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「遊戯王ADS 新たなる小ネタ集」解説

先日アップロードしました動画の解説&裏話です。
 
 
 
 
↑動画はリンクからどうぞ。(要ニコ動アカウント
 
 
 

○動画概要・制作背景について

 
《大逆転クイズ》を使ったワンキルを10個集めました。
(よく見るとワンキルじゃないのもありますが)
 
大逆転クイズ
通常魔法
自分の手札とフィールド上のカードを全て墓地に送る。
自分のデッキの一番上にあるカードの種類(魔法・罠・モンスター)を当てる。
当てた場合、相手と自分のライフポイントを入れ替える。
 
本来、Wikiなどに書かれている【大逆転クイズ】というデッキは、《検閲》《光の護封壁》ならびに戦闘ダメージによって自分のライフを減らし、《大逆転クイズ》の発動に《黒いペンダント》や《ヴォルカニック・バックショット》を巻き込んで反転後のバーンダメージにて決着する、という形が主流です。
しかし、ADSコンボムービーをアップしていらっしゃる方々の動画を見ているうち、必ずしもこの限りではないということが判明してきました。すなわち、「逆転後に展開して削りに行く」という考え方です。
 
 
私も以前一度【緑一色】型の【大逆転クイズ】を使っていた身です。その時と比べて今は圧倒的にカードプールが増加し、墓地から発動する動きなどは非常に容易になっていました。
 
 
 

○動画概要・コンセプトについて

 
今回自分に課したルール・こだわりのようなものがいくつかあります。
 
 
1.できるだけ新しいカードを使う
 
大した理由も無いのですが、そのほうがまあ見ていて目新しいかなと。
最近のものを使わないと先人(動画に限らず)と被るのでは、という可能性を考慮した節はあるかもしれません。
「新しい」の定義は曖昧ですが、LVALやサイバーストラク以降くらいのものを各々1枚は使いたいなと思っていました。
 
 
2.可能な限り自分のライフが多い状態からスタート
 
ちょっとした挑戦のようなものです。
そのため、「いかにして自分のライフを削るか」ということも内容のポイントの1つでした。
逆転するためにはまず追い込まれている必要があり、しかしそのために都合よくライフを微妙に残しながら殴ってもらうというのもなー、という。まあどっちみちシャッフル切ってあるので同じことではあったのかもしれませんが。
ともかく、出来る限り「自分のライフが8000ある状態」から「大逆転クイズで勝利」というものを目指しました。
 
 
3.同じ手段をなるべく使わない
 
決め手が毎回同じカードでは面白くないわけで、特に10個もあるうちの5個くらいで《風魔手裏剣》エンド、とかだとなんかなーってなるわけです。
というか私が単に、引導火力としてしか使われることのない《風魔手裏剣》があんまり好きじゃないというのはあります。《黒いペンダント》は普通に誰にでも装備できるのでまあよいみたいなとこはあるんですが。
 
 
 
4.制限カードに依存しない
 
これは今後コンボ動画を作ることがあっても共通されることと思われます。
特に今回《光の護封壁》《神の宣告》は使わないように心がけました。まあ《闇の誘惑》なり《ヒーローアライブ》なり「征竜」なり使ってるんですけどね……サーチや代用が効くならええかなと(
 
 
 
5.特定カードを使用しない
 
前項の《神の宣告》《光の護封壁》はともかく、《ソウルチャージ》だけは絶対に使うまいと心に決めました。
「自分のライフを削りつつ」「展開する」ことに関してあれほどチートじみたものもありません。おそらく今後も使うことは無いでしょう。個人的禁止カードです。
 
 
6.《大逆転クイズ》に依存しない
 
最悪逆転引かなくてもビートで勝てるようなデッキを目指しました。
これも私の悪癖といいますか、いつもそうなってしまうのだから仕方ない。エクゾを組んで殴りに行かなかったことが無いです。
 
 
 

○動画概要・コンボのポイントについて

 
《大逆転クイズ》を使ったルートを考えるにあたり、以下の点が重要となります。
 
1.逆転前に自分のライフを減らす手段
2.デッキトップを固定する手段
3.逆転後に相手のライフを減らす手段
 
この3点を意識しながら考えていました。先の「同じ手段を使わない」とは、これら3点の中身それぞれがなるべくコンボごとに違うものになるように、という意味合いになります。
解説でもこれらをそれぞれ示しながら進めたいと思います。
 
 
 

○コンボ解説の前に

 
その他、《大逆転クイズ》を使う際の注意点をあらかじめ記しておきます。
 
 
□手札・場の両方からコストとして墓地へ送らなければならない
 
手札に《大逆転クイズ》1枚しかなかったり、場がガラ空きだったりすると発動できません。
また、場に「墓地へ行かない」カードが1枚でもあると発動しません。例えば、自身効果で特殊召喚した《バトルフェーダー》や《ゾンビキャリア》、場とPゾーンとを問わずペンデュラムモンスター全般が該当します。またトークンがいても発動できません
 
「コストとして捨てる」わけではないので《水精鱗―アビスグンデ》などは使用できません(「手札から墓地へ送られた」トリガーの《ジェムナイト・オブシディア》などは使用できます)。
 
 
□逆転後のシャッフルについて
 
今回撮影に当たりシャッフルを止めているためわかりにくいのですが、《大逆転クイズ》発動後にはデッキのシャッフルが挟まります。
《大逆転クイズ》発動後にドローする場面があるのですが、その際にドローするものは不確定的なものとなるので注意が必要です(一応、今回は何を引いても大丈夫なようになってはいますが)。
 
 
 

○コンボ解説&制作裏話

 
前置きが長くなりましたが、1つ1つ順を追って解説させていただきます。
 
 
 

1:【わんにゃんガーデンクイズ】

自分ダメージソース:特に無し
トップ固定手段:《マジキャット》
相手ダメージソース:《風魔手裏剣》
 
【解説】
《ブラック・ガーデン》で《ヴァイロン・キューブ》を使い回して《風魔手裏剣》を集め、クイズの際に巻き込みます。
《マジキャット》を《強化蘇生》すると、《ヴァイロン・キューブ》と合わせて「光属性・魔法使い族」のシンクロモンスターである《エクスプローシブ・マジシャン》がシンクロ召喚でき、素材の2体の効果を同時に使用できます。
また、《マジドッグ》+《ヴァイロン・キューブ》=《アーカナイト・マジシャン》を前段階に経由しておくことで《風魔手裏剣》のサーチ枚数を増やしています。
 
【補足】
ライフが既に700以下であれば、《マジドッグ》のくだりは省いても可能です。
《アーカナイト・マジシャン》は攻撃力の調整が効くので、適当に攻撃力を減らして自爆特攻することでライフを狙って減らすこともできます。
 
【裏話】
のっけからこだわり捨てまくりです。手裏剣は使うわダメージソースが「殴ってもらうこと」だわ。自分ルールとは何だったのか。特に目新しいカードも1枚も使ってないですし。
逆に、とっつきやすい、オーソドックスな【大逆転クイズ】の一環として、導入にあたり悪くはなかったのかなとも思います(開き直り
先人の方の動画をかなり参考にしています。リスペクトしてます!(輝く笑顔)
 
 
 

2:【魔導ビヨンドクイズ】

自分ダメージソース:(《ヒーローアライブ》)
トップ固定手段:《魔導書整理》
相手ダメージソース:《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ
 
【解説】
トップを確認・操作できる《魔導書整理》を、《グリモの魔導書》によってサーチすることができます。
《大逆転クイズ》にアドバンス召喚した《タン・ツイスター》を巻き込むことで、逆転後の2ドローを行います。さらにその2枚をコストに《魔轟神ソルキウス》を蘇生しています。
さらに《魔導鬼士 ディアール》も蘇生することで《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》をエクシーズ、相手モンスターの攻撃力を0にすることで直接攻撃に匹敵するダメージを与え、それでも足りなければ効果により《No.39 希望皇ホープ》を蘇生することで追撃を行います。
 
【補足】
ライフコスト兼リリース確保orホープのエクシーズ素材確保のために《ヒーローアライブ》を使用しています(尺の都合で動画には映っていませんが)。
ビヨンドの素材にするレベル6モンスターとして《D-HERO ディアボリックガイ》も有用です。全体的に【HERO】要素は案外無視できません。
 
【裏話】
BGMの歌詞で「論より証拠の舌は二層式さ」という部分が流れています。
そのため、「舌(タンツイスター)」と「二層式(ビヨンド→ホープ)」というコンボにしました。
 
 
 

3:【サイバーダイソンクイズ】

自分ダメージソース:《サイバネティック・フュージョン・サポート》
トップ固定手段:《サイバー・ヴァリー》
相手ダメージソース:《CNo.9 天蓋妖星ダイソン・カオス・スフィア》(+《セブン・ソード・ウォリアー》)
 
【解説】
《大逆転クイズ》に《サイバー・ネットワーク》を巻き込むことによって、逆転後の大量展開を狙います。
《RUM-アージェント・カオス・フォース》は自身効果でサルベージすることができます。
《サイバネティック・フュージョン・サポート》のライフコストで大幅にライフを減らすことができます。また、《サイバー・ドラゴン・コア》の効果により《サイバー・ネットワーク》ともどもサーチすることが可能です。
《ヴァイロン・テトラ》を使用して《セブン・ソード・ウォリアー》をシンクロ召喚した場合、バーン効果を即座に発動することができます。
 
【補足】
メインフェイズ1での出来事なので、《ダーク・ダイブ・ボンバー》を使えば《セブン・ソード・ウォリアー》よりも手っ取り早くダメージが通ります。
相手の場の状況によっては《No.33 先史遺産―超兵器マシュ=マック》なんかでもよいかもしれません(都合よくサイバードラゴンが除外されている前提ですが)。
 
【裏話】
10個のなかで最初に考え付いた流れです。この動画を企画するきっかけだったのかもしれません。
その当時はまだ《ダーク・ダイブ・ボンバー》がエラッタ緩和されるなんて思いもしませんでしたが、なんとなく悔しかったので《セブン・ソード・ウォリアー》を使っています。マイナーカードに光あれ。
まあダークダイブのほうがウケは良かったかもですね。
 
 
 

4:【星邪メガロックイズ】

自分ダメージソース:《ラーの翼神竜》
トップ固定手段:《曙光の騎士》
相手ダメージソース:《黒いペンダント》
 
【解説】
《ラーの翼神竜》によってライフを100に固定し、《大逆転クイズ》に《黒いペンダント》を巻き込んで決着させます。
《パワー・ツール・ドラゴン》による《黒いペンダント》サーチを狙っており、召喚権を消費せず☆7シンクロを行うために《極星獣タングニョースト》+《極星獣グルファクシ》を採用しています。
メガロック・ドラゴン》で岩石族モンスター1体のみを除外することで《星邪の神喰》を起動することができます。
 
【補足】
《星邪の神喰》で《ゾンビキャリア》を墓地へ送り蘇生することでもトップを固定できるのですが、手札消費の面では《曙光の騎士》のほうが便利でした。
なお、《ゾンビキャリア》を使用する場合は自爆特攻かラーの生贄にしなければ《大逆転クイズ》が発動できないので注意が必要です。
逆に《ゾンビキャリア》の自爆特攻によりライフを削ることもできます。
 
【裏話1】
歌詞に「顔も知らぬ人を救う私は神か悪魔か」という部分があるので、神を使いました。
 
【裏話2】
当初は《未来への思い》で《ダーク・リペアラー》を含む3体を特殊召喚してラーの生贄にしようとしていたのですが、ラーの召喚成功時には効果を発動できないためトップが確認できませんでした。
ヲーはどこまで行ってもやっぱりヲーでした(ぇ
 
【レシピ】
クイズ要素の無い【星邪メガロック】自体は公開中です。もっとも1年前のものなのでだいぶ今とは変わっていますが……
お気に入りのデッキの1つです。星邪の神喰を発動させながらシンクロもエクシーズも狙えていざとなれば高打点もとれるメガロックは素晴らしいカード。
 
 
 

5:【破壊征竜クイズ】

自分ダメージソース:《破壊竜ガンドラ》
トップ固定手段:《森羅の守神 アルセイ》
相手ダメージソース:《瀑征竜―タイダル》(《嵐征竜―テンペスト》《焔征竜―ブラスター》でも可)
 
【解説】
《破壊竜ガンドラ》の効果により、自分ライフをがっつり削りながら場をこじ開け、ダイレクトアタックが通るようにします。
またガンドラ効果に《エクシーズ・ディメンション・スプラッシュ》を巻き込むことでレベル8モンスターを2体展開し、《森羅の守神 アルセイ》をエクシーズ召喚してトップを固定しています。
 
【補足】
ガンドラの効果は破壊先がいれば1ターンに何度でも使えるため、2回使えばライフ8000の状態からでも征竜によるキル圏内に持ちこめます。
デッキの中身は全てドラゴン族なので《ミンゲイドラゴン》の蘇生が可能です。もっとも、ドラゴン族以外が落ちてしまっても征竜で除外できるのかなーとも最近は思います。
 
【裏話】
レドックス(´・ω・`)
 
 
 

6:【一角暗ブラクイズ】

自分ダメージソース:《溶岩魔神 ラヴァ・ゴーレム》への自爆特攻
トップ固定手段:《ダーク・リペアラー》
相手ダメージソース:《溶岩魔神 ラヴァ・ゴーレム》
 
【解説】
《ダーク・リペアラー》で《溶岩魔神 ラヴァ・ゴーレム》に自爆特攻することでダメージを稼ぎつつトップを確認できます。
ラヴァゴを出すターンは通常召喚が行えないため、《アンブラル・ゴースト》を使うことで特攻ダメージ稼ぎ+リペアラーの特殊召喚をしています。
また《アンブラル・ゴースト》《ダーク・リペアラー》だけではライフが1000以下にならないので、《異次元の一角戦士》で《暗黒界の斥候 スカー》を特殊召喚し、ダメージ増加を図ります。
《溶岩魔神 ラヴァ・ゴーレム》と《アンブラル・ゴースト》と《異次元の一角戦士》は全員デメリット共有です。
 
【補足】
スカーで手札コストを、一角戦士で場のコストを稼いでいます。
スカー等一角戦士の帰還対象は《闇の誘惑》の他にも《暗黒界の門》《カオス・ソルジャー―開闢の使者》などで除外できます。
ライフ減少は、ラヴァゴを守備で出したり特攻要員を選ぶことで案外調整が効きます。
《ダーク・リペアラー》の効果はシンクロ召喚に用いた時にも発動するため、ラヴァゴを守備で出した際にはメイン2でシンクロ召喚してやればトップを確認できます。
 
【補足2】
最近、《アームズ・ホール》もデメリット共有だなーということに気付きました。手裏剣やら黒ペンやら持ってきて巻き込んでもよいのかも。
 
【裏話】
これだけワンキルじゃないです。月の書でかわされます。というかかわされたことがあります。
 
【レシピ】
公開中です。ただしオフで使用した時のものなので【大逆転クイズ】特化ではない、普通のシンクロビートも可能なタイプです。
 
 
 

7:【サムライペンギンクイズ】

自分ダメージソース:《究極・背水の陣》
トップ固定手段:《戦士ラーズ》(or《ラヴァルバル・チェイン》)
相手ダメージソース:《潜航母艦 エアロ・シャーク》
 
【解説】
《大逆転クイズ》にリバースした《小型ペンギン》を巻き込むことによって逆転後の展開を図ります。
《否定ペンギン》の効果は場と墓地とを問わないので、この時一緒に蘇生が可能です。
《究極・背水の陣》で、自分ライフを100にしつつ、《小型ペンギン》のリバースをする《フォトン・バタフライ・アサシン》もしくはトップを固定する《ラヴァルバル・チェイン》をエクシーズできます。
 
【補足】
本来は《レスキューラビット》ではなく《小型ペンギン》をリバースできる《ADチェンジャー》が除外されているはずでした。
動画中でも実は墓地に《ADチェンジャー》が落ちていたのですが、エアロシャークでジャストキルを決めたかったため、《フォトン・バタフライ・アサシン》を使いました。
 
【裏話】
歌詞を非常に意識しています。「のんのんのん」で《否定ペンギン》を出しているほか、「悪くは無いこの気持ち 侍だって西を向く」という歌詞があるために【六武衆】を使っています。
またいざ動画にしてみたら「西を向く」の部分でちょうど《小型ペンギン》がリバースして表を向いていたので感動しました。
 
 
 

8:【sin竜ゲイザークイズ】

 
自分ダメージソース:《スター・ブラスト》
トップ固定手段:《神竜アクアバザル》
相手ダメージソース:《迅雷の騎士 ガイアドラグーン》
 
【解説】
《ギブ&テイク》で《トラゴエディア》を送りつけることにより、《スター・ブラスト》のコスト増加と《迅雷の騎士 ガイアドラグーン》の貫通相手を同時に確保しています。
《伝説の都 アトランティス》発動下では、《海皇の重装兵》→《神竜アクアバザル》と進んで効果を即座に発動できます。
《大逆転クイズ》発動後に《ゲイザー・シャーク》による展開を狙います。
《神竜アクアバザル》はトップ固定後に《ゲイザー・シャーク》の対象になれる素晴らしいカード。
 
【補足】
《神竜アクアバザル》で拾う対象としては、自壊が確定している永続魔法が良いということで、《強欲なカケラ》《水神の護符》を採用しています。
デッキ名に【sin】と入っているのは、《Sin トゥルース・ドラゴン》によってもライフ減少を狙うことができるためです。フィールドが無い時にSinモンスターを特殊召喚してライフを半分にしてもよし。手札から《スター・ブラスト》で4500削ってもよし。
 
【裏話】
《ギブ&テイク》+《トラゴエディア》+《FA-クリスタル・ゼロ・ランサー》+《迅雷の騎士 ガイアドラグーン》のコンボで2600確実に削れることは動画を作っている時に本当に偶然気付きました。
これだから遊戯王はやめらんない。
 
 
 

9:【森羅ギミックイズ】

自分ダメージソース:《トーチ・ゴーレム》への自爆特攻
トップ固定手段:《森羅の霊峰》
相手ダメージソース:《CNo.15 ギミック・パペット―シリアルキラー
 
【解説】
《トーチ・ゴーレム》を特殊召喚し、トーチトークンで自爆特攻を仕掛けることにより6000ダメージを受けられます。
《森羅の霊峰》の効果でトップ操作を行い、《大逆転クイズ》発動後に墓地から《ギミック・パペット―ネクロ・ドール》と《スポーア》を特殊召喚することで《No.15 ギミック・パペット―ジャイアントキラー》をエクシーズします。
ここでも《RUM-アージェント・カオス・フォース》の自己サルベージが役に立ちます。
 
【補足】
トーチトークンが残っていると《大逆転クイズ》が発動できないので注意が必要です。
トーチゴーレム以外に自爆特攻相手がいれば調整が効きますが、ちょっと怖い感じ。
 
【裏話】
オフで勝負した某触手植物デッカーの方から「《大逆転クイズ》?何それ森羅じゃん!」的な発言をいただいたので組みました(真顔)
 
 
 

10:【ペンデュラムクイズ】

自分ダメージソース:《バースト・リバース》やら戦闘ダメージやら
トップ固定手段:《鳳凰神の羽根》
相手ダメージソース:《妖精騎士イングナル》(ガイアドラグーン)+《ライトパルサー・ドラゴン》(+《レベル・スティーラー》)
 
【解説】
「場から墓地へ送られた場合」にペンデュラムモンスターをサーチできる《共振虫》《青竜の召喚士》を《大逆転クイズ》に巻き込むことによって《EMカレイドスコーピオン》《閃光の騎士》をサーチしています。
また《エクリプス・ワイバーン》は手札から墓地へ行っても効果が発動できるため、《オッドアイズ・ペンデュラムドラゴン》をサーチするのに有用です。
《巌征竜―レドックス》で《共振虫》と《エクリプス・ワイバーン》を同時に除外することで《レベル・スティーラー》を落としつつ《オッドアイズ・ペンデュラムドラゴン》を回収しています。
《妖精騎士イングナル》のバウンスはフィールド全体に及ぶため、手札に加えたペンデュラムモンスターをコストに《ライトパルサー・ドラゴン》を特殊召喚できます。
 
【補足】
エクストラにカレイドスコーピオンがあらかじめ鎮座してますが、《共鳴虫》からリクルートして戦闘破壊されています。
ペンデュラムモンスターが場にいると大逆転できません。ご注意ください。
イングナルをガイドラに、またスティーラーを蘇生させることで合計1000ポイント近くダメージ合計が上がるのですが、せっかくジャストキルできるのだしガイドラさっきも使ったし、ということでそのまま殴ってます。
 
【裏話1】
レドックス(`・ω・´)
 
【裏話2】
動画としてのオチをどうしようかなとずっと悩んでおり、4月頭に出そうと考えていた動画がここまで遅くなったのだからせっかくだしペンデュラムも使わないとな、という気持ちもあり、結果としてこのようなごり押しになりました。
必要枚数がべらぼうに多いかなりのご都合主義コンボですが、イングナルの活躍っぷりがなかなかかっこよかったので最後に持ってくるには十分かなと判断しました。実用性はぶっちぎりで皆無です。
 
【裏話3】
大サビ直前の歌詞「1・2・3・4・5・6・7・8」をどう活かしたものかと悩んでいたのですが、アニメで良いシーンがあったので使わせていただきました。
別の案として《CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン》を使うパターンが候補としてあり、この部分で数字に合わせてバリアン七皇の図を出してもよいかなと思っていたのですが、せっかくなのでよりタイムリーなほうを選びました。ノーブルデーモンのコンボがあまりにも地味だったからというのもあります。
 
 
 

○後書き:今更ながら

 
今回シャッフルも止めてあれば相手の妨害も一切無し、現実味が無さ過ぎる動画となってしまいました。
デッキ構築単位で影響してくるワンキルなので実用性を考えることはお門違いではあるのですが、全体的なご都合主義感は否めません。
「コンボ動画」というよりは「架空デュエル」のように見てほしい、というのはそういった意味合いになります。
 
 
つまりこの動画の主な目的は「コンボを参考にすること」というよりは「遊戯王の面白さの一端を見ること」であると思っております。
もちろん大逆転クイズに直接噛まない部分でコンボを使ってもいるので、そういった部分から何か参考にしていただける場所があれば幸いです。
 
 
 


 
 
以上長くなりましたが、こんな感じで動画作ってました、という弁明でした。
にわかには信じられないほどのご好評を賜っており、恐れ多い限りです。
今後もよろしくお願いいたします。