》を呼び出すことが可能となります。
 
 
まあだからどうしたって話ではあるのですけどね!
《ゼンマイシャーク》なんて《ゼンマイマジシャン》召喚に合わせて特殊召喚効果を使いたいようなモンスターでありようするにマニュファクチャで握っておきたい類いのカードではあるわけですし……
もちろん、その他に「炎舞」が発動していればそれだけ《ゼンマイラビット》の攻撃力も上昇し、《ゼンマイソルジャー》あたりまで届き得るものではありますが。
 
 
とりあえず攻撃力操作で狙った数値を出せると楽しそうではありますね。
《螺旋式発条》が一連の処理だと《ブラック・ガーデン》が使えなさそうなのが難点。
 
 
普通に使うことを考えるなら、やはり攻撃力600で共通なネズミ→マジシャンが一番ぐるぐるできそうですね。
 
ゼンマイネズミ
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻 600/守 600
自分のメインフェイズ時に発動できる。
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードを表側守備表示に変更し、自分の墓地の「ゼンマイ」と名のついたモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。
 
ゼンマイマジシャン
効果モンスター
星4/炎属性/魔法使い族/攻 600/守1800
「ゼンマイマジシャン」以外の「ゼンマイ」と名のついたモンスターの効果が発動した場合、自分のデッキから「ゼンマイ」と名のついたレベル4以下のモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。
 
 
シャークを踏み台にせっかく緩和されたのですから有効に積みましょう。
 
 
螺旋式発動→マジシャンorネズミを手札から→もう一方をデッキから。
墓地に1体でもゼンマイモンスターがいればネズミで蘇生→マジシャン効果でリクルート、と一気に4体の展開。
ネズミをもう1体追加できれば《フォトン・バタフライ・アサシン》で起こしてまた発動して……と夢が広がります。
 
 
さて、「攻撃力が共通」というとファンデッカーなら例のカードを思い出さずにはおられません。
 
星に願いを
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターと同じ攻撃力または同じ守備力を持つ自分フィールド上のモンスターのレベルは、エンドフェイズ時まで選択したモンスターと同じになる。
 
 
《螺旋式発条》を発動している時点ですでに条件は満たしているのですが、個人的にこのカードは3体以上に影響させていきたいと考えています。
無理なく組みこめそうなのはこのあたり。
 
 
《ゼンマイウォリアー》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1200/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「ゼンマイ」と名のついたモンスター1体を選択して発動する事ができる。
エンドフェイズ時まで選択したモンスター1体のレベルを1つ上げ、攻撃力を600ポイントアップする。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。
 
《ゼンマイマジシャン》と守備力が共通しており、またその《ゼンマイマジシャン》のレベルを上げてやることもできるため相性は非常に良好。
《螺旋式発条》の発動条件も満たせるほか《M-X.セイバー インヴォーカー》でも呼ぶことができるあたり、文句無し。
 
 
守備力1800ラインで探してみると、他に【ゼンマイ】テーマで使えそうなモンスターにはこんなのがいました。
 
 
森の番人 グリーン・バブーン
効果モンスター
星7/地属性/獣族/攻2600/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する獣族モンスターがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、 1000ライフポイントを払って発動できる。
このカードを手札または墓地から特殊召喚する。
 
 
獣族がそこそこ多めな【ゼンマイ】カテゴリですが、ちょっと厳しいか……?
獣族を追加して考えるなら《極星獣 タングニョースト》→《極星獣 グルファクシ》で出せる《スクラップ・デスデーモン》も同じく守備1800ラインだったりします。
ここまで来ると《アポピスの化身》でも使ってれば?という感じですが。
 
 
ひとまず極星ギミックを突っ込んだ段階で考察を放棄してしまいました。なんとなくワンパターンになってしまいそうで。
今後はもう1枚使えそうなカードを活かした方向を考えていきたいと思います。
 
 
甲虫装機 ダンセル
効果モンスター
星3/闇属性/昆虫族/攻1000/守1800
1ターンに1度、自分の手札・墓地から「甲虫装機」と名のついたモンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードに装備された装備カードが自分の墓地へ送られた場合、デッキから「甲虫装機 ダンセル」以外の「甲虫装機」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、装備モンスターのレベルは3つ上がる。
 
 
……長くなりそうだ(苦笑)