悠久フィロソフィー

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カウンター・カウンター

考察対象:カウンター・カウンター


カウンター・カウンター カウンター罠
カウンター罠カードの発動を無効にし、それを破壊する。


カウンター罠をカウンターするカウンター罠カード、カウンター・カウンター。
ある意味ではもっともカウンターらしいカウンター罠

カウンター罠に対象を絞ったカード。
カウンター罠限定だが、『盗賊の七つ道具』『王家の呪い』などと似たような運用ができる。

カウンター罠にはコストがつくものが多い。
『神の宣告』『魔宮の賄賂』などは、それらを無効化させるために使うカウンター罠で自分もある程度ハンデを負うことになりやすい。
その点、このカードはノーコストのカウンター罠カード。
上記の二枚のように弊害も大きいカウンター罠カードをカウンターして無効化できたならば、有利になるかもしれない。

しかし当然ながらカウンター罠がそう頻繁に使われるかというとそれも首肯しにくい。
このカードを入れておいたところで、適用できるカードの範囲はかなり狭い。
その点先述の『王家の呪い』はノーコストにしてカウンター対象がわずかに多く、『盗賊の七つ道具』はコストがあるものの対象がかなり広がる。
自然、このカードの優先順位は下がる。
そもそも罠を警戒するのならば『王宮のお触れ』で事足りるといえば事足りる。

それでも、『王家の呪い』で破壊できずこのカードで破壊できるカードはある。
『盗賊の七つ道具』の1000ポイントというコストが大きいということもある。
『王宮のお触れ』を使って自分の罠が腐ってしまうようなことすら、ある。
このカードの立場が完全になくなったというわけではない。
……はず。
そう思いたい。

最近はパーミッションデッキ以外にもカウンター罠、主に『神の宣告』を投入するデッキがかなり増えてきているため、入れておいて活躍の場がないとも言い切れない。

カウンター・カウンター。
カード名は効果を表す。

実に単純なイラスト。
カウンター罠カードのロゴ的矢印に効果線が入っただけ。

私はこれと全く同じ効果のカードを考えたことがある。
恐らくオリカを作ったことがある人なら、『王宮の陥落』『アーマーブレイク』あたりで同じようなことを考えたものだろう。
ちなみに私が考えていたカード名は『クロスカウンター・トラップ』だった。
遊戯王Rで遊戯にパクられた。

しかしこの考察、『カウンター』と何回書けば気が済むんだろうか?