悠久フィロソフィー

今ここから 改めますか

211001改訂雑感

手慰み。

 

■背景

・魔鍾洞、VFDによるプレイ上の問題(よく知らんけど)
・着地点としてのアーゼウス、未来龍皇、VFDの過剰な浸透(諸説)
・デストロイフェニックスガイ登場→跋扈、アナコンダの再起
・コロナ禍、公認大会環境凍結中での改訂(→緩和重点?)
・筆者は対外的な環境で遊戯王をしていない(重要)

 

 

■結果

・禁止:VFD 魔鍾洞
・制限:ガンマ アーゼウス
・準:オヴィラプター レダメ 強貪 抹殺
・解除:ネッシー 炎陣 精神操作 コール

 

 

■個別感想

 

・《真竜皇V・F・D》
ありがたいことにと言うべきか結局使って強いと思ったことも使われてキツいと思ったことも一度も無いまま終わった。他人事感。無限起動で稲荷のリクル先調整のために属性操作していた以外は明確な採用理由を伴って使ったことがなかったのでまあ別に困らないなあと思いつつ、じゃあ9×2の枠で代わりに何を使うことになるのかという話になるとこれもまた少し困るかもしれない。よほど突破力に傾いているかさもなくば癖の強い面々が目立つ中でどこまでも丸く強力であった。らしい。そしてその強さが行動の封印をもたらすものなのでよろしくなかった。らしい。見ての通りあまり興味が無いのでさしたるダメージも無く、恐るべき強敵の一が滅されたとなればひとまず安心しておけば良いような気がする。
「どのデッキからでもポンポン湧いて出てくる」イメージが全くなかった旨の発言をしたところフォロワーの方に解説を賜り得心したということがあったりしました。マジで興味なかったやつやん

 

・《魔鍾洞》
精神が荒んでいる時に本当にこれを軸に使って面白味もへったくれも無いTOD紛いのハメゲーしたいな~~~みたいなことを考える瞬間がありました。ちなみに時計が回ってないフリーな環境でやっても虚無でしかないのでやめたほうが当たり前に賢明です
住んでいる環境のお陰でこちらは本当に一度も遭遇すらしなかった。そんな中に身を置かせてもらっている立場であるにも関わらず一瞬でも使おうとしていた人は恥を知りましょうごめんなさい
なんというかVFDともどもって感じなんですけど遊戯王ってそういう抑止に向かうコントロールの作り方がハンデスの次くらいに下手なのかもしれない

 

・《PSYフレームギア・γ》
テーマとして【PSYフレーム】組んでる人だけが文句を言いましょう。ところで私は【PSYフレーム】が基幹に関わるデッキを3つ持っているのでどこまでも無限に言いたい放題できます。やったね!!!!!!
トーナメントシーンでの動向込みでまあ別にどうでもいいです。
1つは言うて初動のラムダでサーチ入れるデッキあるしな……というのと、もう1つ、そうででもないと【PSYフレーム】のデザイン上ヘイト管理がしきれないという事情が(あくまで個人的には)あります。ヘイトというか偏見というか。初手出会い頭の運ゲーだのなんだの言われるテーマデザインにあってあれだけシャバに出張っていた以上どうしたってご都合カードだったわけですガンマだけが。それが「制限で持たれてるなら仕方ない」という名目を抱えることができるイメージ改変のほうが長く・カジュアルシーンでテーマに携わる者としてはよほど気楽です。
関係無いですがドライバーのことをゴミ呼びするアカウントは見かけ次第でブロ未だに苦手です。そういう風評も今後落ち着いていくと良いんですけどね。あと願わくばもっと安価に

 

・《天霆號アーゼウス》
大前提として私はこのカードが嫌いです。理由はまあ概ねこのカードのことが嫌いな人と同じだろうと思うので察して下さい。なんかこう、乗っかる側のほうがノンジャンルでフリーダムな(ついでに高打点広範囲フリーチェーンの)例を見ているとプトレマイオスとかなんで禁止だったんだっけっていう気持ちになってきますね。これのためにダウナードがやたら高騰するのもナイチンゲールからの一式がフル搭載されてるのもしょーもなーって思ってました。
シビアな星の取り合いよりもゆるっと面白いゲームがしたい層に面白いゲームをさせないためのカードだと思っています。は?
このままリンクロスあたりと同じ感じで行ってほしい。

 

・《魂喰いオヴィラプター
効果の方向性こそ違えどこちらはガンマの逆を行くような感じ。つまり恐竜のあんまりな動きが太くなることをそんなに素直に喜べない。もちろんそれだけ強いと思ってるという裏返しでもあります。まあパンクラが制限なのでっていう感じなんでしょうか
今に始まった話ではありませんがこういう、初動が通常召喚権から始まる感じのどこか地に足のついた遊戯王がどんどんランクを落としていくような状況というのは、個人的には寂しかったり末恐ろしかったりしますが、そのあたりも1つのパラダイムシフトというか、ついてけないほうがそれはそれでよろしくないだけのかもなあみたいな。ついてく気がないなら貴方の信奉する強い召喚権初動の増加を素直に喜んでおけばええやんみたいな。そういう揺らぎの間に落とされます。やられて困るからやだなあというだけの話かもしれない。

 

・《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》
効果のナーフ調整が入った上で2枚になったことを「踏まえて・活かして・綺麗に」使えと言われたらハチャメチャに難しいと思った初秋でした。つまり使わない
ランク10が新規に現れたらその時考えればいいかなくらいでしょうか

 

・《強欲で貪欲な壺》
信条的に苦手な札なので別に構わないんですが、なぜ今……?

 

・《抹殺の指名者》
生息環境的に遠縁な札なので別に構わないんですが、なぜ今……?

 

・《未界域のネッシー
2枚と3枚とでそんなに変わるのじゃろうか、というところからしてピンと来ないあたり触ってないのがわかりますね。とりあえず安いうちに多少買っておけばよかったかしらといういつもの貧乏性。禁止制限ファイルの穴が減ると思えばまあ……
未界域自体は汎用性も威力もあるテーマなので多少考えてみたいと思いつつ総じてお高いのがやっぱりどうしても距離を置いてしまう要因。彼岸がそうなったようにいつか全体的にお求めやすい相場で落ち着くと良いですね。

 

・《転生炎獣の炎陣》
結局ガゼルが制限だからという謂い? 展開性能に偏って粒揃いな転生というテーマなので使いやすい初動が増えると気軽に遊べそうと思いつつ、3枚積むほど転生に固めたデッキを今のところ(自分は)使っていないので実はそこまで(自分には)影響しないかも? 使用感に関わるカードは実際使ってみんことにはですね。いや弱い道理は無いわけですが
属するテーマがテーマなだけあって取り回し利く速攻魔法なのでダークホルスとか考えてみたいかもなあとか

 

・《精神操作》
まあ《大捕り物》みたいなカードがある時代だしなあ、という感じ。リンク黎明期に展開力の怪しいデッキでそこそこ使っていた覚えがありますが同様の使い方が果たして今でも通用するのかどうか。
3枚積めること自体による特有のメリットが何かあるカードではないので、調整のフィーリングに幅が出ましたねくらいに思っておく類いの話かなと。というかそもそもなんで規制されてたんだっけか

 

・《ペンデュラム・コール》
しれっと何かいますね……定期的にトーナメントシーンで名を残すテーマという印象がありましたが気付けばそれもだいぶ下火になっていたか。手札1枚捨ててテーマ内2枚サーチの2:2交換形式もいつの間にかずいぶん増えたもので、その意味では時代のほうが追いついた存在なのかもしれない。ペンデュラムというシステムそのものが外付けのイレギュラー分子につき常にヒヤッヒヤなだけで。
刻剣や黒牙あたりは今でもギミック案で安直に考慮に入ってくる存在なので見過ごさないようにしておきたいところです。使ってないカードはすぐ忘れる。

 

 

たまにはこういうのも。偏った環境でやってると知見も偏るんだなというのが如実に出てきますね。